香春岳

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香春岳
Mt Kawara.jpg
田川市方面から見た香春岳
手前から順に一ノ岳(石灰石採掘により平らに削られている)、
二ノ岳、三ノ岳
標高 509 m
所在地 日本の旗 日本 福岡県田川郡香春町
位置 北緯33度41分32.4秒
東経130度50分41.2秒
座標: 北緯33度41分32.4秒 東経130度50分41.2秒
香春岳の位置
Project.svg プロジェクト 山
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香春岳(かわらだけ)は、福岡県田川郡香春町にある山である。

概要[編集]

香春町の中西部にある結晶質石灰岩でできた山である。三つの峰で構成されており、地元では香春岳と呼ばず、一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳と各々を呼ぶことが多い。最高峰は三ノ岳の標高509m。

全体が高品位の石灰岩で出来た山のため、昭和初期からこれを原料にしたセメント工場が立地していたが、消費地からも海からも離れていることが災いして工場は閉鎖され、現在では石灰石(特に白色度の高いものは「寒水石」と称し、製紙原料として珍重される)の採掘のみが行われている。

石灰石採掘のために、一ノ岳は高さが元の半分程度に低くなっている。つづいて二ノ岳の採掘が始まりつつある。三ノ岳には小規模のスカルン鉱床が数多く生成しており、その一部は奈良時代に鉱石の採掘が行われた。

炭坑節の「一山 二山 三山 越え」の歌詞は、香春岳の3峰にちなむ。

香春岳が舞台となった小説[編集]