正心女子短期大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
正心女子短期大学
大学設置/創立 1967年
廃止 1987年
学校種別 私立
設置者 学校法人鹿児島学園[1]
本部所在地 鹿児島県姶良郡加治木町木田5348[注釈 1]
学部 家政科
  家政専攻
  食物栄養専攻 
テンプレートを表示

正心女子短期大学(せいしんじょしたんきだいがく[注釈 2])は、鹿児島県姶良郡加治木町木田5348[注釈 1]に本部を置いていた日本私立大学である。1967年に設置され、1987年に廃止された。

概要[編集]

大学全体[編集]

教育および研究[編集]

  • 正心女子短期大学は家政学をベースとした専門教育に加え、養護教諭や教職員、栄養士の養成にも力をいれていた。

学風および特色[編集]

  • 正心女子短期大学が設置されている加治木町は、旧来より教育文化に対する意識が高いということから、社会人・職業人そして家庭人として有能な人材育成するという理想を実現するために設置したとなっている[8]
  • 入学試験は、推薦入試のみで、選抜方法は面接のみとなっていた[9]

沿革[編集]

基礎データ[編集]

所在地[編集]

象徴[編集]

  • 正心女子短期大学のカレッジマークには学名の一部である「正心」の文字が記されていた[8]

年度別学生数[編集]

- 入学定員 総定員 学生数[注 5] 出典
1967年 50 50 女57 [17]
1968年 50 100 女80 [18]
1970年 50[注釈 7] 100 女42 [19]
1971年 50[注釈 7] 100[注釈 8] 女32 [20]
1972年 50[注釈 7] 100[注釈 8] 女13 [21]
1973年 50[注釈 7] 100[注釈 8] 女12 [22]
1975年 50[注釈 7] 100[注釈 8] 女25 [23]
1976年 50[注釈 7] 100[注釈 8] 女21 [24]
1977年 50[注釈 7] 100[注釈 8] 女26 [25]
1978年 50[注釈 7] 100[注釈 8] 女37 [26]
1979年 50[注釈 7] 100[注釈 8] 女41 [27]
1980年 50[注釈 7] 100[注釈 8] 女27 [28]
1981年 50[注釈 7] 100[注釈 8] 女12 [29]
1982年 50[注釈 7] 100[注釈 8] 女5 [30]
1983年 50[注釈 7] 100[注釈 8] 女9 [31]
1984年 50[注釈 7] 100[注釈 8] 女16 [32]
1985年 50[注釈 7] 100[注釈 8] 女6 [33]

教育および研究[編集]

組織[編集]

学科[編集]

専攻科[編集]

  • なし

別科[編集]

  • なし

取得資格について[編集]

研究[編集]

大学関係者と組織[編集]

大学関係者一覧[編集]

大学関係者[編集]

歴代学長

教職員

施設[編集]

[編集]

  • 本短大からの指定寮があった[9]

対外関係[編集]

系列校[編集]

卒業後の進路について[編集]

就職について[編集]

  • 家政科
    • 家政専攻:概ね大半の学生が一般企業へ就職しており、教育職員や養護教諭を希望する学生も少なからずいた[9]
    • 食物栄養専攻:在学中に取得した資格を活かして食品関連企業や病院学校給食職員など活躍の場は多岐にわたっていた[9]

附属学校[編集]

注釈[編集]

注釈グループ[編集]

  1. ^ a b 現在は鹿児島県姶良市加治木町木田5348となっている。1993年度より同じ学校法人が運営する加治木看護専門学校が設置されている。ちなみに、短期大学が置かれていたキャンパスは、併設校の正心女子短期大学附属高等学校→加治木女子高等学校→龍桜高等学校の校舎の一部に転用されている。
  2. ^ a b 出典[41]
  3. ^ a b 出典[3]
  4. ^ a b 昭和61年度より学生募集停止[1][4]
  5. ^ a b 出典[5][6][7]
  6. ^ a b 出典[16]
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o うち家政専攻20、食物栄養専攻30
  8. ^ a b c d e f g h i j k l m n うち家政専攻40、食物栄養専攻60
  9. ^ a b 最終募集となった1985年における体制[34][35]
  10. ^ a b 出典[36][37][38][39][40]

補足[編集]

  1. ^ 現在は鹿児島県姶良市加治木町
  2. ^ 現在の文部科学省
  3. ^ 出典[11][12]
  4. ^ [14][15]
  5. ^ 学生はその該当年度の5月1日時点でのデータである。

出典[編集]

  1. ^ a b 文教協会'1986.
  2. ^ 文部大臣所轄学校法人一覧 昭和60年版より。
  3. ^ 学校法人名簿 昭和42年度より。
  4. ^ 短期大学教育 (43)より。
  5. ^ 文教協会'1987, p. 210.
  6. ^ 大学資料 (101)より。
  7. ^ 短期大学及び短期大学の学科の廃止についてより。
  8. ^ a b 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 419.
  9. ^ a b c d 晶文社'1974.4, p. 526.
  10. ^ 学習研究社'1966, p. 255.
  11. ^ 短期大学一覧 昭和42年度 (短期大学資料)より。
  12. ^ 正心女子短期大学の設置についてより。
  13. ^ 大学資料 (23)より。
  14. ^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)より。
  15. ^ 短期大学学生入学定員変更等の届出についてより。
  16. ^ 大学資料 (31)より
  17. ^ 文部省'67, p. 44.
  18. ^ 文部省'68, p. 47.
  19. ^ 文部省'70, p. 48.
  20. ^ 文部省'71, p. 48.
  21. ^ 文部省'72, p. 50.
  22. ^ 文部省'73, p. 52.
  23. ^ 文部省'75, p. 56.
  24. ^ 文部省'76, p. 55.
  25. ^ 文部省'77, p. 55.
  26. ^ 全国学校総覧 昭和54年版より。
  27. ^ 全国学校総覧 昭和55年版より。
  28. ^ 全国学校総覧 昭和56年版より。
  29. ^ 全国学校総覧 昭和57年版より。
  30. ^ 全国学校総覧 昭和58年版より。
  31. ^ 全国学校総覧 昭和59年版より。
  32. ^ 全国学校総覧 昭和60年版より。
  33. ^ 文部省'85, p. 73.
  34. ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和60年度より。
  35. ^ 短期大学教育 (42)より。
  36. ^ 教育新聞社'80.
  37. ^ 梧桐書院'1981.4.
  38. ^ 晶文社'1981.4, p. 547.
  39. ^ 廣潤社'1981.8.
  40. ^ 教育新聞社'83.
  41. ^ 正心女子短期大学紀要より。
  42. ^ 山本隆基先生の古希を祝してより

参考文献[編集]

全国学校総覧[編集]

日本の私立短期大学[編集]

全国短期大学高等専門学校一覧[編集]

短期大学受験案内(晶文社)[編集]

短期大学案内(梧桐書院)[編集]

全国短期大学受験要覧(廣潤社)[編集]

学研[編集]

進学年鑑[編集]

関連項目[編集]

関連サイト[編集]