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'''カード'''(英語 '''curd''', オーストリア '''der Topfen''')は、[[牛乳]]や[[ヤギ]]・[[水牛]]などの[[乳]]に、[[酸]]や[[レンネット|キモシン]]などの[[酵素]]を作用させてできる凝固物のこと。[[チーズ]]の製造に用いられるほか、そのまま食べることもある。乳のタンパク質や[[乳脂肪]]分が多く含まれ、このカードを成型して熟成させたものが[[ナチュラルチーズ]]である。 |
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乳からカードを除いた液は[[乳清|ホエー]]([[乳清]])といい、[[タンパク質]]、[[ラクトース|乳糖]]、[[ビタミン]]、[[ミネラル]]などが含まれる。 |
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[[インド]]や[[スリランカ]]など[[南アジア]]の旧[[英国]][[植民地]]では、むしろ[[ヨーグルト]]の意味で用いられることが多い(南アジアのカードについては、[[ダヒ]]を参照)。 |
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乳以外のタンパク質を凝固させた食品、例えば[[豆腐]]も、ビーンカード(bean curd、[[豆]]のカード)と呼ばれることがある。 |
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== カードを使った食品 == |
== カードを使った食品 == |
2007年11月15日 (木) 08:06時点における版
カード(英語 curd, オーストリア der Topfen)は、牛乳やヤギ・水牛などの乳に、酸やキモシンなどの酵素を作用させてできる凝固物のこと。チーズの製造に用いられるほか、そのまま食べることもある。乳のタンパク質や乳脂肪分が多く含まれ、このカードを成型して熟成させたものがナチュラルチーズである。
乳からカードを除いた液はホエー(乳清)といい、タンパク質、乳糖、ビタミン、ミネラルなどが含まれる。
オーストリアでは軽食への詰め物として使われる。
インドやスリランカなど南アジアの旧英国植民地では、むしろヨーグルトの意味で用いられることが多い(南アジアのカードについては、ダヒを参照)。
乳以外のタンパク質を凝固させた食品、例えば豆腐も、ビーンカード(bean curd、豆のカード)と呼ばれることがある。
カードを使った食品
- Topfenkolatsche - カードをつめたコラッチェ (Kolatsche)
- Topfenpalatschinke - カードをつめたパラチンケ
- Topfen-Mohntaschen - カードをつめたモーンタッシェ(芥子の実のパイ)
- Topfenstrudel - カードをつめたシュトルーデル(パイ)