鍬田憲伸

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鍬田 憲伸
Kenshin Kuwada
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1999-06-28) 1999年6月28日(24歳)
出身地 日本の旗 熊本県
ラテン文字 Kenshin Kuwada
身長 190cm
体重 85kg
血液型 AB型
選手情報
所属 サントリーサンバーズ
背番号 22
愛称 くわけん[1]、けんしん[2]
ポジション OH
指高 242cm[2]
スパイク 342cm
ブロック 322cm
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鍬田 憲伸(くわだ けんしん、1999年6月28日 - )は、日本の男子バレーボール選手である。V.LEAGUE DIVISION1のサントリーサンバーズに所属している。

来歴[編集]

熊本県出身。兄と姉の影響で8歳の頃からバレーボールを始めた[1]

高校は鎮西高等学校に進学した[1]。2016年、1学年時の第68回全日本高等学校選手権大会(春高バレー)で準優勝を果たす。3学年となった2017年、U-19日本代表に選出され、ミャンマーで開催されたアジアユース選手権(U-19)に出場した[3]。高校3年時には主将を務め、第70回春高バレーで優勝を果たした。そのときに、監督の厳しい指導のおかげで優勝を果たせたと当時の監督に感謝を示している[4]

大学は中央大学に進学[1]。1学年時の2018年、U-20日本代表に選出され、バーレーンで開催されたアジアジュニア選手権に出場した[5]。在学中はイタリアポーランドに派遣留学をした[6]

2021年、サントリーサンバーズの内定選手となった[7][8]。2022年2月6日、2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN東レアローズ戦でリリーフサーバーとしてV.LEAGUEデビューを果たし、相手に行きかけた流れを引き戻す活躍をして勝利に貢献した[9]。2月22日に藤中謙也が負傷離脱したことにより、3月に復帰するまで、スタメン出場も果たすなど出番が増える。3月13日のパナソニックパンサーズ戦でもスタメン出場を果たすが、相手の洗礼を浴び本来の力を出せないまま敗戦となり、涙を見せるシーンもあった。それについて監督の山村宏太は、その気持ちを忘れてはいけないなと思わせてくれたと評した[10][11]。大学を卒業してから、サントリーに正式入団した。

球歴[編集]

所属チーム[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 鍬田 憲伸”. サントリーサンバーズ. 2022年5月22日閲覧。
  2. ^ a b 鍬田 憲伸”. V.LEAGUE. 2022年5月22日閲覧。
  3. ^ 第11回アジアユース 男子選手権大会(U-19)”. 日本バレーボール協会. 2022年5月22日閲覧。
  4. ^ “春高優勝チーム記者会見 鍬田憲伸「畑野先生には本当に感謝している」 林琴奈「自分にとってラストの春高で優勝できて嬉しい」”. バレーボールマガジン. (2022年5月22日). https://vbm.link/16656/ 2022年5月22日閲覧。 
  5. ^ 第19回アジアジュニア男子選手権大会(U-20)”. 日本バレーボール協会. 2022年5月22日閲覧。
  6. ^ 中央大学バレーボール部 鍬田憲伸をポーランドへ派遣”. 中央大学. 2022年5月22日閲覧。
  7. ^ 2022年度 内定選手のお知らせ”. サントリーサンバーズ (2021年10月18日). 2022年5月22日閲覧。
  8. ^ “サントリー 髙橋塁と鍬田憲伸の内定を発表”. 月バレ.com (日本文化出版). (2021年10月18日). https://www.getsuvolley.com/211018_suntory_takahashi_kuwada 2022年5月22日閲覧。 
  9. ^ 試合日程・結果2021-22 V.LEAGUE 仙台HG 東レアローズ戦”. サントリーサンバーズ (2022年2月6日). 2022年5月22日閲覧。
  10. ^ 2021-22 V.LEAGUE パナソニックパンサーズ戦”. サントリーサンバーズ (2022年3月13日). 2022年5月22日閲覧。
  11. ^ “サントリー内定の鍬田憲伸(中央大在学中)が悔し泣き リーグ連覇へ正念場”. 月バレ.com (日本文化出版). (2022年3月18日). https://www.getsuvolley.com/220318_suntory_kuwada 2022年5月22日閲覧。 

外部リンク[編集]