新三俣駅

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新三俣駅
しんみつまた
SHIN-MITSUMATA
西千浜 (2.0 km)
(1.1 km) 南大坂
所在地 静岡県小笠郡大浜町
(現・掛川市三俣
北緯34度40分03秒 東経138度03分15秒 / 北緯34.66751度 東経138.054038度 / 34.66751; 138.054038座標: 北緯34度40分03秒 東経138度03分15秒 / 北緯34.66751度 東経138.054038度 / 34.66751; 138.054038
所属事業者 静岡鉄道
所属路線 駿遠線
キロ程 43.3 km(新藤枝駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
開業年月日 1927年昭和2年)4月1日
廃止年月日 1967年昭和42年)8月28日
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新三俣駅(しんみつまたえき)は、静岡県小笠郡大浜町(現在は掛川市)に存在した静岡鉄道駿遠線の駅である。

当時の様子[編集]

中遠鉄道時代は終着駅であった。駅構内には転車台があり、乗務員の宿泊所が設けられていた。

この先、千浜・浜岡町へは砂丘地帯を走る。

現在の様子[編集]

掛川市大東支所(旧・大東町役場)から北約100m程、三俣鹿嶋神社の西方に駅名標のモニュメントが設置されている。 現在、駅跡周辺は住宅地になっており、当時の面影はない。

歴史[編集]

  • 1927年(昭和2年)4月1日 - 南大坂 - 当駅間の開業に際し、中遠鉄道の駅として開業。当初は終着駅であった。
  • 1943年(昭和18年)5月15日 - 戦時統合により、静岡鉄道中遠線の駅となる。
  • 1948年(昭和23年)1月20日 - 当駅 - 池新田(のちの浜岡町)間の開業により途中駅となる。
  • 1948年(昭和23年)9月8日 - 静岡鉄道駿遠線の駅となる。
  • 1964年(昭和39年)9月27日 - 当駅 - 堀野新田間の廃止により、再び終着駅となる。
  • 1967年(昭和42年)8月28日 - 新袋井 - 当駅間の廃止により廃駅。

隣の駅[編集]

静岡鉄道駿遠線
西千浜駅 - 新三俣駅 - 南大坂駅

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 阿形昭『軽便の思い出 - 日本一の軽便鉄道・静岡鉄道駿遠線』(初版)静岡新聞社、2005年4月26日 発行。ISBN 978-4783896289