稲葉俊郎

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稲葉 俊郎(いなば としろう、1979年1月9日 - )は、日本の医師熊本県生まれ。医学博士。東京大学医学部付属病院 循環器内科 助教を経て、現在、軽井沢病院総合診療科医長。信州大学社会基盤研究所特任准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、東北芸術工科大学客員教授(山形ビエンナーレ2020 芸術監督)を併任。

略歴[編集]

1979年熊本生まれ。

1997年熊本県立熊本高校卒業。

2004年東京大学医学部医学科卒業。

2014年東京大学医学系研究科内科学大学院博士課程卒業(医学博士)。

2014年−2020年3月 東京大学医学部付属病院循環器内科助教

2020年4月 軽井沢病院総合診療科医長、信州大学社会基盤研究所特任准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、東北芸術工科大学客員教授(山形ビエンナーレ2020 芸術監督)

人物[編集]

  • 東大病院では心臓を内科的に治療するカテーテル治療先天性心疾患を専門とし、往診による在宅医療も週に一度行いながら、夏には山岳医療にも従事している(鉄門山岳部(東大医学部山岳部)監督)。
  • 医療の多様性と調和への土壌づくりのため、西洋医学だけではなく伝統医療、補完代替医療、民間医療も広く修める。
  • 国宝『医心方』(平安時代に編集された日本最古の医学書)の勉強会も主宰。
  • くらしや生活から医療を見直すため、民俗学の映像上映会も主催、企画(民映研の映像を主に使用)。
  • 未来の医療と社会の創発のため、伝統芸能、芸術、民俗学、農業・・など、あらゆる分野との接点を探る対話を積極的に行っている。
  • 山形ビエンナーレ2020 芸術監督 就任[1][2]

出演[編集]

テレビ[編集]

ラジオ[編集]

  • Saraya Enjoy ナチュラルスタイル(ナビゲーター:野村友里)(J-WAVE、2017年2月5日、2月12日) ゲスト出演
  • Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM vol.598(ナビゲーター:ピーター・バラカン)(TOKYO FM、2019年10月11日)
  • KARUIZAWA Sunday Breeze(ナビゲーター:清水とも子)(FM軽井沢、2020年3月29日)

舞台[編集]

講演[編集]

  • MANSAI 解体新書 その弐拾六(芸術監督・野村萬斎、音楽家・大友良英、医師・稲葉俊郎 鼎談) (世田谷パブリックシアター、2016年)​
  • ヨコハマトリエンナーレ2017『島と星座とガラパゴス』 対談「島とオルタナティブ:歴史・社会、医療、アート」(ヨコハマラウンド)(マップオフィス(アーティスト)、稲葉俊郎(医師)、吉見俊哉(社会学・カルチュラルスタディーズ研究者、東京大学大学院教授))(横浜美術館レクチャーホール、2017年) ​
  • イデア ‐時代を切り開く者たちの良心‐ 1回目 対談 宮前 義之(ISSEY MIYAKE デザイナー)、 2回目 対談 田根剛(建築家)、3回目 松本紹圭(僧侶)、4回目 紫舟(書家)(六本木ヒルズ アカデミーヒルズ、2017年~)
  • ボイス・ワークショップ‐声をだす、声をきく‐ UA×稲葉俊郎(アンサンブルズ東京、2017年10月14日) ​
  •  アンサンブルズ東京(UA + 稲葉俊郎、大友良英スペシャルビッグバンド、坂本美雨とCANTUS、芳垣安洋とOrquesta Nudge! Nudge!)(アンサンブルズ東京、2017年10月15日)(アーツカウンシル東京)
  • 絵を描き、山に登る ~池田学の作品から考える美術と身体と自然の関係~(「action publishing」池田学×稲葉俊郎)(銀座 蔦屋書店、2017年)
  • 「食の鼓動 ──innereatrip」@スパイラルガーデン(スパイラル 1F) いのちの鼓動 トークセッション:Talk Session1 朗読「言霊」稲葉俊郎+永積タカシ(ハナレグミ)(2017年12月28日)、Talk Session2 献歌「呼吸」稲葉俊郎+UA(2017年12月29日)、Talk Session3 振動「リズム」稲葉俊郎+熊谷和徳(2017年12月30日)
  • 『猪熊弦一郎のおもちゃ箱』刊行+猪熊弦一郎展「猫たち」開催記念トークイベント&ライブ:坂本美雨+稲葉俊郎 モデレーター滝口明子『にゃんとも素敵な猪熊さん!!ー愛しているから描きたい。』(銀座 蔦屋書店、2018年4月)
  • TEDxKumamoto(熊本市健軍文化ホール、2018年9月)
  • 開館27周年記念イベント MIMOCA’S BIRTHDAY :シンポジウム「いのくまさんのこと、ミモカのこと」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA)、2018年11月)
  • eatrip voice & live「高木正勝 × 稲葉俊郎」/ 野村友里(聞き手)(Ginza Sony Park、2019年5月)
  • eatrip voice「稲葉俊郎 × 大友良英」(Ginza Sony Park、2019年5月)
  • 『MANSAI ◉ 解体新書 その参拾 特別版『5W1H』』(芸術監督・野村萬斎+真鍋大度+石橋素(ライゾマティクスリサーチ) 第二部:トークゲスト 稲葉俊郎(世田谷パブリックシアター、2019年7月)
  • 第22回 熊本「万作・萬斎の会」狂言のおはなし&トーク(稲葉俊郎 野村萬斎)(熊本県立劇場、2019年9月)
  • Innovative City Forum 2019 国際交流基金アジアセンターセッション 「Reverse IDEA アジアのダイナミズムから「新たな座標軸」を探る」:「医術/Medical Care」稲葉俊郎『アジアの哲学~東洋的な全体性から心身を捉えなおす~』(六本木アカデミーヒルズ、2019年11月)
  • 養老孟司×稲葉俊郎「いのちのきほんを捉えなおす」(青山ブックセンター本店、2020年1月)
  • 稲葉俊郎「健康学入門 ~宇宙船人間丸 創造マニュアル」(『兵庫県立横尾救急病院展』2020年2月1日(土)-5月10日(日)関連企画)(横尾忠則現代美術館、2020年3月)

