段成式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

段 成式(だん せいしき、803年? - 863年?)は、中国詩人は柯古(かこ)。本貫斉州鄒平県

略歴[編集]

憲宗穆宗時期の宰相の段文昌の子で、父の功によって校書郎に任じられ、尚書郎・吉州刺史・処州刺史・江州刺史・太常少卿を歴任した。博学を以て知られ、随筆集『酉陽雑俎(ゆうようざっそ)』は特に名高い。また彼は駢儷文にも優れた手腕を見せ、やはり当時名手として知られた李商隠温庭筠らと並び称せられ、排行(一族の中で、同世代の男子の通称として誕生順に番号を付したもの)が3人ともに16であったところから併せて「三十六体」と呼ばれた。

詩人としての彼[編集]

作品に、七言絶句の『折楊柳(せつようりゅう)』がある。

折楊柳
枝枝交影鎖長門 枝枝(しし) 影を交(まじ)えて 長門(ちょうもん)を鎖(とざ)す
嫩色曾霑雨露恩 嫩色(どんしょく) 曾て霑(うるお)う 雨露の恩
鳳輦不来春欲尽 鳳輦(ほうれん)来(きた)らず 春尽きんとし
空留鶯語到黄昏 空しく鶯語(おうご)を留めて黄昏(こうこん)に到る

出典[編集]