東松江駅 (和歌山県)

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東松江駅
駅舎(2022年)
ひがしまつえ
HIGASHI-MATSUE[1]
NK44 紀ノ川 (2.6 km)
(0.7 km) 中松江 NK44-2
地図
所在地 和歌山県和歌山市松江東四丁目14番1号
北緯34度14分52.5秒 東経135度8分26.3秒 / 北緯34.247917度 東経135.140639度 / 34.247917; 135.140639座標: 北緯34度14分52.5秒 東経135度8分26.3秒 / 北緯34.247917度 東経135.140639度 / 34.247917; 135.140639
駅番号 NK 44-1
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 加太線*
キロ程 2.6km(紀ノ川起点)
和歌山市から5.2 km
電報略号 ヒエ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
759人/日
-2020年-
開業年月日 1930年昭和5年)12月1日
備考 * この他北島支線(加太線旧線)(1966年廃止)
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東松江駅(ひがしまつええき)は、和歌山県和歌山市にある、南海電気鉄道加太線駅番号NK44-1

かつては南海北島支線の分岐駅であった。

歴史[編集]

  • 1930年昭和5年)
  • 1942年(昭和17年)2月1日:会社合併により南海鉄道の駅となる。
  • 1944年(昭和19年)
  • 1947年(昭和22年)6月1日:路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
  • 1948年(昭和23年)9月:新駅舎使用開始[2]
  • 1950年(昭和25年)7月25日:松江線の旅客営業開始。加太線の運転系統を紀ノ川駅経由に変更。
  • 1955年(昭和30年)2月15日:旧加太線の和歌山市駅 - 北島駅間の廃止に伴い、松江線が加太線に編入。北島駅 - 当駅間は北島線に変更。
  • 1966年(昭和41年)12月1日:北島線廃止。
  • 2012年平成24年)4月1日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[3][4]

駅構造[編集]

新駅舎(南側より)。奥は旧駅舎
ホーム(2008年7月)

交換設備を備えた島式1面2線のホームを持つ地平駅である。改札口はホームの加太駅寄りにある。ホームの北側に旧駅舎が待合室として残されている。そこから構内踏切を渡って左側に現在の駅舎と先述の改札口がある。この構内踏切はそのまま南側の細い道にも通じている。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先[5]
1 加太線 下り 加太方面
2 上り なんば関西空港和歌山市方面

利用状況[編集]

2020年(令和2年)度の調査結果では、1日平均乗降人員759人である。この数字は南海の駅全体では100駅中72位、加太線の駅(和歌山市駅は除外)としては8駅中3位。

各年度の1日平均乗降人員は下記の通り[6][7][8]

年度 1日平均
乗降人員
順位
1980年 2,277
1985年 2,024
1990年 1,910
1995年 1,843
2000年 1,430
2001年 1,357
2002年 1,327
2003年 1,270
2004年 1,256
2005年 1,212
2006年 1,136
2007年 1,119
2008年 1,122
2009年 1,072
2010年 1,061
2011年 1,039
2012年 998
2013年 1,042
2014年 1,042
2015年 1,017
2016年 969
2017年 966 73位
2018年 965 73位
2019年 947 73位
2020年 759 72位
2021年 763 72位

駅周辺[編集]

駅北方の県道沿いに店舗が多い。周囲は民家やマンションが立ち並んでいる。駅東側で土入川が、新堀川を併せ南流する。かつては当駅の中松江駅寄りから住友金属工業和歌山製鉄所(現・日本製鉄関西製鉄所和歌山地区)構内に専用線が延びており、資材などの輸送に使われたが、1984年に加太線の貨物輸送が廃止され、線路も撤去されている。

隣の駅[編集]

南海電気鉄道
加太線
紀ノ川駅 (NK44) - (梶取信号所) - 東松江駅 (NK44-1) - 中松江駅 (NK44-2)

かつて存在した路線[編集]

南海電気鉄道
北島支線
島橋駅 - 東松江駅

脚注[編集]

  1. ^ 東松江駅 - 南海電鉄
  2. ^ 『南海七十年のあゆみ』(1957年)年表
  3. ^ 南海 駅ナンバリング 導入”. 鉄道コム (2012年2月27日). 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  4. ^ 南海電鉄全駅に「駅ナンバリング」を導入します”. 南海電鉄. 2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  5. ^ 東松江駅 立体構内図”. 南海電気鉄道. 2023年6月11日閲覧。
  6. ^ ハンドブック南海2021 鉄道事業 (PDF)
  7. ^ 令和2年度和歌山県公共交通機関等資料集 (PDF)
  8. ^ ハンドブック南海2022年度版 (PDF)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]