B.l.u.e. Legend of water

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
b.l.u.e. Legend of water
ブルー レジェンドオブウォーター
ジャンル アドベンチャーゲーム
対応機種 PlayStation
ゲームアーカイブスPS3/PlayStation Vita/PSP
開発元 ハドソン
発売元 ハドソン
人数 1人
メディア CD-ROM
発売日 1998年7月9日
テンプレートを表示

b.l.u.e. Legend of water』(ブルー レジェンドオブウォーター)は、1998年7月9日PlayStationで発売された海洋アドベンチャーゲーム

概要[編集]

遺跡に仕掛けられた罠や仕掛けを解き、ストーリーを進めていく。遺跡内の罠や仕掛けはパズル要素が強いものがほとんどで、AIシステム(後述)等を駆使して解いていくことになる。 ストーリーは5章構成。またエンディングはマルチエンディングとなっている。各章のイベントやクルーとの会話をどれだけ消化したかによってエンディングが変化していく。

ストーリー[編集]

主人公「マイア」は、彼女の父親「ハルベルト」が働いている海洋調査基地「ノーザンクロス」にヘリコプターで向かっていた。その基地ではムー大陸の遺跡の発掘を行っていて、彼女はその発掘現場を見学するために向かっているのだった。 彼女には以前から、「自分を呼び続ける声」という不思議な夢をみることがあり、その声は遺跡が発見されてからより強いものになっていた。 ノーザンクロスに到着し、ハルベルトと簡単な挨拶を済ませた後、彼女は早速ダイビングデッキへと向かった。彼女にとってかけがえのないパートナー「ルカ」が待っているためである。

久しぶりにルカと泳ぐマイア。このときまだ彼女は、この探検で自分の秘密が明らかになることなど知る由もなかった。

登場人物[編集]

マイア
- 宮村優子
本作の主人公。好奇心が強く、また元気もある17歳の女性。夏休みを利用してノーザンクロスへとやってきた。肺活量に関しては常人以上のものがあり、普通の人が酸素ボンベを背負わなければ行けないようなところを素潜りで、しかも数分間は継続して潜っていられるほど。
今回の探検で自分の過去、ひいては自分に課せられた運命に向き合うことになる。
ルカ
マイアのパートナーのイルカ。様々な場面でマイアの手助けをする。パートナーであると同時に大切な親友でもある。
ミュー
遺跡から持ち帰ってきたから産まれた水竜。あるイベントからマイアの新しいパートナーを務める。
インプリンティングによってマイアのことを親と思っている。
ハルベルト
遺跡発掘チームのリーダー。マイアの父親であり、また海洋考古学者でもある。45歳。とある悲しい出来事を経験している。
青龍
遺跡発掘チームのクルーの一人。地質天文学者
そっけない態度がやや目立つが、マイアが一人で遺跡に向かったことを知って血相を変えて飛び出すなど、クルーの中では誰よりもマイアのことを心配している。太極拳が日課。
その正体は新国際連合から送り込まれた特務調査官。イリア共和国大統領選挙立候補者の一人であるルオーネの動向を探るため、ルオーネとつながりのあるパスガノンを監視していた。
ダーク
遺跡発掘チームのクルーの一人。ノーザンクロスを設計した工学博士。パスワードロック式のケースを一日で開けることができるなど、機械類に精通している。
グレイブ
遺跡発掘チームのクルーの一人. 古生物学者。巨大な岩に挟まれて身動きが取れなくなり、マイアとルカに助けられたことから知り合いになる。
「がはは」とよく大笑いをする。
小太刀(こだち)
遺跡発掘チームのクルーの一人で、医療担当。ダークが酒を飲むことを「体に悪い」という理由で禁止している。
パスガノン
遺跡発掘チームのクルーの一人。生物学者でもある。ハルベルトとは昔ながらの知り合い。
その正体はIRFの特務工作員。本作の最後のステージとなる異星人の船をIRFに渡すために活動していた。
クリス
新国際連合の女性の教授。言語学者。遺跡調査で発見された文字の解読のためにノーザンクロスへとやってきた。
ハルベルトやグレイブ曰く「数百年に一人の天才」といわれるほどの逸材。苦手としているものは爬虫類

システム[編集]

肺活量メーター
水中で行動できる限界がわかる空気量のメーター。
時間経過および敵の攻撃や罠によるダメージで減少していき、完全になくなるとゲームオーバーになる。
AI
自分の近くにいるパートナーに指示をすることができるシステム。以下の4種類がある。
  • 探索モード
重要物の探索、および発見を行うモード。重要物を発見すると、パートナーは鳴いてマイアに知らせる。
  • 協力モード
パートナーと力を合わせてイベントを解くモード。一人では動かせないほど重いものも、このモードでパートナーと協力すれば動かすことができる。
  • 待機モード
指示をしたその場でパートナーを待機させるモード。
  • 誘導モード
敵や主人公などを誘導することができるモード。

エリア[編集]

