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*記事名は正式名称を採用すること。
*記事名は正式名称を採用すること。
**×「ディズニーランド」→○「[[東京ディズニーランド]]」
**×「ディズニーランド」→○「[[東京ディズニーランド]]」
**×「北朝鮮」→○「[[朝鮮民主主義人民共和国]]」
**×「北朝鮮」→○「[[朝鮮民主主義人民共和国]]」 ※'''国名'''に関しては、別項も参照。
**×「HTML」→×「HyperText Markup Language」→○「[[Hypertext Markup Language]]」
**×「HTML」→×「HyperText Markup Language」→○「[[Hypertext Markup Language]]」
*括弧内に別名を併記しないこと。記事名でなく本文で行うようにする。
*括弧内に別名を併記しないこと。記事名でなく本文で行うようにする。
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*海外:
*海外:
**地名、島の名前等で重複がある場合には国名で区別する。
**地名、島の名前等で重複がある場合には国名で区別する。

===国名===
*現在、世界にある国々については、既に記事が作られています。これらの記事名は、必ずしも正式名称ではありませんが、他の記事との連携を考えて現在の記事名となっています。よって、正式名称でないからという理由で記事名を変更する必要はありません。しかし、将来、国名が変更したり、あるいは、現在の記事名の下で別の記事を作成したい場合もでてくるかもしれません。その場合は、各記事のノートで提案をしてみて下さい。
*過去にあった国については、もっとも一般的な呼称を記事名にするのが適切です。(例: [[神聖ローマ帝国]])
*架空の国については、作品中の正式名称を記事名にするのが適切です。


===団体名===
===団体名===

2004年3月18日 (木) 09:39時点における版


日本語版の本ページは、まだドラフトの段階です。各方面の記事を書かれる方の意見を元に、命名規則を完成させる必要があります。井戸端BBSの方へ改善案や質問などをお寄せ下さい。


このページは記事に好ましい名前(タイトル)をつけるためのガイドラインです。

まず、記事の名前(タイトル)は、何よりも「日本語話者の大多数にとって、最も曖昧でなく、最も理解しやすいもの」である必要があります。そしてその次に「その記事へのリンクを作成しやすいもの」であることも重要です。

ブラケット([[ ]])で括ることでリンクを作成する Wiki のページでは、基本的に記事名がリンクに現れることになります。ですから、文中でリンクを使いやすくするためにもこの指針は重要です。これらはあくまで指針であり、絶対守らなければならないルールではありませんし、ウィキペディアが発展してゆく中で廃れるものもあるかもしれません。しかし、まずは疑うことなく指針に従うようにして下さい。

一般的な指針

全角と半角の使い分け

Wikipedia:日本語環境に従う。つまり、

  1. カタカナは全角(2バイト文字、以下同様)を用いる。
  2. 英数字は半角(1バイト文字、以下同様)を用いる。
  3. 記事名に括弧を用いる場合にはパイプの裏技が使えるように中の文字にかかわらず半角括弧 ()
  4. 記号はカンマ、コロン、スペースなど半角にあるものは半角を使用。
    1. 句読点カギ括弧「」中黒・全角を使用。(日本語特有のため)
    2. システム上、記事名に使えない半角記号は以下。必要であれば全角を使わなければならないが、使用には注意。
" # $ * + < > = ? @ [ ] \ ^ ` { } | ~ &

日本語を使うこと

  • 外国語表記は基本的に使わないこと。カッコ悪いと思っても「できる限り」カタカナ表記を使うこと。
  • ただし、コンピュータ言語など、通常カタカナ表記をしない言葉はこの限りではない。

正式な名称を使うこと

漢字を適切に使うこと

  • 原則として常用漢字のみを使用すること。
  • 固有名詞については、常用漢字にないものを使用してもよい場合がある。(正式名称や慣例によって常用漢字外の字が用いられる場合)
  • 送り仮名は本則を使うこと。
  • 詳細: Wikipedia:記事名の付け方 (漢字の使用)

アクロニム

アクロニムとは、アルファベットの頭文字何文字かであらわす略語のことです。

  • 正式な名前がある場合には、そちらを用いる。日本語の定訳、正式名称があるときにはそちらを優先する。
  • TCP/IPなど、複数のアクロニムの組み合わせで、アルファベットをそのままひとつずつ発音するものについては、アルファベット名で表記する。
    • ティーシーピー/アイピーなどとはしない。
  • アルファベットを単語のように発音する場合には、原則としてカタカナで。アルファベット表記が慣例だと思われる場合にのみ、アルファベットを使用する。