書籍(単著)[編集]

  • 稲葉俊郎「いのちを呼びさますもの —ひとのこころとからだ」アノニマ・スタジオ(2017年12月22日)
  • 稲葉俊郎「ころころするからだ: この世界で生きていくために考える「いのち」のコト」春秋社(2018年9月20日)
  • 稲葉俊郎「からだとこころの健康学」NHK出版(2019年9月25日)

書籍(共著)[編集]

  • 人生が変わる! 無意識の整え方 - 身体も心も運命もなぜかうまく動きだす30の習慣(ワニブックス、2016年):前野隆司x稲葉俊郎対談
  • EGO20 EGO-WRAPPIN' 1996-2016 (リットーミュージック、2016年):鼎談:中納良恵×稲葉俊郎×坂口恭平「創作の秘密に近いところ 芸術・夢・医療」
  • フードスケープ 私たちは食べものでできている(アノニマ・スタジオ、2016年):アーツ前橋 同展覧会図録寄稿
  • murmur magazine for men 第3号 ロングインタビュー「あたらしい医療 うつくしい養生」(エムエム・ブックス、2017年)
  • 見えないものに、耳をすます ―音楽と医療の対話(アノニマ・スタジオ、2017年)大友良英×稲葉俊郎
  • 稲葉俊郎『病の神様の微笑』(図録巻頭テキスト『兵庫県立横尾救急病院展』横尾忠則現代美術館)

雑誌連載[編集]

  • Yogini(エイ出版社、2016年‐)

雑誌[編集]

  • Be-PAL 2015年12月号 「山岳医療のDrが語る未来医療のありかた」(小学館、2015年)
  • サンガジャパンVol.21 特集「輪廻と生命観」(サンガジャパン、2015年)
  • サンガジャパンVol.23 特集「この仏教書を読め!!」(サンガジャパン、2016年)
  • 秘伝 2016年10月号:対談 稲葉俊郎、藤本靖(BABジャパン、2016年)
  • 秘伝 2017年2月号:対談 稲葉俊郎、成瀬雅春(BABジャパン、2017年)
  • Brutus No. 854 人間関係 573 写真/篠山紀信『衝撃の余韻』稲葉俊郎、前川知大(マガジンハウス、2017年9月1日)
  • 「くらしラク~る6月増刊号」PHPからだスマイル「いま生きているということに、耳を澄ます」(PHP研究所、2018年4月18日)
  • 「死と輪廻―仏教から死を見つめ直す―」 (別冊サンガジャパンVol.4) 「いのちの歴史と未来の医療」(サンガ、2018年4月25日)
  • 暮らしのおへそ vol.26 (私のカントリー別冊)(主婦と生活社、2018年8月30日)
  • 「CONTE MAGAZINE」VOL.1 特集:生きるためには、物語が必要です。-「物語」を知るための、9の話- (CONTE MAGAZINE、2019年11月22日)
  • 暮しの手帖 第5世紀3号 2019年12月-2020年1月号 稲葉 俊郎「生命と暮らし」(暮しの手帖社、2019年11月25日)
  • クロワッサン No. 1011 2019年12月25日号 稲葉俊郎「美術館を巡る旅」(マガジンハウス、2019年12月10日)
  • 「やさしくなりたい 01」(編集:野地洋介)(稲葉俊郎(インタビュー)|からだの内側に基準をつくる)(2020年4月5日)
  • 「HERS(ハーズ)」2020年5月号  特集「私だけの、ひとり時間。」稲葉俊郎『いただきますの前の5秒だけでも・・・』(光文社、2020年4月12日)
  • 「アロマトピア(aromatopia)」No.159 2020/4月号(vol.29/No.2):特集『自然療法とツーリズム』:稲葉俊郎「未来の医療と健康の場 〜生活の日常と旅の非日常」(フレグランスジャーナル社、2020年4月25日)

監修本[編集]

  • 「全身の巡りをよくしてデトックスするCDブック」(マキノ出版、2016年)
  • 「心と体が軽くなる 万華鏡 DVDブック」(学研プラス、2016年):山見浩司(著), 稲葉俊郎(監修)

翻訳本[編集]

  • リチャード・ブレナン(著),‎稲葉俊郎(翻訳・監訳)「身体のデザインに合わせた自然な呼吸法ーアレクサンダー・テクニックで息を調律する」 医道の日本社(2018年4月13日)

教科書[編集]

  • 循環器内科ポケットバイブル(中山書店、2015年):分担執筆

翻訳[編集]

  • グロスマン心臓カテーテル検査・造影・治療法 原書7版(南江堂、2009年):分担翻訳
  • 心臓カテーテルハンドブック 第3版(メディカルサイエンスインターナショナル、2012年):分担翻訳
  • 心臓カテーテルハンドブック 第2版(メディカルサイエンスインターナショナル、2005年):分担翻訳

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 山形ビエンナーレ2020の芸術監督に稲葉俊郎氏が就任しました” (日本語). 東北芸術工科大学 (2019年12月26日). 2020年1月10日閲覧。
  2. ^ 山形ビエンナーレ、芸術監督は現役医師 所属は東大病院:朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル. 2020年1月10日閲覧。

外部リンク[編集]