益田健太郎

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益田 健太郎
基本情報
本名 益田 健太郎
通称 マッスー、マスケン[1]
階級 バンタム級[1]
身長 165cm[1]
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1983-01-29) 1983年1月29日(41歳)[1]
出身地 鹿児島県[1]
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 36
勝ち 27
KO勝ち 15
敗け 9
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益田 健太郎(ますだ けんたろう、男性、1983年1月29日[1] - )は、日本の元プロボクサー鹿児島県出身[1]。第68代・第70代日本バンタム級王者。新日本木村ボクシングジム所属。

来歴[編集]

極真空手初段、木山仁の指導を仰ぎ、全日本大会高校の部60キロ以下級3位に入る[1]

2006年7月2日、Zepp Sendaiでプロデビュー判定勝利。

2戦目で初の後楽園ホール、しかし阿部博明(ピストン堀口)に判定で敗れる。3戦目も敗れ2連敗。

2007年10月3日、初のKOで連敗ストップ。

2009年11月3日、東日本新人王決勝戦まで進むも、森島勇治(大橋)4回TKO負け。

2011年5月20日、13戦無敗のバンタム級日本ランカー藤原陽介(ドリーム)に判定勝利で日本ランキング入り。

2011年12月7日、ゴールデンチャイルドボクシング100回記念興行で大竹秀典(金子)と対戦し、10回0-3(94-95、93-96、92-96)の判定負けを喫した[2]

2012年3月25日、元フィリピン王者ダンディ東栄(一力)判定勝ち。

2012年7月7日、後楽園ホールで日本バンタム級王者の岩佐亮佑(セレス)と対戦し7回1分49秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗した[3]

2014年4月13日、IMPホールにて大場浩平の返上に伴い日本バンタム級1位の川口裕(グリーンツダ)と日本バンタム級王座決定戦を行い、10回3-0(2者が96-92、96-93)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[4]

2014年8月4日、後楽園ホールで冨山浩之介(ワタナベ)と対戦し、3回1分32秒KO勝ちを収め初防衛に成功した[5]。9月9日、東日本ボクシング協会2014年8月度の月間敢闘賞に選出された[6]

2014年12月8日、後楽園ホールで高橋竜也(ヤマグチ土浦)と対戦し、10回3-0(96-94、2者が97-93)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[7]

2015年2月6日、WBC世界バンタム級14位にランクインした[8]

2015年4月13日、後楽園ホールでWBC世界バンタム級13位の大森将平(ウォズ)と対戦し、3回1分35秒TKO負けを喫し3度目の防衛に失敗、王座から陥落した[9]

2015年9月17日、後楽園ホールで行われた「DANGAN139」で宮坂航(角海老宝石)と54.5kg契約8回戦を行い、8回3-0(78-75、2者が78-74)の判定勝ちを収めた[10]

2015年11月2日、最強後楽園ミリオンマッチバンタム級決勝で坂本英生(フジタ)と対戦し、7回2分47秒TKO勝ちを収め大森将平への挑戦権獲得に成功、最強後楽園の敢闘賞に選出された[11]

2016年3月18日、大森将平の王座返上に伴い田中裕士(畑中)と日本バンタム級王座決定戦を行い、8回1分40秒TKO勝ちを収め王座返り咲きに成功した[12]

2016年6月9日、後楽園ホールで行われた「ダイヤモンドグローブ」で川口裕(グリーンツダ)と対戦し、10回2-1(96-94、96-95、95-96)の判定勝ちを収め初防衛に成功した[13]

2016年12月8日、後楽園ホールで行われた「ダイヤモンドグローブ」で小澤サトシ(真正)と対戦し、2回1分0秒KO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[14]

2017年1月10日、日本バンタム級王座を返上した[15]

2017年4月13日、後楽園ホールにてロメル・オリベロス(比)と対戦し、1回2分35秒TKO勝ちを収めた。

2017年7月30日、住吉区民センターでOPBF東洋太平洋バンタム級王者のマーク・ジョン・ヤップ六島)と同級王座決定戦を行ったが、4回2分59秒TKO負けを喫し、王座獲得とはならなかった。

2017年12月30日、横浜文化体育館にてWBC世界バンタム級9位の井上拓真大橋)と対戦したが、10回0-3(94-96、93-97、92-98)で判定負けを喫した[16][17]

2018年3月29日、JBCの発表で益田が引退したことが判明した[18]

戦績[編集]

  • 36戦 27勝 14KO 9敗

獲得タイトル[編集]

  • 第68代日本バンタム級王座(防衛2)
  • 第70代日本バンタム級王座(防衛2=返上)

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h プロフィール
  2. ^ ランカー対決、大竹が益田下す Boxing News(ボクシングニュース) 2011年12月7日
  3. ^ 2012年7月試合結果 日本ボクシングコミッション(JBC) 2012年7月7日参照
  4. ^ “益田が日本バンタム級新王者に”. デイリースポーツ. (2014年4月13日). http://www.daily.co.jp/newsflash/ring/2014/04/13/0006861938.shtml 
  5. ^ 益田健太郎が冨山を圧倒、日本バンタム級初防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年8月4日
  6. ^ 8月の月間MVPは小原佳太、敢闘賞に益田健太郎 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月9日
  7. ^ 益田健太郎、3-0判定で日本バンタム級V2 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年12月8日
  8. ^ 長谷川穂積キャンプイン、久保隼がWBCランク入り Boxing News(ボクシングニュース) 2015年2月7日
  9. ^ 大森将平、圧巻の日本バンタム級タイトル奪取 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年4月13日
  10. ^ 堀川謙一が日本L・フライ級新王者、小野心を7回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2015年9月17日
  11. ^ 最強後楽園MVPは有川稔男、渡部あきのり下す Boxing News(ボクシングニュース)2015年11月2日
  12. ^ 益田健太郎が日本王座返り咲き、田中裕士を8回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2016年3月18日
  13. ^ 益田健太郎が初防衛、川口裕に2-1で競り勝つ Boxing News(ボクシングニュース) 2016年6月9日
  14. ^ 益田健太郎が小澤サトシを2回KO、日本バンタム級V2 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月8日
  15. ^ 多田悦子が中国で世界戦、益田健太郎は王座返上 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月10日
  16. ^ 清水聡がOPBF初防衛、井上拓は判定で益田下す Boxing News(ボクシングニュース) 2017年12月30日
  17. ^ 井上拓真プロ入り10連勝 来年にも世界初挑戦へ 日刊スポーツ 2017年12月30日
  18. ^ 最新日本ランキング、元王者の益田健太郎は引退 Boxing News(ボクシングニュース)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

空位
前タイトル保持者
大場浩平
第68代日本バンタム級王者

2014年4月13日 - 2015年4月13日

次王者
大森将平
空位
前タイトル保持者
大森将平
第70代日本バンタム級王者

2016年3月18日 - 2017年1月10日(返上)

空位
次タイトル獲得者
赤穂亮