使い方に注意すべき記号

「/」と「:」の記号は、記事名と副題との区切りに用いられることがありますが、区切りとして用いるべきではありません。これらの記号を名称の一部として含む記事(TCP/IPマジック:ザ・ギャザリングなど)があるためです。区切りが必要な場合には、パイプのトリックも使えるので、「記事名_(分類)」のような形式を用いてください。


特殊記号の使用は慎重にすること

以下の特殊記号は使えません。(出典:w:Wikipedia:Naming conventions (technical restrictions)

" # $ * + < > = ? @ [ ] \ ^ ` { } | ~

また、& 記号も処理の都合上望ましくないとされています。(出典:w:Wikipedia:Naming conventions

実体参照(&hearts; など)で示された文字も、画面上には表示されませんが、&記号を含んでいます。記事名に実体参照は使わないで下さい。

記事名の重複を回避する手段

「ひまわり」は絵画作品のタイトルであり、植物の名前であり、気象衛星の名前であり、他にも音楽や小説や喫茶店などの名前などであるかも知れません。「ひまわり」という記事名でそれら全ての物事を記述することにすると記事が長くなり、ひとつの記事内に関連の薄い事柄が同居することにもなります。そこで、「ひまわり (絵画)」「ひまわり (小説)」などといった形で半角スペースと半角カッコで括った分類名を記事名の末尾につけるという方法をとることになっています。(これを「曖昧さの回避」「曖昧さ回避」などと呼びます。)

より詳しい方法については、Wikipedia:曖昧さ回避の仕方を参照して下さい。記事名の選び方、記事の構成などをどのようにするとよいかが説明してあります。

ある記事の子記事を作る場合

例えばバスケットボールについて「望まれない競技態度」という項目があったとして、これを別の記事に分けたいと思うことがあります。この場合、[[望まれない競技態度]]という記事を作ることは、何の競技についての記事であるかが明確でないため、閲覧者が混乱するかも知れません。
また、例えば雑誌で「その他の分類」という項目が非常に大きな段落になったとしても、[[その他の分類]]という記事を作ると、あまりにも一般的な表現で閲覧者が混乱するかも知れません。(さらに言えば、もし使われなくなった時には、この記事は育つことも転用されることも難しく、全く顧みられない孤立した記事になるかも知れません)

他の記事について別の執筆者が同様の項目を立てたいと思った際に「曖昧さ回避」のページとして使うこともありえますが、この場合はむしろ最初に記事を分ける際に、「バスケットボールで望ましくない競技態度」「雑誌の分類法の数々」とするなど記事名をよく吟味するか、記事を分ける必要が本当にあるのかを検討するべきです。

その他の慣例

人名

1 日本人

  • 姓・名の順に、間にスペースなどを入れずに記す。原則として敬称・肩書はなし。
  • 日本人の名前にはペンネームなどに特殊記号やアルファベットなどを用いているものがあるが、これらはそのまま表記し、カタカナ化などはしない。
  • JIS X 0208にない漢字は記事名として用いず、読み方に即したひらがな、またはカタカナを使用する(言い換えれば、一般に機種依存文字に区分される漢字は用いない。Windowsで表示可能でも、他のOS、一部のブラウザで表示できない場合があるため)。

2 中国人、韓国人などで名前の表記が通常漢字である場合

  • 原則として漢字名を使用する。日本人の名前と同様に扱う。機種依存文字に区分される漢字の扱いも日本人に準ずる。
    • 例:「魯迅」
    • 例:「トウ小平」
  • 中国語の簡略体などで、日本で用いられている漢字と対応するものがある場合には、それを用いる。 見当たらない場合にはカタカナ表記を用いてもよい。
  • 用いられている漢字が見当たらない場合には、読み方に則したカタカナを使用する。

3 その他の外国人

  • 名(ファーストネーム)・姓(ファミリーネーム)の順。姓名間の区切りは「・(全角)」で示し、ミドルネームは原則として省略する。
    • 例:「ジェラール・フィリップ」。
  • ハイフンで結ばれた2つの語が名前に含まれている場合は、ハイフンの代わりにイコール記号(全角)を使う。(注:半角のイコールは、「記事名に使えない特殊記号」(上記)に含まれる)

(アラブ・イスラム系の人名についてはノート:ムハンマドにルール案が提示されています)

