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ダイセーロジスティクス

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ダイセーロジスティクス株式会社
DAISEI LOG co.,ltd
種類 株式会社
略称 ダイセーログ
本社所在地 日本の旗 日本
113-0021
東京都文京区本駒込5-28-7
設立 1975年4月3日
業種 陸運業
法人番号 9010001004503 ウィキデータを編集
事業内容 貨物自動車運送事業
倉庫業
代表者 代表取締役名誉会長 田中 孝一
代表取締役会長 永田 勝志
代表取締役社長 田浦 辰也
資本金 1億円
売上高 120億4,283万円(2021年度)
従業員数 908人(2022年1月1日現在)
外部リンク http://www.daisei-log.com/
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ダイセーロジスティクス株式会社は、東京都文京区本駒込に本社を置き、関東を拠点に活動する物流企業である。

事業内容

  • 食品輸送事業
  • 共同配送事業
  • 3PL(Third Party Logistics)事業
  • アパレル物流事業

沿革

  • 1969年昭和44年)4月 - ダイセーグループ創業[1]
  • 1975年(昭和50年)4月 - 東京ダイセー株式会社(現・ダイセーロジスティクス)設立[1]
  • 1991年平成3年)12月 - ダイセーグループ関東6社を統合し、ダイセーロジスティクス株式会社に社名変更[2]
  • 1999年(平成11年)
  • 2007年(平成19年)9月 - トラステックスホールディングスの孫会社である軽貨急配マーケットサービスを子会社化し、グローバルエアカーゴ株式会社に社名を変更[3][4]
  • 2008年(平成20年)4月 - 丸井倉庫株式会社を吸収合併[1]
  • 2011年(平成23年)
    • 2月 - ネットワーク物流株式会社を設立。
    • 8月 - 阿波急行運輸株式会社を完全子会社化し、事業継承[5]
  • 2013年(平成25年)
    • 1月 - ダイセーハブアンドスポークスを吸収合併。
    • 6月 - 八千代市古河市杉戸町にて太陽光発電・売電事業を開始。

特徴

配送時のトラック・人員・配送物の手配を行う「配車作業」において、AIを導入した。従来は専門の人員が毎日数時間かけて手配を行なっていたが、属人的で非効率との問題があった。AI導入後は、作業時間が従来の6分の1程度に短縮され、非専門家でも配車作業に従事できるようになった[6][7]

倉庫火災

1999年6月5日、保管を依頼されていた埼玉県幸手市大字神扇の倉庫会社施設で火災が発生し、製品に次々引火して爆発して鎮火まで1日以上要している。

茨城県五霞町大阪造船所東京工場は、受託製造するアース製薬の殺虫剤スプレー缶製品を倉庫会社「ダイセーロジスティクス」へ保管依頼し、同社が埼玉県幸手市の倉庫で保管中の1999年6月5日夜に倉庫内で火災が発生している。殺虫剤スプレー缶製品236万本、ポリエチレン製ガス管1万2500本、ペット樹脂996トンを保管しており、スプレー缶や樹脂類が激しく爆発炎上して飛来するなど周囲100メートル以上に被害が及び、幸手市消防本部、地元消防団、久喜地区消防本部、杉戸町消防本部、春日部市消防本部らが消火活動するも鎮火まで35時間を要している。死傷者は発生していないが、消防庁がエアロゾル製品の保管に注意を促す通達を各都道府県へ送付した。

脚注

  1. ^ a b c d グループ沿革|会社案内|ダイセーホールディングス株式会社 | 運送・倉庫事業で世界に羽ばたくダイセーグループ”. ダイセーホールディングス株式会社 | 運送・倉庫事業で世界に羽ばたくダイセーグループ. 2022年1月17日閲覧。
  2. ^ 会社概要|ダイセーロジスティクス株式会社”. www.daisei-log.com. 2022年1月17日閲覧。
  3. ^ 会社情報”. 株式会社グローバルエアカーゴ. 2022年1月17日閲覧。
  4. ^ 軽貨急配/子会社をダイセーロジスティクスグループに譲渡”. LNEWS (2007年8月19日). 2022年1月17日閲覧。
  5. ^ 沿革 – 阿波急行運輸KK”. 2022年1月17日閲覧。
  6. ^ 石角友愛『いまこそ知りたいDX戦略 自社のコアを再定義し、デジタル化する』株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン、2021年4月23日、164-166頁。 
  7. ^ ダイセーログ、「AI配車」本格運用へ 杉戸センターに1月導入 経常利益率5%めざす”. 物流ニッポン (2018年11月18日). 2022年1月17日閲覧。

外部リンク