葉子・ハュス・綿貫
葉子・ハュス・綿貫(ようこ・ハュス・わたぬき、Yoko Huijs-Watanuki、1959年 - )は、大分県出身の作家、翻訳家。太平洋戦争中に日本により占領されたインドネシアにて、オランダ系の女性と日本の軍人や商社員との間に生まれた日系2世のオランダ人に対する父親を捜すボランティアを行っている[1][2]。九州大学医療技術短期大学部卒。
1985年に青年海外協力隊の保健婦隊員としてガーナを訪れた際に出会ったオランダ人と結婚。1990年より夫と共にオランダのレンクムにて 暮らし始めた。現地での生活や文化にとまどうなかで日系2世オランダ人の存在を知り、1994年より支援を始めた[1]。
2006年11月、日系2世オランダ人のクラウディーネ、ナニー、モリーが差別を受けながらも父親を探す物語『教科書に書かれなかった戦争 わたしは誰の子? 父を捜し求める日系二世オランダ人たち』が発売された。
著書[編集]
- 教科書に書かれなかった戦争 わたしは誰の子? 父を捜し求める日系二世オランダ人たち(梨の木舎、2006年)