巨乳シリーズ

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巨乳ファンタジー
対応機種 Microsoft Windows XP/Vista
発売元 Waffle
キャラクターデザイン Q-Gaku
シナリオ 鏡裕之
ジャンル ADV
発売日 2009年10月23日
レイティング 18禁
キャラクター名設定 変更不可
エンディング数 5
セーブファイル数 108
メディア DVD-ROM
画面サイズ 800×600
BGMフォーマット PCM
キャラクターボイス フルボイス(主人公以外)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
テンプレートを表示
巨乳魔女
対応機種 Microsoft Windows XP/Vista/7
発売元 Waffle
キャラクターデザイン Q-Gaku、只野あきら
シナリオ 鏡裕之
ジャンル 巨乳ADV
発売日 2010年9月24日
レイティング 18禁
キャラクター名設定 変更不可
エンディング数 6
セーブファイル数 90
メディア DVD-ROM
画面サイズ 必須:800×600
推奨:1280×720
BGMフォーマット PCM
キャラクターボイス フルボイス(主人公以外)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
テンプレートを表示
巨乳ファンタジー外伝
対応機種 Microsoft Windows XP/Vista/7
発売元 Waffle
キャラクターデザイン Q-Gaku、深泥正
シナリオ 鏡裕之
ジャンル ADV
発売日 2011年2月25日
レイティング 18禁
キャラクター名設定 変更不可
エンディング数 3
セーブファイル数 100
メディア DVD-ROM
画面サイズ 必須:800×600
推奨:1280×720
BGMフォーマット PCM
キャラクターボイス フルボイス(主人公以外)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
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巨乳ファンタジー2
対応機種 Microsoft Windows XP/Vista/7
発売元 Waffle
キャラクターデザイン Q-Gaku、深泥正
シナリオ 鏡裕之
ジャンル ADV
発売日 2012年5月25日
レイティング 18禁
キャラクター名設定 変更不可
エンディング数 6
セーブファイル数 100
メディア DVD-ROM
画面サイズ 必須:800×600
推奨:1280×720
BGMフォーマット PCM
キャラクターボイス フルボイス(主人公以外)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
テンプレートを表示
巨乳ファンタジー外伝2
対応機種 Microsoft Windows XP/Vista/7/8
発売元 Waffle
キャラクターデザイン Q-Gaku、深泥正
シナリオ 鏡裕之
ジャンル ADV
発売日 2013年10月25日
レイティング 18禁
キャラクター名設定 変更不可
エンディング数 2
セーブファイル数 90
メディア DVD-ROM
画面サイズ 必須:800×600
推奨:1280×720
BGMフォーマット PCM
キャラクターボイス フルボイス(主人公以外)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
テンプレートを表示
巨乳ファンタジー2if
対応機種 Microsoft Windows XP/Vista/7/8
発売元 Waffle
キャラクターデザイン Q-Gaku、只野あきら、深泥正
シナリオ 鏡裕之
ジャンル ADV
発売日 2014年10月31日
2016年5月27日(破格版)
レイティング 18禁
キャラクター名設定 変更不可
メディア DVD-ROM
画面サイズ 必須:800×600
推奨:1280×720
BGMフォーマット PCM
キャラクターボイス フルボイス(主人公以外)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
テンプレートを表示
巨乳ファンタジー3
対応機種 Windows XP / Vista / 7 / 8 / 10
発売元 Waffle
キャラクターデザイン Q-Gaku、深泥正
シナリオ 鏡裕之
ジャンル ADV
発売日 2015年12月11日
レイティング 18禁
画面サイズ 必須:800×600
推奨:1280×720
BGMフォーマット PCM
キャラクターボイス フルボイス(主人公以外)
テンプレートを表示
巨乳ファンタジー外伝2 after -オスタシアの野望-
対応機種 Windows Vista/7/8/10
発売元 Waffle
キャラクターデザイン Q-Gaku、深泥正、春夏冬エ
シナリオ 鏡裕之
ジャンル ADV
発売日 2016年9月23日
レイティング 18禁
キャラクター名設定 変更不可
テンプレートを表示

巨乳シリーズ』(きょにゅうシリーズ)は、Waffleより発売された18禁アダルトゲームのシリーズである[1]

