鈴木秀夫

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鈴木 秀夫
(すずき ひでお)
生誕 1932年
日本の旗 日本 神奈川県横浜市
死没 2011年2月11日
日本の旗 日本 神奈川県横浜市
研究分野 気候学
研究機関 東京大学
清泉女子大学
出身校 東京大学
主な業績 前線帯による気候区分に関する研究、氷河期の気候、文明論
主な受賞歴 風土研究賞
プロジェクト:人物伝

鈴木 秀夫(すずき ひでお、1932年12月19日[1] - 2011年2月11日[2])は、日本地理学者

経歴[編集]

研究内容[編集]

気候学が専門であり、前線帯で気候を区分する考えを示した[4]。特に氷河期以降の気候の変動についての研究をすすめた。研究対象は気候学にとどまらず、周氷河地形研究[5][6]やアフリカ地誌研究、風土論宗教学言語学など幅広い分野で多くの業績を残した。気候などの自然環境とそれに関連した人間生活や文明の変化についても多くの論考を著し、地理学を基礎とした文明論を展開した。一般向けの著作も多い。

著作[編集]

  • 『高地民族の国エチオピア』古今書院、1969年、153頁。
  • 『エチオピア標準語辞典』日本字研社、1969年、110頁。
  • 『エチオピア標準語入門』アジスアベバ社、1974年、76頁。
  • 『風土の構造』大明堂、1975年、161頁。ISBN 4470600032
  • 『超越者と風土』大明堂、1976年、168頁。ISBN 4470200123
  • 『氷河期の気候』古今書院、1977年、178頁。
  • 『氷河時代』講談社、1979年、189頁。ISBN 4061158147
  • 『森林の思考・砂漠の思考』NHKブックス、1980年、222頁。ISBN 4140013125
  • 『気候の変化が言葉をかえた-言語年代学によるアプローチ』NHKブックス、1990年、216頁。ISBN 4140016078
  • 『気候変化と人間-1万年の歴史』大明堂、2000年、474頁。ISBN 4470600202

受賞歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 中村和郎「鈴木秀夫先生のご逝去を悼む」、『地理学評論』第84巻第6号、2011年、 631-632頁、 ISSN 1883-4388
  2. ^ a b 鈴木秀夫氏死去 東大名誉教授 - 47NEWS(よんななニュース)
  3. ^ 訃報:鈴木秀夫さん78歳=東大名誉教授 - 毎日jp(毎日新聞)
  4. ^ 鈴木秀夫 「日本の気候区分」『地理学評論』35巻、1965年。
  5. ^ 鈴木秀夫 「北海道北部の周氷河地形」『地理学評論』33巻、1960年。
  6. ^ 鈴木秀夫 「低位周氷河現象の南限と最終氷期の気候区分」『地理学評論』35巻、1962年。