藤原龍男
藤原 龍男 ふじはら たつお | |
---|---|
生年月日 | 1952年6月29日 |
没年月日 | 2023年7月27日(71歳没) |
出身校 | 近畿大学理工学部 |
前職 | 貝塚市副市長 |
所属政党 | 無所属 |
称号 | 旭日小綬章 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2010年2月11日 - 2022年2月10日 |
藤原 龍男(ふじはら たつお、1952年(昭和27年)6月29日[1] - 2023年(令和5年)7月27日)は、日本の政治家。大阪府貝塚市長(3期)を務めた。
来歴
[編集]出身地については公表していないが、「出身地ではないし、血縁も地縁もなかった」と貝塚市長初当選後のインタビュー[2]に答えている。
1975年(昭和50年)3月、近畿大学理工学部卒業。同年4月1日、貝塚市役所に採用される。 1999年(平成11年)11月10日、都市政策部長に就任。2007年(平成19年)4月1日、貝塚市副市長に就任[3]。
2010年(平成22年)1月24日に行われた貝塚市長選挙に立候補。同じく副市長で同年齢の山中義仁を454票差で破り初当選(藤原:16,557票、山中:16,103票)。投票率は47.59%。2月11日、市長就任。なお山中は選挙直前の2009年(平成21年)11月にスピード違反で4か月の免許停止の行政処分を受け、かつ12月9日に無免許運転で検挙されるという事件を起こしている。
2014年(平成26年)、無投票により再選。2018年(平成30年)、無投票により3選。
2021年(令和3年)11月12日、一時は立候補の意向を示していた2022年1月に行われる予定の次期市長選挙に体調不良を理由に立候補しない意向を表明した[4]。
2022年11月3日、秋の叙勲において、旭日小綬章を受章した[5][6]。
2023年7月27日、死去[7]。71歳没。
市政
[編集]不祥事
[編集]2021年8月25日、貝塚市選挙区選出の大阪府議会議員で日本維新の会副代表だった今井豊に対して違法献金を行っているとデイリー新潮に報じられた[9]。藤原は「後援会同士の献金で違法性はない」と説明し、今井側に領収書を発行してもらい、来年提出する政治資金収支報告書に記載する考えを示した[9][10]。今井はその後、大阪府議会議員を辞職し、日本維新の会および大阪維新の会を除名処分となった[11][12]。
脚注
[編集]- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、283頁。
- ^ “トップインタビュー 藤原龍男・大阪府貝塚市長”. 時事通信 (2010年5月20日). 2021年8月25日閲覧。
- ^ “プロフィール/貝塚市”. 貝塚市. 2021年8月25日閲覧。
- ^ “大阪・貝塚市長「体調不良」で一転不出馬 献金疑惑との関連は否定”. 産経新聞. (2021年11月12日) 2021年11月13日閲覧。
- ^ 令和4年秋の叙勲 勲章受章者名簿 - 総務省 2022年11月3日
- ^ 『官報』号外235号、令和4年11月4日
- ^ [藤原たつお前貝塚市長が亡くなって四十九日が経ちました https://blog.goo.ne.jp/tanaka_gaku/e/09f305e9495f0760b700b6f0e73cf8d3]
- ^ パートナーシップ宣誓制度/貝塚市
- ^ a b “維新・今井豊副代表が離党 貝塚市長からの献金報道受け”. 産経新聞. (2021年8月25日) 2021年11月13日閲覧。
- ^ “疑惑を否定、大阪・貝塚市長が出馬表明で潔白強調”. 産経新聞. (2021年9月24日) 2021年11月13日閲覧。
- ^ “維新、今井元副代表を除名 吉村代表「重大な問題」”. 産経新聞. (2021年8月27日) 2021年11月13日閲覧。
- ^ “維新が「闇献金」報道の今井豊氏を除名処分 受理した離党届取り消し”. 毎日新聞. (2021年8月27日) 2021年11月13日閲覧。
公職 | ||
---|---|---|
先代 吉道勇 |
大阪府貝塚市長 2010年 - 2022年 |
次代 酒井了 |