琴葉とこ

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琴葉とこ
本名 非公表
生誕 (1994-08-04) 1994年8月4日
死没 (2018-07-05) 2018年7月5日(23歳没)
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
活動期間 2008年 - 2018年
ジャンル 青年漫画
代表作 メンヘラちゃん
公式サイト http://kotohatoko.web.fc2.com/
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琴葉 とこ(ことは とこ、1994年8月4日[1] - 2018年7月5日[2])は、日本女性漫画家

東京都在住。血液型はA型であるが、よくO型に間違えられるという。視力は0.1以下でコンタクトを着用している。本人曰く、鼻血が出やすい体質。好きな芸人はよゐこ。本人がTwitterで言うところによると、顔はペコちゃんに似ている。童顔のため、しばしば中学生に間違えられることもあるという。

代表作に『メンヘラちゃん』がある。

来歴[編集]

不登校をテーマとした著者の自伝である『学校に行かなくなった日』によると、小学校1年から3年の終わりまでは京都の小学校に通っていた。小学校では男子のグループから「ブス」や「泣き虫」という罵声を浴びせられるなどのいじめを受け、小学校1年生から既に学校に登校することが苦痛であった。「この頃 私は学校が嫌いだった、この頃 私は私が嫌いだった」と本書で述懐している。いじめを行う男子のグループに対して定規で反撃し、負傷させたこともあったという。

小学校2年生のときから週に1回のペースで登校を拒否するようになる。体温計をこすって、摩擦熱によって熱を出すという本人のいうところの「擬似熱」によって、仮病をたびたび用いていた。学校を休んだ日には、ゲームや漫画を読むなどして過ごした。 小学校3年生のときは、昼休みは1人で自分の座席でお絵かきに没頭し、帰りも1人で下校するなど、孤独に過ごすことが多かった。小学校2年生まで仲の良かった唯一の友達が転校したことも影響した。だが、このころから男子から受けていたいじめはなくなり、1日おきに休んでいた学校もほぼ毎日通えるようになって、不登校も徐々に治りつつあった。クラスで新たに2人の友達もでき、学校に慣れて少しずつ楽しくなってきたという。

小学校3年の3月に父親の仕事の都合により、京都府を離れ神奈川県と引っ越す。 小学校4年生のときに、神奈川県の小学校に転校し、やがて周囲に溶け込んで友達もでき、GW頃までは学校を休むことはなかった。だが、GWに家族で遊園地に行ったとき体調を崩した日を境に、吐き気や腹痛などの体調不良を訴えるようになり、何を食べてもすぐに嘔吐するようになった。医師からは自律神経失調症の診断を受けた。 小学校4年のときから学校に行くと吐き気や腹痛がするようになり、中学3年まで不登校であった。人と接するのが苦手で、死んでしまいたいという気持ちがあったという[3]。13歳のころは、パジャマで泣きじゃくりながら自宅のベランダの手すりに足を引っ掛けて、自殺を決行しようとしたこともあった。

代表作である『メンヘラちゃん』の構想自体は小学6年頃からあり、中学2年のときに作品に着手し、スケッチブックに描いた漫画を自身のホームページに掲載するようになる。ちょうどホームページ上での連載が終わったのが中学卒業のときであった[4]。同じころネットで漫画を読んでいた編集者から声がかかり、足掛け2年間の書き直しを経て2012年の10月に上下2巻の出版に至る。

2019年5月13日に友人のなほるるnoteにて、2018年7月5日に死去していたことが明かされた[2]。23歳没。なお、死去が明かされた前日に開催されたCOMITIA128では、しぐまごまらとの仕事などがまとめられた同人誌『あの部屋と缶ビール』が頒布されている[2]。この公表以前から琴葉の死去を知っていた伊丹小夜は、琴葉の現況について「病院に入院している」と虚偽の説明をしていたという[5]。なお、死因について遺族は事故死と説明したとされるが、伊丹は自殺だったと綴っている[6]

作品[編集]

連載[編集]

読み切り[編集]

書籍[編集]

脚注[編集]

  1. ^ About”. K.. 2013年5月30日閲覧。
  2. ^ a b c Nahoruru (2019年5月13日). “漫画家 琴葉とこちゃんが亡くなりました。”. 2019年5月14日閲覧。
  3. ^ 「オトナへのトビラTV ―こころ編 ―」オトナへのトビラTV』NHK、2011年7月27日
  4. ^ http://ddnavi.com/serial/99169/
  5. ^ 帝国水素 [@itamiff] (2019年5月14日). "私が今まで知り合いに連絡していた「琴葉とこちゃんは病院に入院している」は私がついた嘘です" (ツイート). Archived from the original on 2019年5月13日. Retrieved 2019年5月14日 – via Twitter.
  6. ^ 帝国水素 [@itamiff] (2019年5月14日). "先日のコミティアで配布した冊子の私の文章です 琴葉とこちゃんが自殺したことについての私の意志です" (ツイート). Archived from the original on 2019年5月13日. Retrieved 2019年5月14日 – via Twitter.
  7. ^ ヤングコミックが新装刊、恋愛初心者向けのチェリー仕様に”. コミックナタリー (2013年4月11日). 2013年5月30日閲覧。
  8. ^ WEBマンガ「Champion タップ!」に阿部共実の新連載など”. コミックナタリー (2013年6月27日). 2013年8月3日閲覧。
  9. ^ ヤンチャン烈に琴葉とこの読み切り4コマ「自殺OKくん」”. コミックナタリー (2011年10月18日). 2013年5月30日閲覧。
  10. ^ 「チェンジH」に「メンヘラちゃん」の琴葉とこ初登場”. コミックナタリー (2013年3月29日). 2013年5月30日閲覧。
  11. ^ クール教信者と琴葉とこがチャンピオンREDに読切で登場”. コミックナタリー (2013年5月19日). 2013年5月30日閲覧。

外部リンク[編集]