舞鶴クレインブリッジ

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舞鶴クレインブリッジ
Maizuru Crane Bridge
舞鶴クレインブリッジ
基本情報
日本の旗 日本
所在地 京都府舞鶴市
交差物件 舞鶴湾(平湾)
建設 ? - 1998年
座標 北緯35度30分35秒 東経135度23分17秒 / 北緯35.50972度 東経135.38806度 / 35.50972; 135.38806座標: 北緯35度30分35秒 東経135度23分17秒 / 北緯35.50972度 東経135.38806度 / 35.50972; 135.38806
構造諸元
形式 3径間斜張橋
材料
全長 全長735.0 m(橋長672.2 m)
高さ 92m(主塔)
最大支間長 350 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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引揚記念公園から見たクレインブリッジ

舞鶴クレインブリッジ(まいづるクレインブリッジ)(英語Crane bridge) は、京都府舞鶴市舞鶴湾奥北東部の平湾に架けられた斜張橋である。命名者は、国立舞鶴工業高等専門学校岡本寛昭名誉教授。

概要[編集]

第二次世界大戦の終戦後に引き揚げの拠点となった平湾に架けられた、鋼製の白い斜張橋である。1999年平成11年)5月開通。

全長735 m、水面から主塔頂部までの高さ約95 m(メートル)、ケーブルはファン型で、最大支間長350 mは日本海側では富山県新湊大橋に次ぐ規模のものである。2羽のをイメージして設計されたもので、主塔は鶴のくちばしを、ケーブルは羽をイメージして造られ、英語で「鶴の橋」を意味する「クレインブリッジ」と名付けられた。名付け親は、国立舞鶴工業高等専門学校岡本寛昭名誉教授。

関西電力舞鶴発電所の工事用道路の一部として関西電力の発注により建設され[1]、舞鶴市道大波下浦入線の一部として、大浦地区の住民の市街地への移動を改善した。

2020年令和2年)9月29日に支承に損傷が発見されたため当分の間通行止めとなった[2]。舞鶴市は2021年令和3年)4月30日に損傷した支承を交換したうえで、10月29日に通行止めを解除した[3][4]

アクセス[編集]

周辺の名所・文化施設・祭事[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 広報まいづる3月16日号”. 舞鶴市. 2011年1月30日閲覧。
  2. ^ クレインブリッジ全面通行止めのお知らせ”. 舞鶴市 (2020年9月29日). 2020年10月5日閲覧。
  3. ^ 舞鶴クレインブリッジ、10月末の復旧目指す 損傷部品、新造して交換へ”. 京都新聞 (2021年5月2日). 2021年5月2日閲覧。
  4. ^ 舞鶴クレインブリッジ通行止め解除のお知らせ”. 舞鶴市 (2021年10月28日). 2021年10月30日閲覧。

参考文献[編集]