地球を七回半まわれ
みんなのうた 地球を七回半まわれ | |
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歌手 |
宍倉正信 杉並児童合唱団 |
作詞者 | 阪田寛夫 |
作曲者 | 越部信義 |
編曲者 | 越部信義 |
映像 |
実写(*1) アニメーション(*2) |
映像制作者 | マキノプロ(*2) |
初放送月 |
1965年10月-11月(*1) 1973年2月-3月(*2) |
再放送月 |
1997年4月-5月(ラジオのみ) 2006年4月-5月(*1) 2016年1月(*2、お楽しみ) 2021年7月(*1、後述) 2022年1月(*1、後述) |
「地球を七回半まわれ」(ちきゅうをななかいはんまわれ)は、日本の歌。作詞:阪田寛夫、作編曲:越部信義、歌:宍倉正信と杉並児童合唱団。
概要
NHKで放送された子供向け歌番組『歌のメリーゴーラウンド』で1965年8月に放送。1965年10月-11月、NHKの『みんなのうた』で放送。その頃から始まったモータリゼーションに因み、車をテーマにしている。またリズムは、当時流行っていたゴーゴーを使用。
タイトルの『七回半』は、光速が秒速300,000km、地球の周囲の長さが40,000kmで300,000÷40,000=7.5である事により、光速度を具体的に表す言葉として、「1秒間に地球を7回半まわる」という言い方がされる場合がある。
開始当初はモノクロ実写版だが、1973年2月-3月にはマキノプロ(牧野圭一主催のアニメプロ)制作によるカラーアニメ版でリメイクされた。
1997年4月-5月ではラジオのみで再放送し、2006年の再放送・2011年4月3日放送の『みんなのうたスペシャル 1960'sセレクション』での再放送・2021年7月の再放送ではモノクロ実写版が使用された。モノクロ実写版の映像は、1番は神奈川県横浜市・こどもの国のゴーカート風景、2番は首都高速道路、3番は富士スバルラインとなっている。一方のカラーリメイク版は「みんなのうた発掘プロジェクト」で映像が提供され、2016年1月に「みんなのうたお楽しみ枠」限定で43年弱振りの再放送された(サイドパネル付き・ニュープリント)。
なお2021年7月放送分は、テレビでは「みんなのうた60周年セレクション」の一環として、『進め!しんじ君』(芹洋子)・『勇気一つを友にして』(山田美也子)と共に放送、放送では『勇気一つ』はフルコーラスだったが、本曲と『しんじ君』は放送時間を縮小、3曲とも視聴者からの思い出のナレーションが添えられた。一方ラジオでは本曲と『勇気一つ』の2本立てで放送、双方ともフルコーラスで放送され、思い出は省かれた。その後2022年1月には本曲と『クマのぬいぐるみ』(吉岡雄介)をフルコーラスで放送した。