魚雷艇3号

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魚雷艇3号
基本情報
建造所 三菱造船下関造船所
運用者  海上自衛隊
艦歴
発注 1953年
起工 1955年5月11日
進水 1955年11月1日
就役 1956年12月15日
1971年3月31日(特務船に種別変更)
除籍 1973年3月31日
要目
排水量 基準 70トン
満載 92トン
長さ 26.0m
6.8m
深さ 3.2m
吃水 1.1m
機関 三菱YV20ZC15/20 ディーゼルエンジン × 2基
出力 4,000PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 最大速 31ノット
乗員 18名
兵装 Mk.3 40mm単装機銃 × 1基
マウストラップ対潜ロケット砲× 2基
HO-101 533mm魚雷発射管 × 2門
レーダー OPS-4C 対水上
ソナー OQS-1 船底装備式
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魚雷艇3号ローマ字PT No.3, PT-803YAS-52)は、海上自衛隊魚雷艇3号型魚雷艇の1番艇。

艦歴[編集]

「魚雷艇3号」は、昭和28年度計画丙型駆潜艇803号艇として、1955年5月11日に三菱造船下関造船所で起工され、1955年11月1日に進水、1956年12月15日に就役し、横須賀地方隊に編入された。

1957年8月1日、横須賀地方隊横須賀基地警防隊隷下の第1魚雷艇隊に編入。

1958年3月16日、横須賀基地警防隊隷下に新編された第2魚雷艇隊に「魚雷艇4号」、「魚雷艇7号」、「魚雷艇8号」とともに編入された。

1959年6月1日、第2魚雷艇隊が横須賀防備隊隷下に編成替え。

1961年9月1日、第2魚雷艇隊が呉地方隊隷下に編成替え。

1971年3月31日、特務船に種別変更され、船名が特務船52号(YAS-52)に改称。

1973年3月31日、除籍。

参考文献[編集]

  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 海上自衛隊木造掃海艇建造史』(海人社、2010年)

関連項目[編集]