江 姫たちの戦国 (小説)

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江 姫たちの戦国
ジャンル 歴史小説
小説
著者 田渕久美子
出版社 日本放送出版協会(NHK出版
発売日 2009年10月30日 - 2010年1月29日
新装版:2010年11月12日
巻数 全2巻
新装版:全3巻
話数 15章+2章
漫画
原作・原案など 田渕久美子
作画 暁かおり
出版社 講談社
掲載誌 デザートザ デザート
レーベル 講談社KCDXデザート
発表号 デザート 2010年11月号 - ザ デザート 2012年3月号
巻数 全5巻
話数 16章
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江 姫たちの戦国』(ごう ひめたちのせんごく)は、田渕久美子による歴史小説NHK出版(出版当時は日本放送出版協会)刊。

概要[編集]

2011年1月から11月にNHKで放映された大河ドラマ江〜姫たちの戦国〜』の原作小説として、同ドラマの脚本を務める田渕久美子が書き下ろした作品。本編15章と序章・結章の全17章で構成されている。

後に大河ドラマ放映に先立ち、新装版としてソフトカバー単行本も発刊されている。新装版の題字は、大河ドラマと同じく菊池錦子による。音声ファイル式のオーディオブックも配信された。また漫画版も刊行されている(後述)。

あらすじ[編集]

織田信長の姪である少女・は幼い頃からとある夢を見る事がある。それはある男性の「手」に、赤子である自らが包まれる夢であった。この手の持ち主が誰なのか、江には見当もつかない事であった。

江は茶々()・という二人の姉とともに、母・の手で育てられていた。江は伯父・織田信長と出会い、彼の思想や信念に触れるも、信長は本能寺で帰らぬ人となる。市は織田家の重臣・柴田勝家と再婚するも、間もなく勝家は実父・浅井長政の仇でもある羽柴秀吉(豊臣秀吉)に敗れ、その戦いで勝家や市はこの世を去り、幼い三姉妹たちは仇敵・秀吉の下で成長することになる。

その後、江は二度の結婚と離別を経て、関東の大大名である徳川家康の嫡男・秀忠の元へ嫁ぐ。政略結婚で結ばれた二人の仲は冷え切っていたが、慶長伏見地震の危機を秀忠に助けられた江は秀忠を認め、また長年夢に見続けてきた「手」の正体を知る事になる。

しかし天下の情勢は江の嫁いだ徳川家と、長姉・淀の暮らす豊臣家の激しい対立に晒される事になる。江の願いも空しく徳川家は豊臣家と淀を滅亡に追い込む。江はそれらを胸に収め、太平の時代を享受する幸せを噛みしめるのだった。

登場人物[編集]

  • (ごう)
  • 織田信長
  • 羽柴秀吉(豊臣秀吉) 
  • 徳川家康
  • 徳川秀忠

書誌情報[編集]

単行本
新装版
オーディオブック

朗読は平野啓子による。

  • 新装版 江 姫たちの戦国 上巻 1(2010年12月20日配信開始)
  • 新装版 江 姫たちの戦国 上巻 2(2011年1月9日配信開始)
  • 新装版 江 姫たちの戦国 中巻 1(2011年2月1日配信開始)
  • 新装版 江 姫たちの戦国 中巻 2(2011年3月11日配信開始)
  • 新装版 江 姫たちの戦国 下巻 1(2011年4月18日配信開始)
  • 新装版 江 姫たちの戦国 下巻 2(2011年4月18日配信開始)

漫画版[編集]

本作を原作とした同名の漫画作品が、講談社の漫画雑誌『デザート』に2010年11月号から2011年12月号まで連載され、ついでその姉妹誌『ザ デザート』2012年1月号・3月号に掲載された。作画は暁かおりによる。

単行本は講談社KCDXデザートから、全5巻が刊行されている。『デザート』連載分は第1巻から第4巻に(第1章から第14章として)、『ザ デザート』掲載分(掲載時には「絢爛の大奥編」前編・後編と題された)は第5巻に(第15章・最終章として)収録されている。

あらすじはおおよそ原作の通りであるが、エピソードの省略や改変などは施されている。原作者の田渕もキャラクターデザインなどの面で監修を行っている。

単行本[編集]