カンザス・ジェイホークス
カンザス・ジェイホークス Kansas Jayhawks | |
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大学 | カンザス大学 |
カンファレンス | ビッグ12カンファレンス |
NCAA | ディビジョンI (FBS) |
体育局長 | トラヴィス・ゴフ[1] |
所在地 | カンザス州ローレンス市 |
チーム数 | 16 |
フットボール場 | ブース・メモリアル・スタジアム |
バスケットボール アリーナ | ホグランド・バルパーク |
野球場 | アレン・フィールドハウス |
その他競技場 | リムロック・ファーム |
マスコット | ジェイホーク |
応援歌 | I'm a Jayhawk |
ウェブサイト | kuathletics |
カンザス・ジェイホークス(英語: Kansas Jayhawks, 略称 : KUまたはカンザス)は、カンザス大学を代表するスポーツ競技チームである。KUはカンザス州でNCAAディビジョンIに属する3校のうちの1校であり、ビッグ12カンファレンスに所属している。これまでに、NCAAディビジョンIで男子バスケットボールが3回、男子クロスカントリーが1回、男子室内・屋外の陸上競技が共に3回、女子屋外陸上競技が1回の、計11回優勝を果たしている。
競技チーム
[編集]カンザス大学では公式に計16 (男子6種目、女子8種目) のスポーツ種目が存在する。また、ラグビー、アイスホッケー、男子バレーボールなどのクラブレベルのスポーツも存在する。かつてはレスリングチームも存在したが、1960年代に廃止された[2]。
男子バスケットボール
[編集]男子バスケットボールチームはカレッジ・バスケットボール界において特に名門校として知られており、最も成功したプログラムの1つである。初代ヘッドコーチはバスケットボールを考案したことで知られるジェームス・ネイスミスなど、これまでに偉大な人物 (選手ではクライド・ラブレット、ウィルト・チェンバレン、ジョ・ジョ・ホワイト、ポール・ピアース、フランク・メイソンなど、偉大なコーチでは全米バスケットボールコーチ協会を設立したフォグ・アレンやカレッジバスケにおいて歴代2番目の勝率を収めるアドルフ・ルップ、他にもラルフ・ミラー、ダッチ・ロンバーグ、ジョン・マクレンドン、ラリー・ブラウン、ディーン・スミス、レイ・ウィリアムス、ビル・セルフなど) を多数輩出している。
同大学は1922年と1923年のシーズンにヘルムズ財団のタイトルを獲得し、1952年、1988年、2008年にはNCAA全米選手権を制覇。また、15回のファイナル・フォーに進出しており、通算2000勝以上を記録する大学の1つである。2005年にストリート&スミスが発表した、史上最も偉大なカレッジバスケットボールチームトップ100のリストで、カンザス大学は4位にランクインしている[3]。
2008年にESPNが発表した「現代のカレッジバスケットボール界で最も権威あるプログラム」では同大学が2位にランクインした[4]。現在、史上最長の連続NCAAトーナメント出場記録 (31回)[5] と最長の連続勝利シーズン記録 (35回) 、ディビジョンI史上最多勝利シーズン (97回) 、無敗シーズン (1回) などを誇る。また、史上最多の勝ち越しシーズン (勝率.500以上を100回) 、ディビジョンI史上最多のカンファレンス・チャンピオン (63回) 、史上最多のレギュラーシーズン連続カンファレンス・チャンピオン (14回) 、ディビジョンI史上最多のオールアメリカン・ファーストチーム (22人) とオールアメリカン・ファーストチーム選出 (29回) を達成している。
男子バスケットボール永久欠番
[編集]男子バスケットボール永久欠番一覧 | |||||||
No. | 選手 | Pos. | 在籍期間 | No. | 選手 | Pos. | 在籍期間 |
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0 | ドリュー・グッデン | F | 2000–02 | 4 | ニック・コリソン | F | 2000–03 |
シェロン・コリンズ 5 | G | 2006–10 | |||||
5 | フレッド・プラール | G | 1936–38 | 7 | トゥステン・アッカーマン 2 | C | 1923–25 |
ハワード・エンガルマン | F | 1939–41 | |||||
8 | チャーリー・T・ブラック 1 2 | G | 1922–24 | 10 | チャールズ・B・ブラック | F | 1942–43, 1946–47 |
カーク・ハインリック | G | 2000–03 | |||||
