霞橋 (横浜市西区・南区境)

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霞橋
東側より。2009年9月。
基本情報
日本の旗 日本
所在地 横浜市西区南区
建設 1928年
座標 北緯35度26分37.3秒 東経139度36分59.2秒 / 北緯35.443694度 東経139.616444度 / 35.443694; 139.616444
構造諸元
形式 アーチ橋
材料 コンクリート製
全長 20.6m
5.5m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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霞橋(かすみばし)は、横浜市にある陸橋である。南東から北西に走る藤棚浦舟通りの坂の頂上付近を跨ぎ、ほぼ南北に架かる。藤棚浦舟通りに沿って西区南区の区境があり、北側は西区霞ケ丘、南側は南区三春台となる。城壁を思わせる重厚な造りの鉄筋コンクリート製アーチ橋[1]かながわの橋100選および横浜市認定歴史的建造物に選定されている[2]。横浜市内には、中区新山下にも同名の霞橋がある。

歴史[編集]

初代の橋は1913年大正2年)に架けられたが、関東大震災により損壊した。現在の橋は1928年昭和3年)に架け替えられた2代目で、レンガ壁や門柱は初代の橋のものが再使用された[2]。橋上から藤棚浦舟通りの両側に降りる階段があり、西区側のたもとには2代目の橋と同時に公衆便所が建てられた。橋の下には浜松町と浦舟町を結ぶ横浜市電が走っていたが1972年に廃止になった[3]。現在は横浜市営バスの久保山バス停がある。

脚注[編集]

  1. ^ かながわの橋100選
  2. ^ a b 西区の橋(西区役所)
  3. ^ 温故知新!西区てくてくスケッチ:第七回 霞橋(広報よこはま西区版 2014年7月)