ハネナガイナゴ
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ハネナガイナゴ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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交尾するハネナガイナゴ(2008年10月)
ハネナガイナゴの3D・VRモデル
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Oxya japonica (Thunberg, 1824) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ハネナガイナゴ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Japanese grasshopper | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
亜種 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ハネナガイナゴ(翅長稲子、学名: Oxya japonica japonica[1])は、バッタ目バッタ科の昆虫。いわゆるイナゴの仲間。
特徴
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コバネイナゴによく似るが、翅の先端が腹端、および後肢腿節端を大きく超える。しかしコバネイナゴの長翅型にも同様の翅長を持つものがあり、同定にはオス交尾器の形状確認を要する[2]。メスにおいては生殖下板に2本の隆起線が見られ[2]、コバネイナゴとの区別が可能である。また、メスの生殖下板後縁、および腹部第3背板の下部後縁には棘状の突起が見られる。
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メスの腹部
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ハネナガイナゴのメス、佐賀平野
分布
日本(本州、四国、九州、種子島、屋久島、奄美大島、沖縄本島、久米島、南大東島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島)、中国、台湾、東南アジア、インド、スリランカ[1]。
近縁種
- タイワンハネナガイナゴ Oxya chinensis
- コバネイナゴ Oxya yezoensis
脚注
参考文献
- 宮武頼夫・加納康嗣編著『検索入門セミ・バッタ』保育社、1992年、51頁。ISBN 4-586-31038-3。
- 市川顕彦 著「日本の鳴く虫一覧:直翅目」、大阪市立自然史博物館・大阪自然史センター編著 編『鳴く虫セレクション : 音に聴く虫の世界』東海大学出版会〈大阪市立自然史博物館叢書〉、2008年、246-321頁。ISBN 978-4-486-01815-5。
- 福田晴夫ほか『昆虫の図鑑 採集と標本の作り方 : 野山の宝石たち』(増補改訂版)南方新社、2009年、132頁。ISBN 978-4-86124-168-0。
- 村井貴史、伊藤ふくお『バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑』日本直翅類学会監修、北海道大学出版会、2011年、389頁。ISBN 978-4-8329-1394-3。