目次

作品一覧[編集]

シリーズは6作品が発売されているが、その他にセットパッケージやDVD-PGなどの移植版がある。下表にて発売日順に示す。

※なお以下の説明では、作品タイトルの表記に、下表の右端列にある省略記法を必要に応じて用いる。

発売日 タイトル 概要 省略記法
2009年
3月26日
巨乳ファンタジー 騎士学校で落ちこぼれて辺境へと左遷させられた主人公リュートが出世していく成功物語[2][3]。2010年8月5日にはDVD-PG版がアイチェリーより[4]、2012年3月30日にはBlu-ray PG版『巨乳ファンタジー 〜あそBD〜』があそべる!BD-GAMEより発売された[5]。また「にじよめ」にてスマートフォン用ソーシャルゲームが配信されている[6][7] 1
2010年
9月24日
巨乳魔女 21世紀の現代日本を舞台に、大富豪の屋敷で働く主人公が魔女から契約を持ちかけられ、次第に家の秘密に触れていく[8]。2011年4月14日にはDVD-PG版がアイチェリーより発売された[9] 魔女
2011年
2月25日
巨乳ファンタジー外伝 『1』の2年後の世界を舞台とした続編で[10]、ハーレムルート後のリュートの活躍が描かれている[11]。2011年9月29日にはDVD-PG版がアイチェリーより発売された[12] 外伝
2011年
12月16日
巨乳ファンタジー+外伝
Wパッケージ
『1』と『外伝』のセットパッケージで、『2』制作発表に合わせて1000本限定で発売された[13][14]。『1』は1280×720のワイド画面対応・Windows 7対応バージョン『巨乳ファンタジーHD』となって収録[13][14]
2012年
5月25日
巨乳ファンタジー2 『1』の150年前の世界を舞台とし、田舎へ左遷された落ちこぼれの主人公ルインが次第に出世して活躍する物語[15]。2013年4月25日にはDVD-PG版・Blu-ray Game版がアイチェリーより発売された[16][17] 2
2013年
10月25日
巨乳ファンタジー外伝2 『外伝』の5年後の世界が舞台となる、リュートの物語の完結編[10][18]。記憶喪失の男「マスク」が主人公[18] 外伝2
2014年
10月31日
巨乳ファンタジー2if 『2』のノベライズ版を元に制作。ストーリーを根本から作り直し、新しいキャラクターやシーンが盛り込まれている[19] 2if
2015年
12月11日
巨乳ファンタジー3 これまでの作品とは世界観を一新した作品 [20]。2017年7月7日には破格版の発売とAndroid版の配信が行われた。 3
2016年
9月23日
巨乳ファンタジー外伝2 after -オスタシアの野望- 『外伝2』の3年後の世界を舞台とする作品。 外伝2 after
2017年
11月24日
巨乳ファンタジー3 if 『3』の世界観を再構築した作品。 3 if
2018年
5月25日
巨乳ファンタジー3 if -アルテミスの矢・メデューサの願い- 『3 if』のファンディスクで、アテナルートの後日談を基にした「アルテミスの矢」と「メデューサの願い」の2シナリオを収録している。 『3 if FD』

物語内の時間軸は、『1』を原点として、『2』『2if』(150年前)→『1』→『外伝』(2年後)→『外伝2』(7年後)→『外伝2 after』(3年後)→『魔女』(現代)となっている。

概要[編集]

シリーズ全体[編集]

シリーズ全作品の企画・シナリオを、「巨乳フェチ」として有名な鏡裕之が担当している[18][19][21]。作中のファンタジー世界をリアルに描くために、城での城主や家令の生活などを多数の西洋史の専門書で下調べを行い、背景CGの参考資料も膨大に準備している[21]

また、登場する巨乳ヒロインたちには実在のバストモデルが設定されており、そのほとんどが海外の巨乳モデルである[21]。これはバストモデルとバストの形を決めておかないと、Hシーンを書いている時に鏡自身が麻痺してしまうためという[21]

第1作のタイトル『巨乳ファンタジー』は、鏡がシナリオを書き出す前に適当に付けていた仮題だったが、結局そのまま正式採用されてしまった[8]。そのため次作では『巨乳魔女』ときっちり仮題を付け、同様にそのまま正式タイトルとなった[8]

