海上衝突回避規範

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2013年にハワイ洋上で米国海軍と中国海軍が共同訓練を実施

海上衝突回避規範またはCUES(キューズ、Code for Unplanned Encounters at Sea)とは、他国の海軍同士が西太平洋地域の洋上で不慮の遭遇をした場合に取るべき艦艇の行動を定めた規範である。

概要[編集]

2014年4月22日中華人民共和国山東省青島で開催された西太平洋海軍シンポジウムにおいて21か国が合意した(「合意国」の項を参照)[1]

海上での偶発的衝突を防ぐことを目的としており、無線で行動目的を伝え合うことや射撃管制用レーダーを相手艦船に一方的に照射しないことなどが取り決められた[1]

あくまで規範であり法的拘束力や遵守義務がなく、規範の対象も西太平洋地域で活動する合意国の海軍艦艇に限定されているものの、多国間協議の場において中国を含めた環太平洋の各国が共通のルールに合意したことは画期的なこととされる[2]

合意国[編集]

本規範に2014年に合意した国は以下のとおり。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 日米中など21カ国、海上衝突回避規範で合意”. 日本経済新聞 電子版 (2014年4月22日). 2019年1月21日閲覧。
  2. ^ 下平拓哉. “第7章海上安全を強化するための方策 -海上衝突回避規範(CUES)訓練の拡大-”. 防衛省防衛研究所. 2019年1月21日閲覧。

外部リンク[編集]