済生会西条病院

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済生会西条病院
情報
英語名称 Saiseikai Saijo Hospital
標榜診療科 内科、外科、循環器内科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、皮膚科、眼科、放射線科、麻酔科、リハビリテーション科、ペインクリニック外科、歯科・口腔外科、血液内科、血液外科、病理診断科
許可病床数 150床
一般病床:150床
機能評価 一般100床以上200床未満:Ver6.0
開設者 社会福祉法人恩賜財団済生会支部愛媛県済生会
開設年月日 1958年4月
所在地
793-0027
愛媛県西条市朔日市字榎ヶ坪269番地1
位置 北緯33度55分43秒 東経133度11分30秒 / 北緯33.92861度 東経133.19167度 / 33.92861; 133.19167
二次医療圏 新居浜・西条
PJ 医療機関
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済生会西条病院(さいせいかいさいじょうびょういん)は、愛媛県西条市にある済生会が運営する病院である。

標榜科目11科、病床数150床。

標榜科目[編集]

(2017年4月1日現在)

沿革[編集]

医師・赤松寛が愛媛県西条市大町660-7(現 弁財天公園)で運営していた赤松外科病院の建物・施設を、1958年4月、社会福祉法人 恩賜財団 済生会に寄附して設立された。その後診療科目の増科、増築、増床を繰り返し、1986年9月、現在地(愛媛県西条市朔日市字榎ヶ坪269-1)に新築移転。

  • 1993年 - 病院西側に老人保健施設・いしづち苑を併設。
  • 2002年 - 病院東側増築。
  • 2007年 - 外来診察場、PET-CT、リニアック、管理施設、回復期リハビリテーション病棟を備えた南棟が完成。
  • 2009年 - 64列マルチスライスCT導入。
  • 2011年 - 血管造影装置導入。

病院の特徴[編集]

西条地区にある公的医療機関として検診・生活習慣病医療から救急医療まで幅広く対応している。また、地域初のDPC病院でもある。 外来は原則予約制であるが、救急の受け入れは消極的に行っている。

がん治療
がんの早期発見に役立つPET-CTやリニアック(放射線治療装置)の導入、癌化学療法専門薬剤師など、がんの自己完結型医療を目指した取り組み。
救急医療

ICU/CCUをもつ西条市の2次救急医療機関として幅広く対応している。整形外科の手術件数は地区でも突出している。また、地域では唯一緊急内視鏡、手術を行うことができる。

予防医学

検診センターの併設もあり、早期発見、早期治療をモットーに充実させている。

生活習慣病医療

糖尿病内科は専門医3名が在籍し、持続インスリンポンプ、24時間持続血糖測定も導入、糖尿病教室やフットケアも行っている。眼科、皮膚科、整形外科との連携もある。

循環器医療

最新の血管造影装置を中核にバスキュラーラボも整備され、レベルの高い検査・手術を行っている。カテーテル治療は日本心血管インターベンション治療学会指導医、認定医が心臓、全身の血管のみでなく不整脈に対するカテーテルアブレーションやペースメーカー植え込みも行っている。(外来は医師の専門分野および愛媛大学医学部との連携で行うため、原則として紹介予約制:心・血管疾患:月曜日、金曜日 不整脈:火曜日 心筋症・肺高血圧症など難病:水曜日など)

医療機器
愛媛県には数台しかないPET-CT64列をはじめ、マルチスライスCT(GE製Lightspeed VCT64)、血管造影装置(GE製Innova3131IQ)リニアック(放射線治療装置)、MRI等、300床規模の病院に匹敵する医療機器を積極的に導入している。

外部リンク[編集]