(仮)アラブおよびその他のイスラム系の人名についての記事名ルール案(ご意見はノート:ムハンマドへ)
  • アラブ諸国およびイランのアラビア語名は標準アラビア語の発音に準ずるが、現代人(第一次世界大戦以降に活躍した者)はその国での呼び方を優先する。
  • オスマン人はオスマン語を優先し、現代トルコ語の発音に準じる。(例えば、メフメトはムハンマドとしない)
  • 定冠詞(アル、アン、アッ)は「=」で繋ぐ。
  • イダーファ(○○・アル=○○)を除き、原則として記事名からは定冠詞を省略する。
  • イダーファは原則として分かち書きするが、アブドゥル○○など、イダーファによって二つ以上の単語が分かちがたい名前をなすと見られる場合は例外として分かち書きしない。
  • ウマイヤ朝・アッバース朝など「王朝」の君主は、イスム(本人の名)あるいはラカブ(尊称)に適宜「○世」などを付加した形を記事名とする。
  • 原則としてて上記以外は、必ずイスムあるいはクンヤ(アブー・○○)にナサブ(イブン○○)あるいはニスバ(出自名・家名)をつける。
  • もっぱらラカブのみによって知られる人物はラカブのみによって記事名とする。(例えば、ラシード・アッ=ディーン)
  • もっぱらナサブのみによって知られる人物はナサブのみによって記事名とする。(例えば、イブン・スィーナー)
現状での問題点は「もっぱら~によって知られている」かどうかは根拠が示しにくい等(ご意見はノート:ムハンマドへ)

4 日系外国人、海外在住者などで、カタカナ表記が通例になっている場合

  • 広く流布していると思われる名前を記事名として用いる。語順も流布しているものに従う。

年・月日

ウィキペディアでは、年、月日のそれぞれについてひとつページを設け、その年や日に起こったできごとの紹介などをする。この記事のタイトルには半角数字と漢字を用いる。10年紀および世紀ごとの記事も同様としている。

ただし、記事が少ない間、各年ではなく年代のページにまとめられており、16世紀以前および紀元前では100年ごとになっている。これは今後分割されることもあり得るものの、古い時代については各世紀へとリダイレクトすること。

和暦については元号のみをリンクし、西暦を並記すること。明治以前の和暦では西暦と和暦の間で日付も一致していないため、リンクする記事では1582年10月4日以前ではユリウス暦、同10月15日以後ではグレゴリオ暦の日付も並記すること。

小説・詩・映画・舞台・音楽・絵画など芸術作品のタイトル

基本的に通常の記事と同様に扱う。他の記事と重複がある時にはスペースと半角カッコで区切って映画や小説であることを明記する。記事名自体に「」や『』は付けない。

歴史的事件

地名

  • 国内:
    • 都道府県名は「都」「道」「府」「県」を含めた名称を使う。(例:東京都秋田県)
    • 市区町村などは都道府県名・郡名を含まない名称を使う。(例:千代田区男鹿市倶知安町)
    • 同一名称の地名がある場合には、それぞれの記事名の最後に「どこの」地名であるかを()で括って付ける。(例:北区北区 (東京都) / 北区 (札幌市))ここで、北区自体はそれら個別の記事へのリンクとそのリンク先の簡単な説明にあてる。
    • この際の()は半角カッコを使用し、括弧の前には半角スペースをひとつ入れる。
  • 海外:
    • 地名、島の名前等で重複がある場合には国名で区別する。

国名

  • 現在、世界にある国々については、既に記事が作られています。これらの記事名は、必ずしも正式名称ではありませんが、他の記事との連携を考えて現在の記事名となっています。よって、正式名称でないからという理由で記事名を変更する必要はありません。しかし、将来、国名が変更したり、あるいは、現在の記事名の下で別の記事を作成したい場合もでてくるかもしれません。その場合は、各記事のノートで提案をしてみて下さい。
  • 過去にあった国については、もっとも一般的な呼称を記事名にするのが適切です。(例: 神聖ローマ帝国
  • 架空の国については、作品中の正式名称を記事名にするのが適切です。

団体名

  • 通称(例:「近鉄」)や略称(例:「近畿日本鉄道」)を記事名とすることは「問題ない」。
  • 必要となった場合には、正式名称(例:「近畿日本鉄道株式会社」)やそれに近い形態に移行する。
  • 必要なくても自由に、正式名称やそれに近い形態に移行してよい。
  • 正式名称が記事となっている場合には、通称や略称の記事において必ずリンクを張る。
  • 正式名称を記事名とするファイルでは、略称や通称が必ず明記されているようにする。

鉄道関係

一覧およびメタ記事の取り扱いについて

  • ある物事の様々な事例を並べた記事では、項目名を「~一覧」とする。また、何のどういった一覧であるのか明確に分かる項目名とすること。
  • 原則としてあいうえお順ではそのまま「~の一覧」とし、それ以外では「~の時代別一覧」「~の分野別一覧」などとすること。


関連情報