AFCプレジデンツカップ2013
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AFCプレジデンツカップ2013 | |
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大会概要 | |
日程 | 2013年5月6日-9月29日 |
チーム数 | 12 (1連盟) |
開催地数 | 1 |
大会結果 | |
優勝 | バルカン (1回目) |
準優勝 | KRL |
大会統計 | |
試合数 | 25試合 |
ゴール数 |
94点 (1試合平均 3.76点) |
総入場者数 |
49,345人 (1試合平均 1,974人) |
得点王 | ミルラン・ムルザエフ(9点) |
最優秀選手 | アミル・グルバニ |
< 20122014 > |
AFCプレジデンツカップ2013 (AFC President's Cup 2013) は2005年に第一回大会が行われて以来、9回目のAFCプレジデンツカップである。バルカンが初優勝を果たした。
出場クラブ
[編集]AFCは2012年11月に参加協会決定の手順を公表し、最終的な参加国の決定を下した[1]。AFCプレジデンツカップ2012からの参加協会の変更はAFCが以下の条件の適用を認めた場合に行われる。
- AFCプレジデンツカップに元々参加しているクラブはAFCカップ2013への参加が適用される可能性を有する。
- AFCプレジデンツカップに前年度参加していないクラブはAFCプレジデンツカップ2013に参加が適用される可能性を有する。
1つの協会から1チームずつ参加する。
前年度との違いは以下の通り。
- フィリピンのクラブは2013年度よりAFCプレジデンツカップへの参加を認められた[2]。
- タジキスタンのクラブは2013年度よりAFCプレジデンツカップではなく、AFCカップへの参加を認められた[3]。
チーム | 参加資格 | 出場回数 |
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ヒラール・アル・クドゥス | 2011-12 ウェストバンク・プレミアリーグ 優勝 | 1回目(初) |
バルカン | 2012 トルクメニスタン・リーグ 優勝 | 3回目(2012) |
ドルドイ・ビシュケク | 2012 キルギス・リーグ 優勝 | 8回目(2012) |
スリースター・クラブ | 2012-13 マーティアズメモリアルAディヴィジョンリーグ 優勝 | 2回目(2005) |
イェージン | 2012-13 ブータン・ナショナルリーグ 優勝 | 4回目(2012) |
ダッカ・アバハニ | 2012 バングラデシュ・プレミアリーグ 優勝 | 5回目(2011) |
スリランカ陸軍 | 2011-12 スリランカ・チャンピオンズリーグ 2位 | 2回目(2009) |
KRL | 2012 パキスタン・プレミアリーグ 優勝 | 3回目(2012) |
ボーウング・ケット | 2012 Cリーグ 優勝 | 1回目(初) |
グローバル | 2012 ユナイテッド・フットボールリーグ 優勝 | 1回目(初) |
エルチム | 2012 モンゴル・プレミアリーグ 優勝 | 2回目(2012) |
高市台電 | 2012 インターシティフットボールリーグ 優勝 | 6回目(2012) |
- 註
- 2012年3月に、AFCは北マリアナ諸島サッカー協会がAFCプレジデンツカップ参加基準を満たした場合、参加を認めることを明らかにした[4]。
日程
[編集]AFCプレジデンツカップ2013の日程は以下のとおりである[5]。
- グループステージ: 5月2–12日
- 決勝ステージ: 9月23–29日
グループリーグ
[編集]グループリーグの抽選会は2013年3月19日15:00 (UTC+8) にマレーシア・クアラルンプールのAFCハウスにて行われた[6]。参加12チームは4チームずつ3グループに分かれ、ラウンドロビン方式にて3試合を戦う。各グループの開催国はカンボジア、ネパール、フィリピンに決まった。各グループ上位2位のチームが決勝リーグに進出する。
勝ち点は勝利3、引き分け1、敗退0で計算する。勝ち点が同じ場合、以下の順序で順位を決定する[7]。
- 該当国同士の対戦の勝ち点
- 該当国同士の対戦の得失点差
- 該当国同士の対戦の得点差
- グループ内の得失点差
- グループ内の得点差
- 最終節の試合で該当国同士が戦った場合はその場でPK戦を行い順位を決定
- イエローカード、レッドカードの点数の少ない順 (イエローカード1枚につき1点、イエローカード2枚によるレッドカードは3点、直接出されたレッドカード3点、イエローカード1枚の後直接レッドカードが出された場合は4点として計算)
- 抽選
グループA
[編集]チーム | 試 |
勝 |
分 |
敗 |
得 |
失 |
差 |
点 |
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スリースター・クラブ | 3 | 1 | 2 | 0 | 5 | 3 | +2 | 5 |
エルチム | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | −1 | 4 |
高市台電 | 3 | 0 | 3 | 0 | 3 | 3 | 0 | 3 |
ダッカ・アバハニ | 3 | 0 | 2 | 1 | 2 | 3 | −1 | 2 |
グループB
[編集]チーム | 試 |
勝 |
分 |
敗 |
得 |
失 |
差 |
点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ドルドイ・ビシュケク | 3 | 2 | 1 | 0 | 16 | 2 | +14 | 7 |
KRL | 3 | 2 | 1 | 0 | 11 | 1 | +10 | 7 |
グローバル | 3 | 1 | 0 | 2 | 6 | 8 | −2 | 3 |
イェージン | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 22 | −22 | 0 |
2013年5月10日
16:30 |
イェージン | 0 - 9 | ドルドイ・ビシュケク |
---|---|---|
レポート | ムルザエフ 9分, 41分, 50分, 72分, 80分 (pen.) ルスタモフ 30分, 84分 シャムシエフ 54分 カレウティン 62分 |
2013年5月12日
16:30 |
KRL | 8 - 0 | イェージン |
---|---|---|
K.ウラー 4分 (pen.), 71分, 75分, 83分, 90+1分 アビド・ハーン 37分 アッサラーム 44分 S.ウラー 45+1分 |
