スリット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。BATACHAN (会話 | 投稿記録) による 2018年12月18日 (火) 17:54個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (道路標識に関するスリットの記述追加)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

オーバーコートのセンターベント

スリットSlit)とは、切れ目、隙間のこと。

曲げ等の加工の為や光を取り入れる為、換気や放熱(冷却)のための機械工作や、建築においては構造力学応力を他の部材に伝達しない手段としてスリットを入れる事がある(但し、建築では構造体に使われるものであるのと同様に耐火性能を要求される)[1]

服飾では、スカートなどの裾に動きやすくするなどの目的で入れる切れ目を指す。チャイナドレスの大きなスリットは、ウマに乗りやすくするために設けられたものだが、今では単なる装飾になっている。

光学におけるスリット

をスリットに通して回折などの現象を起こす。

光学スリットとは厳密には違うが、道路標識の一部で逆光対策として、文字部分にスリットを入れ、標識背後から逆光となる太陽光を透過させる事で文字を浮かび上がらせて視認しやすくする物が存在している。

出典

  1. ^ 耐震スリットのアクシス

関連項目