村田健司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
村田 健司
生誕 (1946-07-08) 1946年7月8日(77歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都
学歴 東京芸術大学音楽学部声楽科
パリ音楽院
ジャンル クラシック
職業 バリトン歌手
担当楽器 声楽
公式サイト www.atelier-d-c.com

村田 健司(むらた けんじ、1946年7月8日[1] - )は、日本バリトン歌手翻訳家

人物[編集]

1966年東京都立駒場高等学校音楽科を卒業[2]1969年東京芸術大学音楽学部声楽科を卒業[2]。声楽を中山悌一、古沢淑子、疋田生次郎ジャック・ジャンセンカミーユ・モラーヌに師事。1972年二期会研究生修了[2]。同年、フランス政府給費留学生としてパリ音楽院へ入学、1975年に帰国する[2]

1984年、「プーランクの歌曲」に対し文化庁芸術祭優秀賞を受賞[2]

オペラは1974年にフランス・リヨン・オペラ座アペルギス「運命論者ジャック」でデビュー。

帰国後は西武劇場三谷礼二プロデュースのモーツァルトフィガロの結婚」の伯爵、日本オペラ協会池辺晋一郎「死神」の早川、東京オペラプロデュースミヨー「オルフェの不幸」のオルフェ、藤原歌劇団ヴァイル「マハゴニー」のビル、東京室内歌劇団プーランクティレジアスの乳房」の亭主、青島広志火の鳥」のヤマト・タケル等に出演。

受賞歴[編集]

ディスコグラフィ[編集]

フォーレ歌曲集 1994年02月21日 マイスターミュージック
プーランク歌曲集 1999年04月06日 マイスターミュージック
ドビュッシーの歌曲 コジマ録音

著書[編集]

ドレミ楽譜出版社
  • 「フランス・オペラ アリア名曲集 ソプラノ 村田健司編」(1999年6月28日)
  • 「フランス歌曲集 村田健司編」(2001年1月10日)
  • 「ヴォーカル・スコア 「カルメン」村田健司編」(2002年11月13日)
  • 「フランス・オペラ アリア名曲集 メゾ・ソプラノ、アルト 村田健司編」(2006年1月25日)
  • 「シャンソン・フランセーズ フランス愛唱歌曲選 村田健司編」(2007年4月18日)
  • 「フランス オペラ ハイライトシリーズ(1)」(2008年4月16日)

監修[編集]

ドレミ楽譜出版社
  • 「エリックサティ ピアノコレクション」(2000年1月15日、編集:井戸川忠臣)
  • 「バイエルからツェルニー30番程度 気軽にエリックサティ/ピアノセレクション」(2007年10月20日、編集:井戸川忠臣)

訳書[編集]

  • アンリ・エル「フランシス・プーランク生誕百年 決定版評伝」(春秋社、1999年2月)

参考文献[編集]

  • 村田健司「フランス歌曲集 村田健司編」(ドレミ楽譜出版社)

脚注[編集]

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.525
  2. ^ a b c d e プロフィール”. 村田健司公式サイト. 2014年6月10日閲覧。

外部リンク[編集]