日本バドミントン協会
表示
団体種類 | 公益財団法人 |
---|---|
設立 | 1946年 |
所在地 |
東京都新宿区霞ヶ丘町4-2 JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE |
法人番号 | 8011005003368 |
主要人物 | 会長 村井満 |
活動地域 | 日本 |
活動内容 | バドミントン競技の統括 |
ウェブサイト | 日本バドミントン協会 |
公益財団法人日本バドミントン協会(にっぽんバドミントンきょうかい、英: Badminton Japan[1])は、世界バドミントン連盟、アジアバドミントン連盟、日本オリンピック委員会(JOC)および日本スポーツ協会に加盟している1946年創立の日本のバドミントン国内競技連盟。
2011年4月、公益財団法人に移行。JOC加盟団体では2件目。
目的
[編集]日本におけるバドミントン界を統轄し、代表する団体として、バドミントンの普及振興を図り、国民の心身の健全な発達に寄与する事。
事業
[編集]- バドミントンの普及及び指導
- バドミントンに関する審判員及び指導員の養成及び資格の認定
- バドミントンに関する国際競技大会及び国内競技会の開催
- バドミントンに関する国際競技会への代表者の選考及び派遣
- バドミントンの競技力の向上
- その他この法人の目的を達成するために必要な事業
不祥事
[編集]- 2022年8月31日、すでに開催中だったダイハツ・ヨネックスジャパンオープンで、混合ダブルスの緑川大輝・齋藤夏組のエントリーで齋藤の妹の齋藤栞を誤って登録してしまい、出場が不可能となったことを発表した[1]。
- 日本バドミントン協会の元職員が日本代表の合宿費などおよそ680万円を着服し、当時の理事がそれを補填していたにもかかわらず、公表していなかった。また、2019年度にJOCに申請した国庫補助金およそ23万円が不正な申請であったと指摘されていた件についても、それを公表していなかった。これを受けてスポーツ庁は、2023年度に支給される国からの強化費を20%削減する処分を決定した[2]。
ほか、2022年12月25日から開催される全日本総合選手権において、スポーツ庁、東京都、東京都体育協会が後援から外れることとなった[3]。
日本バドミントン協会は2022年度のガバナンスコード適合性審査対象となっており、審査において不適合と判断された場合、2023年度の助成申請が出来なくなる可能性もある[4]。
2023年1月、日本オリンピック委員会(JOC)は東京都内で理事会を開き、内部の横領問題に適切に対応しなかったなどとして、日本バドミントン協会に対する今年度の強化交付金を2割減額する処分を決めた。さらに、ガバナンスが欠如しているとして理事会の構成を見直し、アスリート委員会の代表を理事に置くなど七つの措置を勧告。6月末までに改善状況を報告するよう求めた[5]。
関連項目
[編集]- バドミントン日本代表
- バドミントンS/Jリーグ
- 和泉美沙希 - 公式イメージソング「Try again-未来へ」を歌う
- はねバド! - アニメ版において取材協力・協賛団体として参加し、作品とのコラボレーションも行っている
脚注
[編集]- ^ “妹と姉を間違え、国際大会に出られず 日本バドミントン協会が謝罪”. 朝日新聞 (2022年8月31日). 2023年2月4日閲覧。
- ^ “不祥事隠蔽で日本バドミントン協会への強化費削減 スポーツ庁”. NHK (2022年10月17日). 2022年10月20日閲覧。
- ^ “【バドミントン】全日本総合の後援からスポーツ庁など3団体が外れる 横領など不祥事影響”. 日刊スポーツ (2022年12月13日). 2022年12月14日閲覧。
- ^ “バドミントン助成金20%削減決定 今後ゼロの可能性も 元職員の私的流用問題で”. 報知新聞社 (2022年10月17日). 2022年10月20日閲覧。
- ^ “バド協会、JOC交付金20%減 横領の隠蔽問題で処分”. 共同通信社 (2023年1月26日). 2022年10月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公益財団法人日本バドミントン協会
- 日本バドミントン協会 (@badmintonpublic) - X(旧Twitter)
- 日本バドミントン協会 (@nipponba_public) - Instagram
- 日本バドミントン協会 - YouTubeチャンネル