武者小路穣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

武者小路 穣(むしゃのこうじ みのる、1921年大正10年)3月27日[1]2010年平成22年)11月11日)は、日本史学者、著述家筆名むしゃこうじ・みのる(すべて平仮名、「むしゃ」と「こうじ」の間に「の」を入れずに、姓と名の間には中黒を入れる)。旧姓は久保田(くぼた)。子爵武者小路実世の末弟・公敏の妻・喜佐の甥にあたり、6歳の時に従兄にあたる公敏の長男・敏雄の養子に入った。妻は小説家武者小路実篤の三女・辰子で、穰の又従姉にあたる。長女・有紀子は元バレリーナで歌舞伎役者四代目中村梅玉夫人。

奈良市出身。1943年(昭和18年)東京帝国大学文学部国史学科卒業。明星学園高等学校教諭、和光大学人文学部教授、1992年(平成4年)定年、名誉教授。日本文化史専攻。

             久保田某
             ┝━━━━━━━━━━━━━━━━ 久保田穰 → → → → → 
           ┏ 姉                             ↘︎ 
           ┃                                ↘︎           河村順之(四代目中村梅玉)
           ┗ 足立喜佐(町医者足立良元女)                    ↘︎           │
             ┝━━━━━━━━━━━━━━━━ 武者小路敏雄 =======  武者小路穰    ┏ 有紀子(長女)
           ┏ 武者小路公敏(三男)                      │       ┃
           ┃                   安子(士族飯河安信女)    ┝━━━━━━━┻ 武者小路知行(長男)
           ┃ 秋子(子爵勘解由小路資生次女)   ┝━━━━━━━━━━━━━ 辰子(三女)
           ┃ ┝━━━━━━━━━━━━━━━┳ 武者小路実篤(四男)
           ┣ 子爵武者小路実世⑩(次男)   ┃
           ┃                 ┗ 子爵武者小路公共⑪(三男)
子爵武者小路実建⑧ ━┻ 子爵武者小路公香⑨(長男)     ┝━━━━━━━━━━━━━ 武者小路実行⑫(長男)
                              萬子(公爵毛利元徳六女)
※数字は武者小路家本家の当主代々

著書[編集]

  • 平家物語琵琶法師』 淡路書房新社、1957年
  • 『日本美術史』 美術出版社、1961年
  • 『絵巻 プレパラートにのせた中世』 美術出版社(美術選書)、1963年
  • 『黒船前夜 — 大塩の乱から崋山長英の死まで』少年少女人物日本百年史  盛光社、1964年
  • 『明治の栄光 条約改正と日清・日露戦争』少年少女人物日本百年史 6  盛光社、1965年
  • 『地方仏  ものと人間の文化史』1・2  法政大学出版局、1980年
  • 『天平芸術の工房』 教育社歴史新書、1981年
  • 『絵師 ものと人間の文化史』 法政大学出版局、1990年
  • 『絵巻の歴史』吉川弘文館(日本歴史叢書)、1990年
  • 『襖  ものと人間の文化史』 法政大学出版局、2002年

共著[編集]

  • 『物語による日本の歴史』 石母田正 共著、学生社、1957年、のち講談社学術文庫 
  • 『昭和の日本』全6巻  松島栄一 共編、盛光社、1967年
  • 『日本美の展開』世界の文化史蹟 第8巻  田中一松 共編、講談社、1969年

参考文献[編集]

出典[編集]

  1. ^ 『現代日本人名録』