レポート |
2013年5月12日
19:30 |
グローバル | 1 - 6 | ドルドイ・ビシュケク |
---|---|---|
デ・ムルガ 9分 | レポート | ムルザエフ 14分, 25分 (pen.), 55分, 64分 シャムシエフ 77分 テッテフ 90+3分 |
グループC
[編集]チーム | 試 |
勝 |
分 |
敗 |
得 |
失 |
差 |
点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バルカン | 3 | 3 | 0 | 0 | 10 | 2 | +8 | 9 |
ヒラール・アル・クドゥス | 3 | 2 | 0 | 1 | 13 | 3 | +10 | 6 |
ボーウング・ケット・ラバーフィールド | 3 | 1 | 0 | 2 | 6 | 3 | +3 | 3 |
スリランカ陸軍 | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | 21 | −21 | 0 |
2013年5月8日
13:00 |
スリランカ陸軍 | 0 - 10 | ヒラール・アル・クドゥス |
---|---|---|
レポート | ケットルン 13分 (pen.), 48分 (pen.), 79分 アブーガルクード 35分, 49分 オバイード 66分 ラーフィー 68分, 86分 アブー・ジャザル 90分 アブー・ルワイス 90+2分 |
決勝リーグ
[編集]決勝リーグは集中開催方式で2013年9月23日から9月29日にかけてマレーシアのムラカで行われた(すべての試合がUTC+8にて行われる)[11]。
決勝リーグの組み合わせ抽選会は2013年7月31日15時よりマレーシア・クアラルンプールのAFCハウスにて行われた[12][13]。
参加6チームは3チームずつ2グループに分かれてラウンドロビン方式で2試合を戦う。各グループの1位が決勝に進出する。決勝戦は1試合制で行われ、90分で勝負が決まらない場合延長戦、PK戦が導入される[7]。
- 出場クラブ
グループA
[編集]チーム | 試 |
勝 |
分 |
敗 |
得 |
失 |
差 |
点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バルカン | 2 | 2 | 0 | 0 | 10 | 0 | +10 | 6 |
エルチム | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 5 | −4 | 1 |
スリースター・クラブ | 2 | 0 | 1 | 1 | 1 | 7 | −6 | 1 |
エルチム | 1–1 | スリースター・クラブ |
---|---|---|
バットゥルガ 8分 | レポート | ジカヒ 90+1分 |
グループB
[編集]チーム | 試 |
勝 |
分 |
敗 |
得 |
失 |
差 |
点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
KRL | 2 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | +3 | 6 |
ヒラール・アル・クドゥス | 2 | 1 | 0 | 1 | 3 | 4 | −1 | 3 |
ドルドイ・ビシュケク | 2 | 0 | 0 | 2 | 2 | 4 | −2 | 0 |
ドルドイ・ビシュケク | 0–1 | KRL |
---|---|---|
レポート | ウラー 76分 |
ヒラール・アル・クドゥス | 3–2 | ドルドイ・ビシュケク |
---|---|---|
サーレ 57分 ロマ 85分, 90+3分 |
レポート | オトゥケーエフ 45+2分 ルスタノフ 90+1分 |
KRL | 2 – 0 | ヒラール・アル・クドゥス |
---|---|---|
ウラー 77分 アーディル 90+3分 |
レポート |
決勝
[編集]最終結果
[編集]AFCプレジデンツカップ2013優勝チーム |
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バルカン 初優勝 |
脚注
[編集]- ^ “Decision by Competitions Committee & Executive Committee for AFC Club Competitions” (PDF). AFC. 2013年4月6日閲覧。
- ^ “Green light for Global”. AFC (2013年1月4日). 2013年4月6日閲覧。
- ^ “Maldives to host 2014 AFC Challenge Cup”. AFC (2012年11月28日). 2013年4月6日閲覧。
- ^ “Competitions Committee takes key decisions”. The-AFC.com. Asian Football Confederation (2012年3月22日). 2012年11月29日閲覧。
- ^ “AFC Calendar of Competitions 2013” (PDF). The-AFC.com. Asian Football Confederation. 2012年11月29日閲覧。
- ^ “Dordoi travel to Philippines”. AFC (2013年3月19日). 2013年4月6日閲覧。
- ^ a b “AFC President's Cup 2013 Competition Regulations” (PDF). AFC. 2013年4月6日閲覧。
- ^ “Nepal to host the AFC President's Cup qualifiers”. The Himalayan Times. 2013年4月6日閲覧。
- ^ “Global grouped with 2-time winners in President's Cup”. Global FC. 2013年4月6日閲覧。
- ^ “Boeung Ket in tough President’s Cup draw”. The Phnom Penh Post (2013年3月20日). 2013年4月6日閲覧。
- ^ “Prez cup finals in Malaysia”. Republica (2013年8月24日). 2013年12月12日閲覧。
- ^ “Stage set for President’s Cup draw”. AFC (2013年7月30日). 2013年12月12日閲覧。
- ^ “Central Asian clubs in different groups”. AFC (2013年7月31日). 2013年12月12日閲覧。