巨乳ファンタジー[編集]

Waffleのブランド10周年記念作品[22]。当初Waffleから鏡に来た企画は陵辱ものだったが、「巨乳フェチはあまり陵辱は好きではない」「フィギュアの世界でファンタジー物の波が来ており、今後ファンタジーブームが来る」と鏡は考え、巨乳+ファンタジーの作品企画を逆提案した[23]。また、世知辛い格差社会の中でユーザーに楽しんで欲しいという願いから、コミカルな立身出世・サクセスストーリーを作品に盛り込んだという[3][24]

購入者特典として、『揺れるバスガイド~おっぱいがいっぱい~』に付属していた小冊子『チチダス』を鏡が大幅加筆した『チチダス2009』が付属した[25]

巨乳魔女[編集]

鏡は前作『1』に続く『2』の企画を考えていたが、別の物をという依頼を受け、『1』の世界観を一部引き継ぎつつも[8]現代(21世紀)の日本を作品の舞台とした[23]。『魔女』のシナリオの原型は過去にお蔵入りしていたライトノベル向けのプロットで[23]、「人間論」や「ミステリー」がメインの作品となっている[8]。また登場人物に、ユーザーに向けた「幸せになるためのメッセージ」を込めているという[8]

『1』に引き続きQ-Gakuがキャラクターデザイン・原画を担当した[8][23]。作品舞台が現代のため今風のデザインを意識して、『1』と比べてキャラクターの身長を高くし、顔もシャープにしている[23]

登場人物の設定やデザインの経緯はGame-Styleとのインタビュー記事の中で明らかにされており、鏡は登場人物のキャラクター像にはモデルはいないとしながらも、女性キャラクターの胸の形にはモデルがいることを明らかにしている[26]

鏡は主人公・トモルの設定に苦労したとインタビューの中で述べており、「『魔女』は現代という資本主義の世界を舞台としているため、『1』の主人公であるリュートのようなキャラクターでは失礼な使用人になってしまう一方、単に礼儀正しいだけのキャラクターでは卑屈に見えてしまうため、『プレイしていて楽しい使用人キャラクター』を目指したバランス調整が難しかった」と振り返っている[27]

メインヒロインにして「高貴な人間としてのお嬢様」である聖詩流は、「高貴さを求める環境に生まれ育ったがゆえに上から目線になるものの、自らを誇示したり相手を貶めるようなことはしない」という設定であり、胸の形はページ・スリー・ガールのタラ・オコナーを基にしている[26]。 聖詩流のデザインを担当したQ-GakuはGame-Styleに寄せたコメントの中で、「設定を読んだ時にイメージが浮かんだためデザインには苦労しなかった一方、おっぱいの微妙なラインを描くのに苦労した」と振り返っている[28]

前作では豪快な性格のグラディスに人気が集まったことから、聖詩流の姉である優里亜が豪快な人物として設定され、鏡は優里亜の性格設定はお姫様というよりは王侯を意識したと振り返っている[26]。優里亜の胸の形はロシアのヌードモデルユーリア・ノヴァスペイン語版と、プレイメイトシンシア・マイヤーズを基にしており、陥没乳頭という設定は「陥没乳頭のキャラクターの導入が決定した際、聖詩流が陥没乳頭キャラになると前作とかぶるため」という理由でつけられた[26]。 優里亜のデザインもQ-Gakuが担当しており、「聖詩流と同じく、設定からイメージがしやすかったものの、男らしさとりりしさの両立に苦労した」とGame-Styleに寄せたコメントの中で振り返っている[28]

静女は爆乳キャラとして設定され、胸の形はカリーナ・ハートと、ページ・スリー・ガールのイガ・ヴィルヴァウ英語版を基にしている[26]。 静女のデザインを手がけた只野あきらは、「前作のルセリアと方向性が似ているため、ルセリアと印象がかぶらないようにするのに苦労した。『胸だけが露出している正統派のメイド服を着ている』という設定を読んで、『おっぱいが大きすぎた結果、胸元の肌が露出してしまった』というデザインにした」とGame-Styleに寄せたコメントの中で振り返っている[28]

