シュコダ33Tr
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シュコダ33Tr シュコダ33Tr SOR | |
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基本情報 | |
製造所 |
シュコダ・エレクトリック SORリブハヴィ(車体) |
製造年 | 2019年 - |
運用開始 | 2019年 |
投入先 | テプリツェ・トロリーバス |
主要諸元 | |
電気方式 |
直流600 V、750 V (架空電車線方式) |
設計最高速度 | 65 km/h |
車両定員 |
着席47人 定員120人 |
全長 | 18,750 mm |
全幅 | 2,550 mm |
全高 | 3,400 mm(集電装置含) |
床面高さ |
340 mm(車内) 330 mm(乗降扉付近) (低床率100 %) |
出力 | 240 kw |
備考 | 主要数値は[1][2][3]に基づく。 |
シュコダ33Tr(Škoda 33Tr)は、チェコのシュコダ・エレクトリックが展開するトロリーバス車両。バスメーカーのSORリブハヴィが製造した車体を用いており、シュコダ33Tr SOR(Škoda 33Tr SOR)と呼ばれる事もある[1][2]。
概要
2000年代以降、シュコダ・トランスポーテーションの子会社であるシュコダ・エレクトリックは、国内外のバスメーカーと契約を結んだ上で、各社が製造した車体を用いたトロリーバスの製造・展開を行っている。そのうちシュコダ33Trは、チェコのバスメーカーであるSORリブハヴィが展開するNS 18と同型の車体を用いた形式である[1][3][4]。
全長18,750 mmの連節バスで、車内は全て床上高さ330 - 340 mmに抑えられた低床構造を有している。電気機器はシュコダ・エレクトリック製のものが用いられており、主要な機器は車両の屋根上に搭載されている。また、顧客の要望に基づき充電池を搭載する事も可能である[1][3]。
2022年現在製造されているのは、チェコ・テプリツェ市内のトロリーバスであるテプリツェ・トロリーバスに在籍する1両である。これは2018年に32Trと共に発注が行われたものであり、試運転を経て2019年10月から営業運転に投入されている[2][3]。
関連項目
- SOR TNS 18 - SORリブハヴィが展開する、NS 18と同型の車体を有する連節式トロリーバス。電気機器はセゲレツ(Cegelec)製のものが用いられる[5]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d “TROLLEYBUS 33 TR”. Škoda. 2022年3月21日閲覧。
- ^ a b c “Teplice představily nový devatenáctimetrový trolejbus”. ZDOPRAVY.CZ (2019年9月3日). 2022年3月21日閲覧。
- ^ a b c d “Škoda 33 Tr – první trolejbus s karoserií SOR NS 18 zamíří do Teplic”. Československý Dopravák (2018年12月2日). 2022年3月21日閲覧。
- ^ Marcin Połom; Bohdan Turżański (2011-4). “Doświadczenia Solaris Bus & Coach w produkcji trolejbusów”. TTS Technika Transportu Szynowego (Instytut Naukowo-Wydawniczy "TTS" Sp. z o.o): 45-46 2022年3月21日閲覧。.
- ^ Erik Buch (2022年1月20日). “SOR / Cegelec battery trolleybuses for Prague’s new network”. Urban Transport Magazine. 2022年3月21日閲覧。