槇野博史

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槇野 博史
Hirofumi MAKINO
人物情報
生誕 1948年7月(75歳)
日本の旗 日本岡山県
出身校 岡山大学
学問
研究分野 医学
研究機関 岡山大学
ノースウェスタン大学(アメリカ)
学位 医学博士
称号 岡山大学学長(第14代学長)
岡山大学名誉教授
医師など
学会 日本内科学会
日本リウマチ学会
日本腎臓学会など
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槇野 博史(まきの ひろふみ、1948年7月29日 - )は、日本医学者教育者医師内科医)、医学博士岡山大学教授で、第14代岡山大学学長(任期:2017年4月1日から6年間)を務めた。岡山大学名誉教授

概要[編集]

専攻は内科学(特に免疫内分泌)。 岡山県岡山市北区出身。

活動[編集]

など[2]

著書など[編集]

【単著書】

  • 『糖尿病性腎症―発症・進展機序と治療』(診断と治療社、1999年)
  • 『わかる糖尿病性腎症―診断から透析療法まで』(診断と治療社、2002年)
  • 『糖尿病性腎症―基礎と臨床の最前線』(中外医学社 、2007年)
  • 『腎臓疾患 (New専門医を目指すケース・メソッド・アプローチ)』(日本醫事新報社、2007年)
  • 『写真と童話で訪れる インスリンのふるさとデンマーク』(メディカルレビュー社、2008年)
  • 『糖尿病透析患者診療・ケアハンドブック』(南江堂、2009年)
  • 『写真と童話で訪れる アルプスと高血圧』(メディカルレビュー社、2009年)
  • 『写真と童話で訪れる 熊野古道と慢性腎臓病―徐福 不老不死の薬を求めて』(メディカルレビュー社、2010年)
  • 『写真と童話で訪れる 沖縄とメタボリックシンドローム』(メディカルレビュー社、2011年)
  • 『写真で訪れる チャペルヒルへの道―ANCA関連血管炎のルーツを探る』(メディカルレビュー社、2012年)
  • 『写真と童話で訪れる 糖尿病性腎症とナイアガラ―インスリン発見のルーツを訪ねて』(メディカルレビュー社、2012年)
  • 『写真と童話で訪れる 高尿酸血症と奇岩・奇石』(メディカルレビュー社、2013年)
  • 『写真で訪れる ベルギーと糖尿病治療薬―小便小僧に会いたくて』(メディカルレビュー社、2014年)

【共著書】

  • 『知っておきたい「膠原病」の新たな診療』(真興交易医書出版部、2000年)
  • 『標準腎臓病学』(医学書院、2002年)
  • 『腎疾患最新の治療 (2002-2004)』(南江堂、2002年)
  • 『腎疾患・透析最新の治療 (2005-2007)』(南江堂、2004年)
  • 『腎疾患・透析最新の治療 (2008-2010)』(南江堂、2007年)
  • 『写真と童話で訪れる 北欧(スカンジナビア)と関節リウマチの話』(メディカルレビュー社 、2009年)
  • 『腎とフリーラジカル 第10集』(東京医学社、2010年)
  • 『写真と童話で訪れる 野口英世のふるさと―博士と考えるインフルエンザ』(メディカルレビュー社、2011年)
  • 『NHKここが聞きたい! 名医にQ 腎臓病のベストアンサー』(主婦と生活社、2013年)
  • 『写真と童話で訪れる アンコール遺跡群と乳がん―がんの予防と共存を考える』(メディカルレビュー社、2014年)
  • 『腎疾患・透析最新の治療 2014ー2016』(南江堂、2014年)

【編著】

  • 『腎炎・ネフローゼ—診断へのアプローチと治療戦略』(南江堂、2000年)
  • 『CKDのサイエンス-基礎と臨床』(南山堂、2010年)
  • 『糖尿病×CKD 診療ガイド Q&A』(南山堂、2012年)
  • 『New専門医を目指すケース・メソッド・アプローチ 腎臓疾患』(日本医事新報社、2013年)

【共編著】

  • 『腎臓病の最新医療』(先端医療技術研究所 (2001年)
  • 『腎疾患・透析最新の治療 2011-2013』(南江堂、2011年)

【監修】

  • 『これでわかる糖尿病療養教室』(南江堂、2004年)

その他[編集]

著書は、本業である医学書の他、2000年代後半より多数の「珍書」を出版していることでビブリオマニアに知られ、特に『写真と童話で訪れる高尿酸血症と奇岩・奇石』(2013年)は「奇岩の写真」「高尿酸血症の話」「創作童話」という全く何の関係もない3つの物をまとめて一冊の書物にした「ベスト珍書」として「本の雑誌」(2013年11月号)でも取り上げられた[4]。別々の本として出版すれば良い内容がなぜか一つの本にまとめられている、これらの「珍書」は、2013年当時は意味不明だったが、実は自分が撮影した趣味の写真を「学生への教育目的」という名目で岡山大学の公金2000万円を使って出版するための方策であったことが2023年に週刊FLASHの取材で明らかになった[5]。なお、本件について当人と大学側からのコメントはないため、週刊誌記事の内容について事実確認ができるものではない。

脚注[編集]

外部リンク[編集]