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福田又一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
福田又一
ふくだ またいち
生年月日 1864年9月10日
出生地 日本の旗 日本 武蔵国横見郡前河内村
(現・埼玉県比企郡吉見町
没年月日 (1939-01-25) 1939年1月25日(74歳没)
出身校 英吉利法律学校卒業
(現・中央大学
前職 弁護士
所属政党憲政本党→)
立憲国民党→)
(無所属団→)
立憲同志会→)
憲政会[注釈 1]

選挙区 埼玉県全県区
当選回数 3回
在任期間 1908年 - 1917年1月25日

神田区会議長

神田区会議員

東京市会副議長
在任期間 1907年1月24日 - 1909年7月17日

東京市会議員
選挙区 神田区選挙区
当選回数 4回
在任期間 1905年6月 - 1911年5月
1922年6月 - 1928年12月21日

その他の職歴
東京府会議員
1902年9月 - 1905年8月
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福田 又一(ふくだ またいち、1864年9月10日元治元年8月10日[1]〉 - 1939年昭和14年〉1月25日[2][3])は、日本の衆議院議員憲政本党立憲国民党→無所属団→立憲同志会憲政会[注釈 1])、弁護士

経歴

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武蔵国横見郡前河内村[18](その後埼玉県比企郡南吉見村を経て、現在の吉見町)に、福田沢吉の二男として生まれる[19]1882年明治25年)、埼玉県立中等師範学校漢学部に入学し、1885年(明治18年)に東京師範学校に入学した[20]。しかし法学経済学を学ぶため英吉利法律学校(現在の中央大学)に転じ、1888年(明治21年)に卒業した[3]1891年(明治24年)に代言人の資格を得て、開業した[19]

1902年(明治35年)9月の補欠選挙で東京市選出の東京府会議員に当選した[21]1903年(明治36年)9月から2期目になったが、1905年(明治38年)8月に辞職した[21]。同年6月から神田区選出の東京市会議員となった[22]1907年(明治40年)1月24日から1909年(明治42年)7月17日まで東京市会副議長を務めた[23]。市会議員は2期務めて、1911年(明治44年)5月に退任した[24]1922年大正11年)6月に再び市会議員となった[25][26]。2期務めて、1928年(昭和3年)12月21日の議会解散で退任した[27]

1908年(明治41年)の第10回衆議院議員総選挙に出馬し、当選[3]。3期務めた[3]

その他、神田区会議長も務めた[注釈 2]

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 第25回議会のみ憲政本党所属[4]。第26回議会から29回までは立憲国民党所属[5][6][7][8]。第30回議会は無所属団所属[9]。第31回議会から37回まで立憲同志会所属[10][11][12][13][14][15][16]。第38回議会は憲政会所属[17]
  2. ^ 1926年(大正15年)10月時点[28]

出典

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  1. ^ 『第拾壱回改選 代議士銘鑑』、国華新聞社、1912年。
  2. ^ 『新訂政治家人名事典』
  3. ^ a b c d 歴代閣僚と国会議員名鑑 762コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  4. ^ 衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 59コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  5. ^ 衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 61コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  6. ^ 衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 64コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  7. ^ 衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 66コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  8. ^ 衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 69コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  9. ^ 衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 72コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  10. ^ 衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 74コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  11. ^ 衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 77コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  12. ^ 衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 79コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  13. ^ 衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 82コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  14. ^ 衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 84コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  15. ^ 衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 85コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  16. ^ 衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 88コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  17. ^ 衆議院議員党籍録 : 第一囘議会乃至第四十囘議会 90コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  18. ^ 『埼玉人物事典』685頁。
  19. ^ a b 『立身致富信用公録』p.25-26
  20. ^ 『在野名士鑑』p.97-99
  21. ^ a b 東京府市自治大鑑 前,後巻 再版 36コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  22. ^ 東京府市自治大鑑 前,後巻 再版 73コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  23. ^ 東京府市自治大鑑 前,後巻 再版 69コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  24. ^ 東京府市自治大鑑 前,後巻 再版 74コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  25. ^ 東京府市自治大鑑 前,後巻 再版 76コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  26. ^ 東京府市自治大鑑 前,後巻 再版 77コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  27. ^ 最終東京市会議員誌 155コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  28. ^ 東京府市自治大鑑 前,後巻 再版 63コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション

参考文献

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  • 武部竹雨(弁次郎)編『在野名士鑑 巻之二』竹香館、1893年。 
  • 『立身致富信用公録 第十一編』国鏡社、1903年。 
  • 埼玉県教育委員会編『埼玉人物事典』埼玉県、1998年。
  • 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。