平井英一
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平井 英一(ひらい えいいち、1978年10月4日 - )は、日本の社会人野球選手(ポジションは投手)。富士重工業に所属している。180cm、73kg。右投げ右打ち。背番号は20。
人物・来歴
香川県出身。香川県立香川中央高等学校から国士舘大学を経て、2001年に朝日生命に入社する。この時の同期に金剛弘樹(その後日本通運を経て中日)がいた。 この年、朝日生命は第72回都市対抗野球への出場を果たしたものの、チームはこの年限りで廃部となり富士重工業に移籍した。
移籍1年目の2002年にはイップスで投球できなくなり、1シーズンを棒に振るアクシデントにも見舞われたが(後述)、これを克服。現在は経験豊富なベテランとして富士重工業投手陣の屋台骨を支えている。
2014年限りで現役を退き、翌2015年からは投手コーチに転身した。
エピソード
- 富士重工業移籍1年目の2002年はプロ注目選手として期待されたが、シーズン開始直後に突然投球イップスを発症して投球ができなくなった。平井の場合はボールが握れなくなるという深刻なもので、一時はチームに引退を申し出たものの、茂木啓司(当時監督)・村田博幸(当時コーチ)、そしてコーチ兼任の阿部次男(現コーチ)が懸命に平井を説得、どうにか引退を思いとどまらせた。
- その後は毎年のように投球フォームを変える試行錯誤を繰り返した。特に2003年シーズンはオーバースローピッチャーでありながらアンダースローピッチャーのように低い位置から振りかぶって投げるという極めてユニークなフォームだった。
- 現在はトルネード投法気味に体をひねる変則的なフォームで投げている。
球歴
香川中央高(1994年~1996年)→国士大(1997年~2000年)→朝日生命(2001年)→富士重工業(2002年~2014年)
日本代表キャリア
- 第38回IBAFワールドカップ日本代表(2009年)
主な表彰・タイトル
- 都市対抗野球大会10年連続出場(2014年)