出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「生きるよろこびを」(いきるよろこびを)は、1971年8月25日に発売されたジャッキー吉川とブルー・コメッツの楽曲である。作詞は橋本淳、作曲は筒美京平による。
「涙の糸」以来8作品ぶり(カバー曲のシングル1作を挟む)となる橋本・筒美コンビによる作品。ブラスを中心としたオーケストラをバックにしての、井上忠夫と三原綱木のデュエットである。“生きるよろこび”として愛する人と共にいられる世界を求め願う心情を前向きに明るく唄っており、1968年にヒットしたヒデとロザンナの「愛の奇跡」に近い路線との指摘もある。
B面は「その時 雲は流れてた」(そのとき くもはながれてた)。A面とは一転して、突然女性に去られた男性の心情を描いた別れの曲だが、やや明るめのマイナーコードのメロディーにのせて、やはり井上と三原のデュエットで唄われている。
レコードジャケットはメンバー5人の集合写真だが、三原を始めメンバーの髪が総じて長くなり、既に短髪系GSの代表格の面影が無くなっている。
※いずれも作詞:橋本淳/作曲・編曲:筒美京平
# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 時間 |
---|
1. | 「生きるよろこびを」 | | | |
2. | 「その時 雲は流れてた」 | | | |
合計時間: | |
---|
|
---|
メンバー |
三原綱木(Guitar & Vocal) - 小田啓義(Organ & Piano)
|
---|
旧メンバー |
ジャッキー吉川(Drums) - 高橋健二(Bass & Vocal) - 井上忠夫(Flute & Sax & Vocal) - ヒロ池ヶ谷(Drums) - 白鳥健二(Bass & Vocal) - 姫神じゅん(Guitar & Vocal) - 山根宮子(Piano & Vocal) - 佐伯芳江(Organ & Vocal) - 金崎タミキ(Bass & Vocal) - 早見タロー(Guitar & Vocal) - 渡辺トオル(Sax & Flute & Vocal) - 上瀧洋之(Vocal) - 平石友実(Bass) - 森本博夫(Guitar) - 中野誠(Keyboard) - 高橋毅(Vocal) - 土井立庭(Guitar) - 岸明樹(Keyboard) - 白川博朋(Bass) - 安田一平(Guitar)
|
---|
シングル | |
---|
アルバム |
グランド・ヒット・パレード (第3集) - クリスマスをエレキ・ギターで(→ブルー・コメッツのクリスマス) - 青い瞳/青い渚 ブルー・コメッツ・オリジナル・ヒット集 - ベスト・ヒット'66 - ブルー・コメッツ・リサイタル - これぞヤング・ビート - ブルー・コメッツ=オリジナル・ヒット第2集 - ヨーロッパのブルー・コメッツ - アメリカのブルー・コメッツ - ベスト・オブ・ブルー・コメッツ - ヤング・ビート・ブルー・コメッツ - ポピュラーヒット25年史 (上巻) - ポピュラーヒット25年史 (下巻) - ベスト・オブ・ブルー・コメッツVol.2 - スター・ダブル・デラックス/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ - G.S.R. - ラヴ・サウンド/ブルー・コメッツ -ブルー・コメッツの素晴らしき音の殿堂 - ブルー・コメッツの素晴らしきオリジナル・サウンド - ディスコ大作戦 - ゴールデン・スター・ワイド・デラックス/ジャッキー吉川とブルー・コメッツ - ジャッキー吉川とブルー・コメッツ・ベスト - THE TALES OF BLUE COMETS PAST MASTERS 1965-1972 - THE TALES OF BLUE COMETS PAST MASTERS BOX 1965-1972 - ブルー・コメッツ フォーエバー - ジャッキー吉川とブルー・コメッツ ゴールデン☆ベスト - ジャッキー吉川とブルー・コメッツ ゴールデン☆ベスト コロムビア・イヤーズ (1966~1972)
|
---|
出演映画 | |
---|
関連項目 | |
---|