石上寺 (亀山市)
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石上寺 | |
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本堂 | |
所在地 | 三重県亀山市和田町1185 |
位置 | 北緯34度51分30秒 東経136度28分43秒 / 北緯34.85833度 東経136.47861度 |
山号 | 那智山 |
院号 | 松壽院(松寿院) |
宗旨 | 古義真言宗 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 子安延命地蔵菩薩 |
創建年 | 延暦15年(796年) |
開基 | 紀真龍 |
正式名 |
那智山松壽院石上寺 那智山松寿院石上寺 |
札所等 |
伊勢七福神霊場 布袋尊 東海近畿地蔵霊場 第5番 三重四国八十八箇所霊場 第26番 |
法人番号 | 3190005003299 |
石上寺(せきじょうじ)は、三重県亀山市和田町[1]にある、高野山真言宗の仏教寺院。山号は 那智山(なちさん)、院号は 松寿院(しょうじゅいん)。本尊は子安延命地蔵菩薩。
歴史
延暦15年(796年)大和国布留郷(ふるのさと)の住人「紀真龍」(きのまたつ)が、石上神宮の神告により、この地へ那智山熊野権現を勧請し、新熊野三社として祀ったのが、新熊野権現社の起源で、同年8月弘法大師が真龍の元を訪れ、地蔵菩薩を刻み一宇を建立して、那智山石上寺と名付けたのが、当山の始まりとされている。
朱雀天皇(在位931年 - 947年)の勅願寺や、建久6年(1195年)に鎌倉将軍家の祈願所となるなど、名刹で壮大な神廟寺院も、永禄年中(1567年 - 1569年)の頃、織田信長の伊勢進攻の兵火により焼失するが、権現社と地蔵堂は難を免れたという。その後正保元年(1644年)に再興、正徳2年(1712年)に僧是幼が中興して今日に至っている。
文化財
- 三重県指定有形文化財
- 紙本墨書石上寺文書20通(21点)
- 亀山市指定文化財
- 熊野山大権現扁額
上記の文化財は、亀山市歴史博物館に寄託している。
所在地
- 三重県亀山市和田町1185
年中行事
- 4月(第2日曜日) 熊野大祭
- 8月24日 地蔵盆会
- 毎月24日 地蔵菩薩縁日
アクセス
- JR亀山駅 (三重県)より東へ約3.5km
- JR井田川駅より南西へ約1.5 km
- 三重県道28号亀山白山線和田交差点より西へ約0.5km
参考文献
- 滝本昭二『三重四国八十八ヵ所霊場』三重四国八十八ヵ所霊場会、64 - 65項。