熊崎信也
くまざき しんや 熊崎 信也 | |
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2023年 撮影 | |
生誕 |
1979年5月21日(45歳) 日本 岐阜県 |
出身校 | 金沢美術工芸大学(視覚デザイン科) |
職業 | ゲームデザイナー、ゲームディレクター |
活動期間 | 2002年 - |
熊崎 信也(くまざき しんや、1979年5月21日 - )は日本のゲームデザイナー、ゲームディレクターであり、ハル研究所 取締役。「星のカービィシリーズ」のデザイン、ディレクターを担当。
来歴
[編集]ハル研究所入社前( - 2002年)
[編集]岐阜県出身。15歳頃からゲーム制作を始めており、その軌跡は彼が2000年に作成した個人サイトに存在している[1]。
岐阜県立加納高等学校から金沢美術工芸大学視覚デザイン科卒業[2]。ハル研究所に入社する1年前には、『うちゅう人田中太郎で RPGツクールGB2』に収録されたサンプルゲームの1つ「MONSTERスクール」が世に出ている。
専門学校にいくつも通っていた[3]。1997年、すいどーばた美術学院を卒業 1996年に東芸美術研究所に入学したが1年後退学。
デザイナーとして(2002年 - 2007年)
[編集]入社後、彼は『星のカービィ 夢の泉デラックス』の通信デバッグや、『カービィのエアライド』のステージ、マシン、敵キャラクター、アイテムデザインに関わり、作中にデデデ大王が乗るマシン「ウィリーバイク・デデデカスタム」のデザインも担当している。その後、『タッチ!カービィ』のデザインに関わる。スタッフリストではデザイナーとして載ったが、ハル研Diaryでは主に最終ボス、エンドロール、ストーリー&ステージ名を担当したことを明かしている[4]。
ディレクターとして(2008年 - )
[編集]ディレクターの始まりは、『タッチ!カービィ』制作において世界観やキャラクター設定をまとめる仕事に挑戦したことだと後に明かしている[5]。
『タッチ!カービィ』制作当時からディレクターを目指しており、「純粋に誰かがやらねばカービィが途絶えてしまう」という強い気持ちを持って挑んでいたとのこと[5]。
そして、2008年に発売された『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』のディレクターを担当する[6]。以降、数多くの星のカービィシリーズの作品の企画・監修に関わることになる。
『星のカービィ ロボボプラネット』以降はゼネラルディレクターとなり、シリーズ全体の様々な監修などを務める。
2021年、取締役に就任。
作品リスト
[編集]ゲーム
[編集]- 星のカービィシリーズ
- 星のカービィ 夢の泉デラックス(2002年、ゲームボーイアドバンス)通信デバッグ
- カービィのエアライド(2003年、ニンテンドーゲームキューブ) デザイン
- タッチ!カービィ(2005年、ニンテンドーDS) デザイン
- 星のカービィ ウルトラスーパーデラックス(2008年、ニンテンドーDS) ディレクター
- 星のカービィ Wii(2011年、Wii) ディレクター
- 星のカービィ 20周年スペシャルコレクション(2012年、Wii) ディレクター(神山達哉と共同)
- 星のカービィ トリプルデラックス(2014年、ニンテンドー3DS) ディレクター
- カービィファイターズZ(2014年、ニンテンドー3DS) ディレクター
- デデデ大王のデデデでデンZ(2014年、ニンテンドー3DS) ディレクター
- タッチ!カービィ スーパーレインボー(2015年、Wii U) スペシャルサンクス
- 星のカービィ ロボボプラネット(2016年、ニンテンドー3DS) ゼネラルディレクター
- みんなで!カービィハンターズZ(2017年、ニンテンドー3DS) ゼネラルディレクター
- カービィのすいこみ大作戦(2017年、ニンテンドー3DS) ゼネラルディレクター
- カービィ バトルデラックス!(2017年、ニンテンドー3DS) ゼネラルディレクター
- 星のカービィ スターアライズ(2018年、Nintendo Switch) ゼネラルディレクター
- 毛糸のカービィ プラス (2019年、ニンテンドー3DS) キャラクタースーパーバイザー(北健一郎、ファーマン力と共同)
- スーパーカービィハンターズ (2019年、Nintendo Switch) ゼネラルディレクター、作詞
- カービィファイターズ2(2020年、Nintendo Switch) ゼネラルディレクター
- 星のカービィ ディスカバリー(2022年、NIntendo Switch)ゼネラルディレクター、作詞
- 星のカービィ Wii デラックス(2023年、NIntendo Switch)ゼネラルディレクター
- ハコボーイ!シリーズ
- ハコボーイ! もうひとハコ(2016年、ニンテンドー3DS) ハコ漫画 - 原案
- さよなら! ハコボーイ!(2017年、ニンテンドー3DS) ハコまんが - 原案
- うちゅうじん田中太郎でRPGツクールGB2(2001年、ゲームボーイカラー) 「MONSTERスクール」ゲームデザイン
サウンドトラック
[編集]- The Sound of Kirby Café/サウンド・オブ・カービィカフェ(2016年) サウンドディレクター
- 星のカービィ ロボボプラネット オリジナルサウンドトラック(2016年) サウンドディレクター
- The Sound of Kirby Café 2/サウンド・オブ・カービィカフェ2(2019年) サウンドディレクター
出演
[編集]イベント
[編集]- 星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート(2017年4月16日・6月18日・7月20日・7月21日、Bunkamuraオーチャードホール・オリックス劇場)
- 星のカービィ30周年記念ミュージックフェス (2022年8月11日、東京ガーデンシアター)
インターネット配信
[編集]- 星のカービィ25周年記念特番#2(2017年7月16日、ニコニコ生放送)[7]
- ハコボーイ!公式チャンネル「ハコチャンネル」#16・#17(2017年8月7日・8月10日、YouTube)
- 星のカービィポータル 公式チャンネル 星のカービィ 30周年記念ミュージックフェス / Kirby 30th Anniversary Music Fest. (2022年8月11日、YouTube)[8]
脚注
[編集]- ^ “KR”. 個人サイト. 2017年4月7日閲覧。
- ^ KR prof. 公式サイト.
- ^ “熊崎 信也”. www.facebook.com. 2018年5月20日閲覧。
- ^ “『タッチ!カービィ』開発後記 vol.2”. HAL LABORATORY,INC.. 2017年4月7日閲覧。
- ^ a b 『星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート パンフレット』ハル研究所、2017年、4頁。
- ^ “N.O.M 2008年11月号 No.124 作った人たち”. N.O.M. 2017年4月7日閲覧。
- ^ “『星のカービィ』25周年を記念してシリーズ制作者にいろいろ話してもらった。「試作タイトルも3本あったが、そのおかげで25周年を迎えられた」”. ニコニコニュース オリジナル (2017年7月24日). 2017年9月27日閲覧。
- ^ “『星のカービィ』30周年記念ミュージックフェスの無料配信が本日(8/11)18時からスタート。『星のカービィ ディスカバリー』のプレゼントキーワード配布も”. ファミ通.com (2022年8月11日). 2022年8月16日閲覧。