IHI原動機
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
 日本〒101-0021 東京都千代田区外神田2-14-5 |
| 設立 | 2003年2月3日 |
| 業種 | 輸送用機器 |
| 法人番号 | 9010001081674 |
| 事業内容 | 原動機の製造販売 |
| 代表者 | 矢矧浩二（代表取締役社長） |
| 資本金 | 30億円 |
| 売上高 | 752億4000万円（2020年03月31日時点）[1] |
| 営業利益 | ▲13億4300万円（2020年03月31日時点）[1] |
| 経常利益 | ▲12億1400万円（2020年03月31日時点）[1] |
| 純利益 | ▲2億9800万円（2020年03月31日時点）[1] |
| 純資産 | 282億1100万円（2020年03月31日時点）[1] |
| 総資産 | 903億7000万円（2020年03月31日時点）[1] |
| 支店舗数 | 6 |
| 主要株主 | IHI 100% |
| 外部リンク | https://www.ihi.co.jp/ips/ |
IHI原動機（アイ・エイチ・アイげんどうき、IHI Power Systems Co., Ltd.）は、東京都千代田区外神田にある舶用・陸用・車両用のディーゼルエンジン・ガスタービン・Z型推進装置などの製造・販売を行うIHIグループの企業である。
旧・新潟鐵工所の原動機部門が前身であり、1919年（大正8年）の新潟鐵工所時代には、日本で初となる舶用ディーゼルエンジンを開発している[2]。
沿革
新潟原動機発足以前の株式会社新潟鐵工所については「新潟鐵工所」を参照
- 2001年（平成13年）11月 - 新潟鐵工所が会社更生法の適用を申請。
- 2003年（平成15年）2月3日 - 新潟鐵工所の原動機事業を承継して新潟原動機株式会社 を設立。
- 2019年（令和元年）7月1日 - IHI本体の航空機転用型ガスタービンを主機とする発電プラント事業を分社化し新潟原動機へ継承。更にIHIの100%子会社であるディーゼルユナイテッドを吸収合併し社名を株式会社IHI原動機へ変更。
取扱製品
ディーゼルエンジンは新潟鐵工所を端緒とする「ニイガタディーゼル」と、ディーゼルユナイテッドの事業である「DU-S.E.M.T.Pielstick」及び「DU-WinGD」ブランドを擁している。なお旧新潟鐵工所もSEMTピルスティクとライセンス契約を結んでいたが、ディーゼルユナイテッドとの合併に伴いDUブランドに統合されている。
ガスタービンエンジンは新潟鐵工所と米国ソーラー社とのライセンス契約に基づく「ニイガタソーラーガスタービン」と、IHI独自開発の「IM270」及びゼネラル・エレクトリックとのライセンス契約に基づく「LMシリーズ」を擁する。なお、ガスタービンエンジンは発電用機関のみの取り扱いとなっている。
舶用エンジン
- 舶用主機関
- 発電用ディーゼルエンジン
- 多目的ディーゼルエンジン
陸用エンジン
- 非常用発電装置
-
- 非常用発電装置ディーゼルエンジン
- 非常用発電装置ガスタービン
- 常用発電装置
-
- 常用発電装置ディーゼルエンジン
- 常用発電装置ガスエンジン
- 常用発電装置ガスタービン
鉄道車両用エンジン
Z型推進装置（Zペラ）
- 舶用 Z型推進装置”Zペラ”
-
- 舶用 Z型推進装置 FPP
- 舶用 Z型推進装置 CPP
その他
- ガイスリンガー継手
- 発電監視装置 EDEN® PLⅢSYSTEM
- 集中監視システム NESTY
- 潤滑油清浄管理装置 ルブクリン
事業所
支店・営業所
- 北海道支店 - 北海道札幌市中央区
- 東北支店 - 宮城県仙台市青葉区
- 新潟支店 - 新潟県新潟市東区
- 名古屋支店 - 愛知県名古屋市中区
- 大阪支店 - 大阪府大阪市中央区
- 九州支店 - 福岡県福岡市中央区
- 焼津営業所 - 静岡県焼津市
- 四国営業所 - 愛媛県今治市
- 長崎営業所 - 長崎県長崎市
生産センター
- 太田工場 - 群馬県太田市
- 新潟内燃機工場[2] - 新潟県新潟市東区
- 新潟ガスタービン工場 - 新潟県北蒲原郡聖籠町（新潟トランシス新潟事業所が同敷地内に所在）
- 新潟鋳造工場[2] - 新潟県新潟市東区
- 相生工場 - 兵庫県相生市（IHI相生事業所内）
関係会社
- ニコ精密機器株式会社 - 新潟県南魚沼市
脚注
関連項目
外部リンク
- 株式会社IHI原動機 - 公式サイト