11 | ジャック・ヴォーン | G | 1994–97 | 12 | ポール・エンダコット 1 2 | G | 1921–23 |
13 | ウィルト・チェンバレン | C | 1957–58 | 14 | ダーネル・ヴァレンタイン | G | 1978–81 |
ウォルト・ウェズリー | C | 1964–66 | |||||
15 | レイ・エバンス | G | 1942–43, 1946–47 | 16 | クライド・ラブレット 3 | C | 1950–52 |
ジョ・ジョ・ホワイト | G | 1966–69 | |||||
バド・ストールワース | F | 1970–72 | |||||
マリオ・チャルマーズ 5 | G | 2006–08 | |||||
22 | マーカス・モリス | F | 2008–11 | 23 | B・H・ボーン 3 | C | 1952–54 |
ウェイン・シミエン | F | 2002–05 | |||||
25 | ダニー・マニング 4 | F | 1985–88 | 26 | ゲイル・ゴードン | G | 1925–27 |
ブランドン・ラッシュ 5 | F | 2005–08 | |||||
32 | ビル・ブリッジーズ | F | 1959–61 | 34 | ポール・ピアース | F | 1995–98 |
36 | アル・ピーターソン | C | 1925–27 | 40 | デイブ・ロビッシュ | F | 1969–71 |
45 | レイフ・ラフレンツ | F | 1994–98 | ||||
コール・オルドリッチ 5 | C | 2007–2010 | |||||
60 | マックス・ファルケンシュティーン | アナウンサー | 1945–2006 |
参照:[6]
女子バスケットボール
[編集]女子バスケットボールチームを結成したのは1968-69シーズンである。1973年から2004年までの31年間、同チームはマリアン・ワシントンがヘッドコーチを務め、チームをBig Eight優勝3回、Big 12優勝1回、カンファレンス・トーナメント優勝6回、NCAAトーナメント出場11回、AIAWトーナメント出場4回という成績に導いた。ポストシーズンでの最高成績は、1998年のスウィートシックスティーン進出である。
フットボール
[編集]KUは1890年にフットボールを開始した。オールアメリカンに2回選ばれ、シカゴ・ベアーズで殿堂入りを果たしたゲイル・セイヤーズ、プロフットボール殿堂入りを果たし、ワシントン・レッドスキンズで第17回スーパーボウルのMVPを獲得したジョン・リギンズ、クリーブランド・ブラウンズでプロフットボールの殿堂入りを果たしたマイク・マコマックなどの選手が在籍していた。その他の著名な出身選手はジョン・ヘイドル、カーティス・マクリントン、デイナ・スタブルフィールド、ボビー・ダグラス、ノーラン・クロムウェル、そして現NFLのコーナーバックアキブ・タリブとクリス・ハリス・ジュニアなどが挙げられる。
同チームは1948年、1969年、2008年のオレンジボウルに3回出場、2008年に優勝している。現在は、1921年にオープンした全米で7番目に古いカレッジフットボール・スタジアムであるメモリアル・スタジアム (収容人数50,071人) で試合を行っている。2014年9月28日にチャーリー・ワイズが解雇された後、クリント・ボーエンが暫定ヘッドコーチに就任。2014年12月5日、デビッド・ビーティが次期ヘッドコーチに就任することが発表された。
脚注
[編集]- ^ “Report: KU to Hire Travis Goff as Athletic Director”. KSNT. Nexstar Media Group. 2022年1月25日閲覧。
- ^ “Once a Jayhawk, always a Jayhawk, Mike Elwell”. KUAthletics.com (2016年). 2022年1月25日閲覧。
- ^ DAResler. “DAResler's Blog”. daresler.net. February 12, 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月25日閲覧。
- ^ “The Prestige: The Top 10” (July 28, 2008). March 17, 2017閲覧。
- ^ “No. 1 seed Kansas earns NCAA-record 28th consecutive tournament appearance”. KUAthletics.com (March 12, 2017). March 12, 2017閲覧。
- ^ “Jayhawks in the Rafters”. KUsports.com. March 17, 2017閲覧。