渋谷区立上原小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
渋谷区立上原小学校
Uehara Elementary School

上原小学校
(2015年2月19日撮影)
地図北緯35度39分58.56秒 東経139度40分43.86秒 / 北緯35.6662667度 東経139.6788500度 / 35.6662667; 139.6788500座標: 北緯35度39分58.56秒 東経139度40分43.86秒 / 北緯35.6662667度 東経139.6788500度 / 35.6662667; 139.6788500
過去の名称 東京府豊多摩郡代々幡町立上原尋常小学校
東京府東京市上原尋常小学校
東京府東京市上原国民学校
東京都上原国民学校
東京都渋谷区上原国民学校
国公私立の別 公立学校
設置者 渋谷区
学区 2学期制
設立年月日 1920年(大正9年)4月1日
開校記念日 4月21日
共学・別学 男女共学
学校コード B113211300082 ウィキデータを編集
小学校コード 213120
所在地 151-0064
東京都渋谷区上原三丁目13番20号
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

渋谷区立上原小学校(しぶやくりつ うえはら しょうがっこう)は、東京都渋谷区上原三丁目にある公立小学校。上原三丁目の住宅地に所在する。

概要[編集]

学校は南方向に東京大学教育学部東京大学教育学部美術博物館東京大学駒場リサーチキャンパス東京大学先端科学技術研究センター駒場野公園と、都内でありながら緑の多い学習環境に恵まれた地域である。主要な交通は小田急小田原線東京メトロ千代田線代々木上原駅が北側にあり、恵まれた環境と交通の便の良い住宅地域にある。敷地と校舎は北側の隣地の外は公道に面し、南側に正門がある。

沿革[編集]

経緯

上原小学校は、渋谷区内の小学校の中でも歴史が古く、1920年(大正9年)4月1日、東京府豊多摩郡代々幡町立上原尋常小学校として設立された。

年表
  • 1920年(大正9年)4月1日 - 東京府豊多摩郡代々幡町立上原尋常小学校として設立した。
  • 1932年(昭和7年)10月1日 -東京市編入と共に東京府東京市上原尋常小学校と名称変更した。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令施行により東京府東京市上原国民学校と名称変更した。
  • 1943年(昭和18年)7月1日 - 都制実施により東京都上原国民学校と名称変更した。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 文部省令により東京都渋谷区上原国民学校と名称変更した。
  • 1967年(昭和42年)11月27日 - 東京都学校給食研究協力校として研究発表した。
  • 1968年(昭和43年)11月27日 - 給食優良校として文部大臣から表彰される。
  • 1988年(昭和63年)1月28日 - 渋谷区教育委員会研究推進校として研究発表した。
  • 1993年(平成5年)3月15日 - 渋谷区教育委員会研究奨励校(生活科、社会科)に指定された。
  • 2016年(平成28年)1月 - オリンピック・パラリンピック教育推進校に指定された。

建て替え計画[編集]

渋谷区は2022年(令和4年)、教育目標や長寿命化計画を踏まえ、「未来の学校のコンセプト」と「新しい学校施設整備に当たっての考え方」の概要をまとめ、「渋谷区新しい学校づくり整備方針(2023年3月)、渋谷区立小学校と中学校の建て替えロードマップ」を発表した[1]

  • 工事期間(解体1年、建築2年) - 2032年度(令和14年)〜 2034年度(令和16年)

教育方針[編集]

教育目標[2]
「礼儀正しく思いやりのある人間」「社会に貢献しようとする人間」「個性と創造力豊な人間」
小学校の児童数と教員数[3]
年度 児童総数 1年生 2年生 3年生 4年生 5年生 6年生 教員数 職員数
平成23年 141人 30人 20人 21人 25人 22人 23人 14人 4人
平成24年 143人 26人 27人 19人 20人 25人 26人 13人 3人
平成25年 178人 53人 27人 32人 19人 21人 26人 13人 3人
平成26年 205人 55人 51人 26人 33人 17人 23人 14人 3人
平成27年 241人 59人 54人 52人 25人 33人 28人 15人 3人
平成28年 268人 52人 56人 52人 52人 24人 32人 17人 3人
平成29年 285人 59人 51人 54人 51人 48人 22人 18人 3人
平成30年 328人 66人 60人 50人 55人 51人 46人 20人 3人
令和元年 365人 81人 63人 61人 53人 55人 52人 21人 4人
令和2年 379人 70人 76人 67人 62人 53人 51人 19人 4人
令和3年 402人 75人 69人 74人 70人 62人 52人 21人 5人
令和4年 439人 88人 75人 69人 76人 69人 62人 21人 5人
令和5年 461人 98人 87人 71人 63人 72人 70人 21人 5人

学校行事[編集]

放課後クラブ[4]
放課後クラブは、保護者の就労状況にかかわらず、全ての児童を対象とし、学校や地域との連携により、児童一人一人を健やかに育てていくための事業です。校庭、体育館、図書館、特別教室など、学校施設を活用して活動します。
校外学習[5]
渋谷区立小中学校の児童・生徒たちが、校外学習を行う宿泊施設があり、学校が使用しない期間は社会教育団体に開放しています。利用資格は区内在住、在勤者を主とする社会教育団体。
  • 山中高原学園 - 〒401-0501 山梨県南都留郡山中湖村山中263(℡0555-62-0595)
  • 冨山高原学園 - 〒299-2216 千葉県南房総市久枝784(℡0470-57-2130)

通学区域[編集]

子供が通学する学校は、住所により指定されている、また、2004年(平成16年)から学校選択希望制を導入しており、入学を希望する学校を選べる。学校選択希望制は、現行の通学区域を維持したうえで、通学区域外の学校を希望することが出来る制度で、特色のある学校づくりや地域に開かれた学校づくりを推進し、区民から選ばれる学校づくり等を図る[6]
住所別通学区域
上原一丁目 上原二丁目 上原三丁目 富ヶ谷二丁目 大山町
6 - 40番 全域 全域 10番、11番、22 - 43番 9 - 11番
通学区域では調整区域を設けている、通学の距離等を考慮し保護者の申請により指定校の変更が出来る区域[6]
調整区域
希望校 指定校 町丁名
上原小学校 西原小学校 大山町 1 - 8番、12 - 17番

進学先中学校[編集]

住所別通学区域[6]
上原中学校 代々木中学校
上原一丁目 - 三丁目全域
富ヶ谷一丁目 - 二丁目全域
大山町9 - 11番
大山町1 - 8番、12 - 47番

交通[編集]

鉄道

関係者[編集]

出身者

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『渋谷区教育委員会』「渋谷区『新しい学校づくり』整備方針、学校施設の未来像と建て替えロードマップ(概要版)」渋谷区、2023年3月、2023年7月21日閲覧
  2. ^ 渋谷区 - 広報紙しぶやの教育NO,103(4月発行)、庶務部庶務係[1]
  3. ^ 東京都教育委員会「令和5年度 公立学校統計調査報告書」統計・調査、2023年10月26日、2023年10月30日閲覧
  4. ^ 渋谷区教育委員会 - 学務課放課後クラブ推進係[2]
  5. ^ 渋谷区教育委員会 - 学務課学校事業係[3]
  6. ^ a b c 渋谷区教育委員会 - 学校案内・各種手続[4]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]