仙台駅東西自由通路
表示
仙台駅東西自由通路(せんだいえきとうざいじゆうつうろ、英称 : Sendai Stn. East & West Freepass)は、宮城県仙台市・仙台駅の東西口を結ぶ歩行者用の自由通路である。
概要
仙台駅の西口と東口とを結ぶ連絡通路として、1978年3月に供用を開始した。完成以後、駅舎2階部から在来線のホームを越えて東口に至る、仙台駅を東西に横断する主要ルートとして認知されている。
通路の延長は約120m[1]、幅員は16m。歩行者通行量の増加と通路の老朽化に伴い、2013年より拡幅工事を着工、2016年3月18日完成。改修以前の幅員は6mだった。拡幅工事完了に合わせ、当道両側に多層階[注 1]の商業施設[注 2](エスパル仙台東館)の整備・新改札口(JR線東口改札)の新設が行われ[1]、24時間通行可能となった[2]。
2016年5月13日より6月3日まで、JR東日本仙台支社によって当通路の愛称が募集され、7月1日、「杜の陽だまりガレリア」に決定した[3]。
沿革
- 1978年(昭和53年)3月 - 供用開始。
- 2010年(平成22年)9月7日 - 自由通路の改築に向けて、仙台市とJR東日本が「仙台駅東西自由通路整備に関する確認書」を取り交わす[2]。
- 2012年(平成24年)1月19日 - 仙台市とJR東日本、仙台駅東西自由通路の整備に関する基本協定を締結[2]。
- 2013年(平成25年)3月27日 - 拡幅工事着工[4]。
- 2014年(平成26年)11月18日 - 通路の切り替え(南に迂回)を実施。
- 2016年(平成28年)
- 2018年(平成30年)10月3日 - 東口側にアンパンマン像設置[7][8]。
通行量
その他
- 2015年2月11日から3月11日までの1ヵ月間、「日本東北六県感謝祭」にて寄せられた、台湾からの応援メッセージボード3枚を通路内にて掲示[10]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b 『仙台駅2階東西自由通路拡幅、東口開発及び駅舎改修工事の着手について』(プレスリリース)東日本旅客鉄道 仙台支社、2013年2月21日 。2020年7月10日閲覧。
- ^ a b c “仙台駅周辺地区交通結節機能の強化について”. 仙台市. 2014年10月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月15日閲覧。
- ^ a b 『仙台駅東西自由通路の愛称について』(プレスリリース)東日本旅客鉄道 仙台支社、2016年7月1日 。2020年7月10日閲覧。
- ^ 『仙台駅東西自由通路拡幅・東口駅ビル新築工事起工式の開催について』(プレスリリース)東日本旅客鉄道 仙台支社、2013年3月21日 。2020年7月10日閲覧。
- ^ “<仙台駅>東西自由通路と「東館」オープン”. 河北新報. (2016年3月18日). オリジナルの2016年10月4日時点におけるアーカイブ。
- ^ “JR仙台支社 仙台駅東西通路愛称決定”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年7月8日)
- ^ “仙台駅東口にアンパンマン像 3日の「アンパンマンの日」に合わせ”. 産経新聞. (2018年10月3日)
- ^ “待ち合わせはアンパンマン前! 仙台駅自由通路東口側に像設置”. 河北新報. (2018年10月3日). オリジナルの2019年3月1日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b 仙台駅周辺の大改造(仙台駅前広場再整備・自由通路再整備・帰宅困難者対策) (PDF) アーバンインフラ・テクノロジー推進会議
- ^ “台湾から東北応援 仙台駅にメッセージ掲示”. 河北新報. (2015年2月20日). オリジナルの2015年2月24日時点におけるアーカイブ。