ネイビー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。水野白楓 (会話 | 投稿記録) による 2019年2月10日 (日) 00:46個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ネイビー
navy blue
 
16進表記 #1f2f54
RGB (31, 47, 84)
HSV (222°, 63%, 33%)
マンセル値 6PB 1.9/5.4
表示されている色は一例です

ネイビー(Navy、Navy Blue)とは一般的に濃紺(のうこん)を指す。英語の“Navy”は元々「海軍」の意味で使われていたが、イギリス海軍制服の色が濃紺色であったことからこの色を指すようにもなった。

ウェブカラーでは基本16色の1つとして定義されている。ウェブブラウザで“Navy”と指定したときは、16進数表記で #000080 の色が発色される(右図)。

navy (webcolor)
  16進表記 #000080

また、日本工業規格JIS慣用色名では「ネービーブルー」として右図のように定義されている。

ネービーブルーJIS慣用色名
  マンセル値 6PB 2.5/4

日本では古くは紅色紫色の濃いものは禁色であったのに対し、紺色にはその規制がなかったために濃紺が広く用いられた。ただし、植物染料は色が濃いほど手間や経費、労力がかかるため、濃紺は紺屋職人泣かせの色でもあり、特にこれ以上濃く染められない程に染まった濃紺は留紺(とめこん/とまりこん)と称された[1]

一般的に「紺色」「濃紺」といった黒に近い強い青全般を表すことが多い。

近似色

脚注

  1. ^ 内田広由紀『定本 和の色事典』(視覚デザイン研究所、2015年) ISBN 978-4881082034 P241

関連項目