松尾祐孝
松尾 祐孝(まつお まさたか、1959年〈昭和34年〉5月1日[1] - )は、日本の作曲家、指揮者、音楽プランナー。
洗足学園音楽大学S-MAPS洗足学園プレップスクール校長/教授。東京都生まれ。東京芸術大学卒業、同大学院修士課程修了。
略歴
[編集]第1回現音作曲新人賞入選、第3回日仏現代音楽作曲コンクール特別賞、1988年ACL(アジア作曲家連盟)青年作曲賞第1位、1989年 Impressions of Hong Kong 管弦楽曲コンクール第1位、平成5年度村松賞、ISCM(国際現代音楽協会)World Music Days 1992 ワルシャワ大会入選、1999年別宮賞受賞など受賞多数。
ACL音楽祭(1988年/香港, 2002年/ソウル)、香港フィル定期演奏会(1991年)、ISCM World Music Daysワルシャワ大会(1992年)、INTERLINK'92、TOKYOSOUNDSPLASH'92、台北国際打撃楽節(1993年)、リスボン・グルベンキアン管弦楽団定期演奏会(1993年)、韓国・大邱現代音楽祭(1996年)、独バーデン州立歌劇場管弦楽団定期演奏会(1997年)、ソウル・パン・ムジーク・フェスティバル(2000/2002年)、ISCM世界音楽の日々2001横浜大会、日本=チェコ交流2003(東京/プラハ)、等々、世界各地の音楽祭等で作品が演奏されている。また、東京フィル・アジア環太平洋作曲家シリーズ、ISCM世界音楽の日々2001横浜大会(実行委員長)、日本=チェコ交流2003(実行委員長)、三味線フェスティバル2003in東京等を成功に導くなど、音楽プランナーとしても精力的な活動を展開している。
東京芸術大学、尚美学園大学、現代邦楽研究所各常勤講師。日本現代音楽協会副会長、日本作曲家協議会、日本音楽著作権協会各会員。
主な作品
[編集]管弦楽
[編集]- 協奏交響曲「活気ある風景」
- 飛来 IV 独奏ピアノを伴う室内オーケストラの為に
- フォノスフェール 第1番 尺八と管弦楽の為に
- PHONOSPHERE Ⅳ for Guitar and Orchestra
室内楽・器楽
[編集]- 飛来 II(弦楽四重奏曲第1番)
- クラリネットとピアノの為の「錯乱」
- クラリネットのための2つの小品
- ディストラクション IV トランペットとピアノの為に
- PHONO 5 for Marimba solo
邦楽器を伴う作品
[編集]- 美しの都 III 尺八と十七絃のために
- 邦楽合奏のための練習曲「新譜音悦多」
- ディストラクション V 尺八と二十絃のために
- 呼鼓悠遊(小鼓、太鼓、打楽、三絃、十七絃)
- 琵琶悠遊(笛奏者、打楽奏者、琵琶奏者)
- 音・音~Sound・Sound III 笙とコントラバスの為に
合唱
[編集]- 女声/児童合唱のための「The four seasons」
- こどものうたによる合唱組曲「かわいいマザーグース」
- 合唱オペラ「ニングル」
- 朝のおまじない(NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲)
- 人声小交響楽第1番『笙』
- 人声小交響楽第2番『尺八』
脚注
[編集]- ^ “令和元年の幕明け…令和の時代の幕開けに寄せて…日本の存在を噛みしめる!”. 松尾祐孝の音楽塾&作曲塾~音楽家・作曲家を夢見る貴方へ~ (2019年5月1日). 2024年8月25日閲覧。