武豊町地域交流施設

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武豊町地域交流施設
武豊町地域交流施設の位置(愛知県内)
武豊町地域交流施設
所在地
愛知県知多郡武豊町字忠白田11番地1
座標 北緯34度50分40.9秒 東経136度55分27.4秒 / 北緯34.844694度 東経136.924278度 / 34.844694; 136.924278座標: 北緯34度50分40.9秒 東経136度55分27.4秒 / 北緯34.844694度 東経136.924278度 / 34.844694; 136.924278
面積 1万1800平方メートル[1]
駐車場 104台
アクセス JR武豊線武豊駅から徒歩約13分、または名鉄河和線知多武豊駅から徒歩約14分
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武豊町地域交流施設(たけとよちょうちいきこうりゅうしせつ)は、愛知県知多郡武豊町字忠白田11番地1にある施設。武豊町地域交流センター、まちの駅 味の蔵たけとよ、多目的広場、転車台ポケットパークからなる。津波避難ビルに指定されている[1]

武豊における醸造業[編集]

武豊では江戸時代中期から味噌醤油(特にたまり)の醸造が行われ、近代には銚子千葉県)や龍野兵庫県)と並ぶ「日本三大醸郷」として知られた。現在では泉万醸造(1921年創業)、伊藤商店(文政年間創業)、丸又商店(1829年創業)、中定商店(1879年創業)、カクトウ醸造(1919年創業)、南蔵商店(1872年創業)の6の蔵元が伝統的製法で醸造を行っている[2]。武豊町地域交流センターの建物の外観は味噌蔵をモチーフとしている。

歴史[編集]

  • 2016年(平成28年)4月1日 - 開館[3][1]

施設[編集]

武豊町地域交流センター[編集]

  • 歴史産業展示コーナー「武豊ゆめ回廊」 - 昭和初期の武豊港駅・転車台・武豊港を再現したジオラマや、原寸大の味噌桶をイメージした小部屋がある。
  • 武豊町商工会
  • 体験工房
  • 会議室 - 定員32人[4]
  • 多目的ホールA - 定員72人[4]
  • 多目的ホールB - 定員18人[4]
  • 多目的ホールC - 定員18人[4]

まちの駅 味の蔵たけとよ[編集]

多目的広場[編集]

約2000m2の芝生広場があり、遊具・ベンチ・東屋などが置かれている。

転車台ポケットパーク[編集]

国鉄武豊線貨物支線武豊港駅で用いられていた直径7メートルの転車台の周囲が小広場として整備されている[5]。かつて武豊港から石油が輸入され、タンク車に積み替えられて武豊線で中部地方各地に運ばれた[5]。全国で唯一現存する直角二線式転車台とされ、「旧武豊港駅転車台」として国の登録有形文化財に登録されている[5]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 「武豊町 地域交流施設が完成 津波避難ビルに指定」『毎日新聞』2016年4月14日
  2. ^ a b c 施設について まちの駅 味の蔵たけとよ
  3. ^ 「武豊町地域交流施設 4月1日(金)オープン!」『広報たけとよ』武豊町、2016年2月15日号
  4. ^ a b c d 貸館利用案内 武豊町地域交流施設
  5. ^ a b c 文化財指定の転車台、最古級の駅舎…JR武豊線に再び光 朝日新聞デジタル、2009年3月14日
  6. ^ a b アクセスマップ 武豊町地域交流施設

外部リンク[編集]