コンテンツにスキップ

八坂駅 (東京都)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。やってんなぁ (会話 | 投稿記録) による 2023年3月20日 (月) 17:32個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (正確な情報に修正)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

八坂駅
駅舎(2016年3月)
やさか
Yasaka
ST04 萩山 (1.0 km)
(2.5 km) 武蔵大和 ST06
地図
所在地 東京都東村山市栄町三丁目18番地1号
北緯35度44分42.5秒 東経139度28分2.8秒 / 北緯35.745139度 東経139.467444度 / 35.745139; 139.467444座標: 北緯35度44分42.5秒 東経139度28分2.8秒 / 北緯35.745139度 東経139.467444度 / 35.745139; 139.467444
駅番号 ST05
所属事業者 西武鉄道
所属路線 多摩湖線
キロ程 5.6 km(国分寺起点)
西武新宿から24.7 km
駅構造 高架駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
[利用客数 1]5,327人/日
-2021年-
開業年月日 1942年昭和17年)10月1日
テンプレートを表示
ホーム(2016年3月)
高架駅のため、付近にマンションが建設される前の冬は富士山がよく見えた(2007年1月撮影)。
2018年現在、富士山は階段付近よりわずかに見える程度である。

八坂駅(やさかえき)は、東京都東村山市栄町三丁目にある、西武鉄道多摩湖線である。駅番号はST05

当駅の西約200メートルの地点で国分寺線が交差しているが、国分寺線には駅がなく連絡していない。また、南へ約300メートルの地点には隣の萩山駅で分岐した拝島線の高架橋があり、当駅近くの八坂交差点では同一地点から北に多摩湖線、西に国分寺線、南に拝島線の列車を見ることができる。

歴史

八坂駅は1942年昭和17年)の太平洋戦争の最中に開業した。この時期に駅が設置されたのは陸軍少年通信兵学校と陸軍兵器補給廠小平分廠が沿線に建設されることとなり、軍部から停留所の設置を求められたからである[1]。その後村山・山口貯水池に向かう他の路線がつぎつぎと休止[2]されたが多摩湖線は走り続けた。

  • 1942年昭和17年)10月1日 - 開業。
  • 1996年平成8年) - ホーム8両対応工事完了(萩山方向へホーム延伸)。
  • 2000年(平成12年) - 駅舎改良工事完了。
    • 府中街道の拡張(4車線化)に伴って新駅舎建設、府中街道立体交差の橋の架け替えが行われた。この工事のため駅前の人道橋は解体され、工事完了後に再び架けられた。
    • 単線線路の反対側に新しくホーム(駅舎)を建設したため、一時的に2面1線のような形になっていた。

駅構造

1面1線の単式ホームの盛土上にある高架駅で、駅舎は地上にある(駅舎・ホームは改築前は現在とは線路を挟んで反対側に設けられていた)。エレベーターエスカレータが設置されている。

当駅のすぐ西で線路が東京都道17号所沢府中線府中街道)と立体交差している。

のりば

ホーム 路線 方向 行先
1 ST 多摩湖線 上り 萩山国分寺小平西武新宿方面
下り 多摩湖方面
  • 単式ホームの駅であるが、駅掲示時刻表掲出欄では1番ホームとして扱われている。
  • 2022年3月12日実施のダイヤ改正で、小平・西武新宿方面の定期列車は平日ダイヤの朝に上下1本運転されるのみとなり、臨時列車としてイベント時などで残る不定期列車を除いては原則萩山発着列車と国分寺発着列車のみとなった。このため、上記の列車以外で当駅から小平・西武新宿方面へ向かう場合は、必ず萩山駅での乗り換えを要する。

利用状況

2021年度の1日平均乗降人員は5,327人である[利用客数 1]。西武鉄道全92駅中77位。 近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[3]
年度 1日平均
乗降人員[4]
1日平均
乗車人員[5]
1992年(平成04年) [* 1]3,121
1993年(平成05年) [* 2]3,126
1994年(平成06年) [* 3]2,959
1995年(平成07年) [* 4]2,861
1996年(平成08年) [* 5]2,778
1997年(平成09年) [* 6]2,737
1998年(平成10年) [* 7]2,649
1999年(平成11年) [* 8]1,788
2000年(平成12年) [* 9]2,545
2001年(平成13年) [* 10]2,573
2002年(平成14年) [* 11]2,529
2003年(平成15年) 5,197 [* 12]2,571
2004年(平成16年) 5,231 [* 13]2,589
2005年(平成17年) 5,321 [* 14]2,649
2006年(平成18年) 5,374 [* 15]2,674
2007年(平成19年) 5,411 [* 16]2,710
2008年(平成20年) 5,499 [* 17]2,759
2009年(平成21年) 5,529 [* 18]2,775
2010年(平成22年) 5,288 [* 19]2,660
2011年(平成23年) 5,261
2012年(平成24年) 5,413
2013年(平成25年) 5,496
2014年(平成26年) 5,610
2015年(平成27年) 5,852
2016年(平成28年) 5,809
2017年(平成29年) 5,964
2018年(平成30年) 6,095
2019年(令和元年) 6,171
2020年(令和02年) [利用客数 2]4,816
2021年(令和03年) [利用客数 1]5,327

駅周辺

商店街が久米川駅から当駅まで続いている(約700メートル)。

バス路線

バス停は旧駅舎前にあり、現在の駅前やガード下でバス待ちをする人に向け掲示が出ている

最寄り停留所は、駅前の府中街道にある八坂駅前である。旧駅舎前より移設はされていない。以下の路線が乗り入れ、西武バスにより運行されている。

隣の駅

西武鉄道
ST 多摩湖線
急行(多摩湖線内は各駅に停車)・各駅停車
萩山駅 (ST04) - 八坂駅 (ST05) - (回田信号場) - 武蔵大和駅 (ST06)
当駅と武蔵大和駅の間にある回田信号場は、1.7kmにおよぶ実質的な複線区間となっている。

脚注

  1. ^ 武蔵野鉄道の提出した昭和17年9月4日「停留場設置並びに勾配変更届」に停留所の設置を軍部の要求によりと記されている。 (東大和交通史研究会編『多摩湖鉄道』2010年、50-51頁)
  2. ^ 1944年2月28日西所沢 - 村山間休止。1944年5月10日東村山 - 狭山公園間休止
  3. ^ 東村山市の統計 - 東村山市
  4. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  5. ^ 東京都統計年鑑

出典

東京都統計年鑑
西武鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 駅別乗降人員(2021年度1日平均) - ウェイバックマシン(2022年7月8日アーカイブ分)、2022年8月20日閲覧
  2. ^ 駅別乗降人員(2020年度1日平均) - ウェイバックマシン(2021年9月23日アーカイブ分)、2022年8月20日閲覧

関連項目

外部リンク