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興玉神石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

興玉神石(おきたましんせき)は、三重県伊勢市二見町江、立石崎の北東650mの沖合[1]に鎮座する二見興玉神社祭神猿田彦大神縁りの霊石である。猿田彦大神の化身とも、天孫降臨の際に猿田彦大神が立たれたとも伝わる。『勢陽五鈴遺響』によれば、石名の「興玉」とは、海中の神霊を意味する「澳魂」(おきたま)を意味する[1]

宝暦年間に発生した地震により、海中に沈んでいるため、肉眼で見る事は出来ないが、1960年のチリ地震による津波で水が引いた際に一時的に姿を現した[1]。石の大きさは東西216m×南北108mである[1]

脚注

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  1. ^ a b c d 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編(1983):279ページ

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 24三重県』角川書店、昭和58年6月8日、1643p.