BSふれあいステージ

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BSふれあいステージ
公開収録が行われていた
みんなの広場ふれあいホール
ジャンル バラエティ番組
製作
制作 NHK
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
BS2の放送時間
放送期間2007年4月2日2008年3月27日
放送時間月〜木曜日18:00〜18:43
放送分43分
BS-hiの放送時間
放送期間2007年4月9日2008年4月3日
放送時間月〜木曜日16:00〜16:43
放送分43分
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BSふれあいステージ』(ビーエス・ふれあいステージ)は、NHKデジタル衛星ハイビジョン衛星第2テレビ並びにNHKワールド・プレミアムにて2007年4月から2008年3月まで1年間放送された公開番組。放送時間は衛星第2テレビでは月〜木の18:00〜18:45、デジタル衛星ハイビジョンでは月〜木の16:00〜16:45(再放送は翌週の同じ曜日の深夜=正式には火曜日から金曜日の1:00〜1:45)。ワールドプレミアムでは月〜木の00:10〜00:53。

2006年度に放送された「シブヤらいぶ館」から発展させた同番組は、毎週月曜日と火曜日にみんなの広場ふれあいホールNHK放送センターの敷地内にあるオープンスタジオ)を会場に収録があり、その模様を1ヶ月程度後に随時上掲2チャンネルで放送するというものであった。2008年からは「ふれあいステージ」というゾーンの枠組みはなくなったが、これらを踏襲した番組が放送されている。

放送していた番組・イベント[編集]

月曜日隔週収録[編集]

演歌いっぽん勝負 (月曜日放送)
ベテラン演歌歌手が登場し、その持ち歌の数々を熱唱する。
司会進行:水前寺清子
お好み寄席 (火曜日放送)
漫才落語漫談講談浪曲などの伝統話芸などを披露する。司会進行:中川緑アナ。コーナーとして毎回「師弟競演」「長講一席」「演芸○題」「花の落語家六人衆」のいずれかが放送される。「師弟競演」は、落語漫談講談などの師承と弟子のインタビューと それぞれが演じる演目が披露される。「長講一席」は、一人の落語・講談・浪曲等の演者を招いて じっくりと放送時間いっぱいに演じてもらい 最後にインタビュー等もある。「演芸○題」は 主に漫談・コントなど 様々な色物の演芸を数組放送(なので「演芸○題」、「○題」はその時の演者の数による)。「花の落語家六人衆」(第1週目の火曜日に放送)では、「お笑いブレインバトル」(2008年9月放送分からは「お好み大喜利」に改題)として「六人衆」(桂竹丸初音家左橋三遊亭笑遊9代目春風亭柏枝(現:8代目春風亭柳橋)立川文都桂小南治(現:3代目桂小南)。以上の6人は2006年4月から2009年3月までのメンバー。)が「名人」のランク(入替制でランクは下から「見習い」、「前座」、「二ツ目」、「真打ち」、「大看板」、「名人」)を目指し、とんちを利かせた答えを出すというもので(大喜利風な物)、最終的に「名人」のランクにいた落語家が落語を一席披露できるという特典がある(独立番組化した2008年4月以降は最終的に「見習い」にいた落語家は番組の最後に特別エクササイズとして罰ゲーム(初回はランニングマシーン2回目以降は。風船割など)をしながら謎掛けをしなければならないというルールが追加され、出題は今回「名人」となった落語家から出されるというものだったが、2008年8月放送分で終了となった。)。スーパーバイザーとして二代目 橘家蔵之助が「お笑いブレインバトル」の手伝い及び「落語エンタメ塾」(後に「大江戸なるほど塾」)を担当(2009年3月はコーナーの放送はなし)。全てのコーナーは、前番組の「シブヤらいぶ館」より引き継いでいる。2008年4月からは「お好み寄席」がそのまま独立した番組タイトルとなって2010年現在も放送している。

火曜日隔週収録[編集]

音楽の楽園 (水曜日放送)
様々なジャンルのアーティストを招待する。前番組「シブヤらいぶ館」の「シングシングシング」(水曜日)と「歌のない音楽会」(木曜日)の枠を統合したものである。
司会進行:滑川和男アナ
爆笑最前線 (木曜日放送)
こちらは『厳選した旬の笑いを、ライヴ感たっぷりにお届けする「笑いの見本市」』と題して、2007年度より新設された若手お笑い芸人をフィーチャーする番組。月〜水とは趣向が大きく異なっている。司会はビビる大木山崎バニラが担当。構成は、名が通った芸人による演目を届ける「特選芸人」。特選を目指す注目若手芸人たちの30秒ネタコーナー「特選への扉」。そして企画コーナーとなっている。番組のウェブサイトのURLwww.nhk.or.jp/saizen-sen/である。末尾をsaizensen/(ハイフンなし) とすると「経済最前線」のURLに誘導されてしまう。

枠解消後[編集]

2008年3月で「ふれあいステージ」としては終了し、同年4月以後、音楽の番組2本は事実上「渋谷らいぶステージ」(引き続き水前寺が進行役)に統合された。但し、J-POPに関しては「ウエンズデー J-POP」が同時期からふれあいホールでの公開生放送となり、そちらで取り上げる機会が増えたため余り「-ふれあいステージ」に出演することはない。

お笑いの番組のうち「お好み寄席」は独立した番組として現在も継続。「爆笑最前線」は「"笑"たいむ(2008・2009)」として1年間放送されたが、こちらは終了し、事実上「お好み寄席」に統合。

そして、2011年のNHK-BSの再編に伴い、ふれあいステージの系譜を踏む公開番組は2011年3月に幕を閉じた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

NHKBS2 月曜日18:00枠
前番組 番組名 次番組
シブヤらいぶ館
演歌一本勝負
BSふれあいステージ
演歌いっぽん勝負
NHKBS2 火曜日18:00枠
シブヤらいぶ館
お好み寄席
BSふれあいステージ
お好み寄席
NHKBS2 水曜日18:00枠
シブヤらいぶ館
シング・シング・シング
BSふれあいステージ
音楽の楽園
NHKBS2 木曜日18:00枠
シブヤらいぶ館
歌のない音楽会
BSふれあいステージ
爆笑最前線