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言葉狩り

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言葉狩り(ことばがり)とは不当な要求をして特定の言葉を遣わせないようにする事。筒井康隆の作品「無人警察」を巡って1993年に起きた一連の事件の中で扱われ世間に浸透した[1]

概要

何をもって言葉狩りとするかは、差別そのものと同様、用語が使用された場合ごとの関係者の主観に基く部分が大きい。規制が過剰あるいは不適切と考える立場からそのような用語規制を否定的な意味合いで言葉狩りと呼ぶ。「言葉狩り」とされた用語のいくつかは放送禁止用語になっていることもある。また、「イメージが悪い」などの理由で用語を安易にすり替え、問題の根本解決になんら繋がっていないような杜撰な対応に対しても用いられる。

脚注

  1. ^ 吉村和真, 田中聡, 表智之共著、「差別と向き合うマンガたち」、臨川書店、2007.7 ISBN 978-4-653-04013-2

関連項目

外部リンク