  • ノーザンクロス
全章で利用可能。いわゆる基地であり、近海や遺跡等を探索する際の拠点となる。外からはメニューの「BASE」を選ぶことでここへ早く戻れる。逆にノーザンクロスから遺跡等へ移動するには通常は海を泳いでいく必要があるが、海に出るときに地図が現れ指定した場所(ただし既訪の場所に限る)に移動できることがある(この地図が現れるかどうかはデータ作成時に決まり、そのデータでは海に出るときは常に短縮移動ができる)。
登場人物との会話の多くはここで行われ、サポート系アイテムを中心にアイテムが手に入る。
5章では神殿に出発して以降はここに戻れなくなる。
5章以外で通行する地形。ノーザンクロス、遺跡、沈没船の行き来に使う。5章では潜水艇で神殿に行くため海へは出ることができない。
1章で海図を入手するまでは深海のように闇が広がっており移動が困難になる。それでもしばらく行くと先へ進めなくなる。
  • 遺跡
1,2,3章で訪れる場所。仕掛けが多く、先に進むのは容易ではない。章によって攻略する部分が異なり、1章では入口付近、2章では奥、3章では上層を調査する。この順に難易度は上がり、ミスなどでの死亡率も上がる。
1章でとある場所を調べないとベストエンディングにはならなくなるので注意。
  • 沈没船
2,4章で訪れる場所。2度ともパスガノンが絡む。最初はパスガノンに調査を頼まれ、2度目は彼とともに沈没船に行った青龍が戻らないことを理由に出向く。
有人船が沈んだものであるため数体の死体が白骨化して沈んでいる。扉を開錠するために死体を調べる必要があるが、前もって暗証番号を知っていれば省略できる(ただし船長のカギが必要なので船長の死体は調べる必要がある)。
最初に訪れた時は地下で怪物に襲われる。爆弾で倒しその断片を持ち帰りパスガノンに渡せばよい。ただし基地に戻った後断片を渡さずウロウロしているとマイアが自室で寝てしまい、断片が腐敗してパスガノンに見せられなくなる(同時にベストエンディングへの道も閉ざされる)。
  • 神殿
5章で訪れる場所。真実がここにあると意気込んで乗り込むも、真実はここにはなかった。
  • 天翔ける翼
5章で訪れる場所であり、このゲームで最後に探索する場所。空気が存在し、これまでのように空気だまりでエアを補給する必要はなくなる。しかしセーブはできなくなるので注意(しかも構造から探索に結構時間がかかる)。
マイアの出生に関する事実が判明する。

主要アイテム[編集]

  • 石版
キーアイテム。神殿の場所などが記載されている。4枚あり、入手が必須なのは内3枚。残り1枚は入手せず進めることも可能だが、ベストエンディングにはならない。
文字通りキーアイテム。天のカギ、地のカギ、船長のカギなどがある。どれも攻略上必ず行くべき場所の扉を開くので入手する必要がある。沈没船ではカードキーなるものが登場する。
  • 地図
これを入手してメニューでMAPを選ぶと完全な地図が表示されるが、入手前は通った部分のみが表示される。海図のみ例外で、海図入手前は地図が表示できない。
海図はノーザンクロスでグレイブの部屋から失敬する。
遺跡の地図はエリアが変わるごとに新しいものとなり、その度入手しないと地図が表示されない(3章の遺跡や神殿は地図を入手すれば全フロアで地図が表示される)。
沈没船では地図として入手することはないが、船室の図面を調べることで地図をみることができるようになる(図面を離れてもメニューのMAPで完全な地図が見れる)。
小太刀が作る薬。サメ用しびれ薬、しびれ薬の2つがある。前者はサメにしか効果がないが後者は人間にも効果があり、海中でまいてもマイアがダメージを受けない前者に対し後者はしっかりダメージを食らう仕様になっている。どちらもストーリー上必要。
2章の遺跡で手に入る卵。これを孵すとスゴイことが起こる。
  • 長針
時計の長針。遺跡にある大きな時計盤に使用する。
  • 生物断片
沈没船の怪物を爆弾で殺した後に残る断片。
  • 爆弾の起爆スイッチ
沈没船の怪物を殺すために必要な爆弾の起爆スイッチ。部屋を出てすぐに使用しようとすると「ここで使うのは危険」とマイアが言う。
  • 小型爆弾
ダーク手製の爆弾。沈没船に行く途中のコンテナの山を崩すのに使う。
  • 工具
ニッパーとペンチ。沈没船で青龍のいる部屋の前に仕掛けられた爆弾を解除するために必要。
  • ダイビングウェア
マイアがクルーとして正式登録されたときに入手する新しいウェア。従来のウェアより長い時間海に潜っていられる。
  • ジュラルミンケース
沈没船で入手するケース。中身は石像だが、1章でとある場所を調べていないと中身を知ることはできない(ハルベルトが先に持って行ってしまう)。
  • 石像
遺跡の壁にはめ込むための石像。プレイによっては入手できない場合もある。石像の入手可能性と2枚目の石版の入手可能性は等価である(片方だけ入手する、ということはない)。
  • 歯車
遺跡の壁に回る歯車を補うためのもの。調査には関係ないが脱出で必要になる。
  • 水中デジタルカメラ
水中で使用できるデジタルカメラ。ダークからもらい、遺跡で使用する。
  • 腕輪
発信機つきの腕輪。2章で遺跡に閉じ込められた際に青龍が救助に来れたのはこれがあったため。もともとはダークが持っていた(マイアに渡す時に「もしもの時のために持ってた方がいい」と言う)。
  • パネル
神殿で入手する金色のパネル。何に使うかは不明。
  • メダル
天翔ける翼で入手するメダル。金銀の2種類ある。何に使うかは不明。
  • 金属板
天翔ける翼で入手する青い金属板。何に使うかは不明。

外部リンク[編集]