畑山神社

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畑山神社
所在地 大阪府高槻市梶原1丁目5-12
位置 北緯34度51分56秒 東経135度38分56.8秒 / 北緯34.86556度 東経135.649111度 / 34.86556; 135.649111
主祭神 天児屋根命・菅原道真
別名 立源山永福寺(江戸時代の名称)
例祭 10月第1日曜日
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畑山神社(はたけやまじんじゃ)は、大阪府高槻市梶原に鎮座する神社

祭神[編集]

歴史[編集]

元亀年中(1570年代)丹波守が金仙寺鎮守三十番神を合祀し、新たに殿舎を造営して、二重宝塔を建て、精舎に改めて立源山永福寺と号した。 三十番神は郷士理元入道、社職高兵衛介が日蓮上人を迎えて開眼したという。 慶長年中の火災で焼失。村民協議して再建したのが現在の社殿で、多宝塔の棟札に宝永3年(1706年)7月13日大工喜右営門の名がある[1]

明治元年(1868年)の神仏分離令により、明治5年(1872年)畑山神社に改める。

境内[編集]

  • 五輪塔 寛永13年10月7日妙法蓮華経龍源院宗雲霊  林丹波守供養塔。
  • 多宝塔跡 多宝塔は昭和35年に埼玉県のユネスコ村に移築され、その後に多宝殿が造られた。
  •  高槻市保護樹木(平成2年6月11日指定)

交通[編集]

周辺[編集]

  • 梶原寺跡 – 「正倉院文書」に天平勝宝8歳(756年)東大寺の造営にあたり、梶原寺に瓦を6,000枚発注したとの記録がある。
  • 一乗寺 – もと金仙寺

出典[編集]

  1. ^ 天坊幸彦 「三島郡の史跡と名勝」(1961)(大阪府学務部編『大阪府史蹟名勝天然記念物』 三島郡(1974)に収録 全国書誌番号:73009804