豊絵は「豊満なバストを持ち、母乳が出る」という設定であり、胸の形はプレイメイトのパトリシア・ファリネリを基にしている[26]。 豊絵は「シスターゆえに禁欲的な生活を送っているが、勝手にフェロモンが出てしまう」というイメージでデザインされており、デザインを担当した只野は「ふわふわした感じを目指したが、幼くならないようにするのに苦労した」とGame-Styleに寄せたコメントの中で振り返っている[28]

『魔女』のシナリオではコーヒーがたびたび登場するが、これは鏡が池袋の皇琲亭という喫茶店の全種類・全メニューを制覇したという経験が基になっている[27]

『魔女』の字コンテは『1』のノベライズと、『魔女』のシナリオ執筆は『非実在青少年論〜オタクと資本主義〜』の執筆・校正と並行して行われたため、締め切り前の最後の10日間の時点で体調を崩しがちになったと鏡はインタビューの中で振り返っており、没になったシーンが255KB[注 1] もあることを明かしている[27]

巨乳ファンタジー外伝[編集]

時間軸は『1』の2年後となっており、『1』のハーレムルート以後の物語を描いている[11]。 当初はファンディスクとして作られる予定だったが、鏡の「プレイヤーが『巨乳ファンタジー』の世界観やスケールの大きさを感じられるようにしてはどうか」という提案により、現在の形になった[24]。その結果として、エーデルラントからユーロディア大陸内の各国へと世界観が広がり、物語性が増している[11]。またキャラクターたちの衣装も全て新規に描き下ろされている[11]

巨乳ファンタジー2[編集]

物語の時間軸は『1』の150年前で、『1』の世界観へつながる物語となっている[21]。鏡によれば、『外伝』の制作時には既にWaffle社長から『2』の話が来ており、ユーザーからの『魔女』の反応も見て、「中世ファンタジーで行こう」と両者でコンセンサスができていた[21]。開発は2011年4月から本格的に始まった[21]。『魔女』発売後の反応からユーザーが「サクセスの爽快感」を求めていることが判明したため、『2』では「魔族と人間が共存する世界で主人公がどうやって痛快に出世していくか」というテーマが打ち立てられた[21]。作品の見所としては「文官の主人公がどうやって出世していくか」「魅力的な男性キャラクターたち」の2点を挙げている[21]

巨乳ファンタジー外伝2[編集]

シリーズの完結編[18]。『外伝』の5年後のヒルズランド王国から物語が始まり、リュートではなく、記憶喪失の男「マスク」が主人公となっている[18]。またユーロディア大陸の各国で物語が進行し、世界規模が広がっている[18]。なおWaffleでは、「巨乳ファンタジー」の物語はこれで完結するが、巨乳シリーズそのものは何らかの形で続く可能性があるとコメントしている[18]

巨乳ファンタジー2if[編集]

ノベライズ版を元に『2』をリメイクした作品[19]。2名の新規ヒロインやサブキャラクターが追加されている[29][30]。既存のキャラクター設定やストーリー内容も変更され[31]、主人公・ルインが『2』では落ちこぼれの最下位だったが、『2if』では弁論の才能だけはトップで、鋭い弁舌で困難を切り抜けていく展開となっている[19]。また『2』のCGに加えて、同等の数のCGを新たに描き下ろしている[19]

巨乳ファンタジー3[編集]

既存の主人公とは異なる世界観を楽しんでもらいたいという思いから、世界観が一新された[24]。 古代ローマを思わせる世界観をしている [20]

巨乳ファンタジー外伝2 after -オスタシアの野望-[編集]

『巨乳ファンタジー外伝2』の続編。

巨乳ファンタジー3if[編集]

『巨乳ファンタジー3』のノベライズ版の設定を基にしつつも[24]、それらとはまた別の作品として制作された[32]。 『3if』は当初、『3』とつながりのある「外伝」という形が考えられたが、既に発売されていたノベライズ版『3』がその後の展開を思わせる結末を迎えていたため、ノベライズ版の設定を生かすために『if』という形がとられた[24]。ウェヌスとアテナという新キャラクターが登場するほか、キャラクターは全員『3』とは異なる設定である[32]。たとえば、『3』のサブキャラクターであるデストラは、ユーザーの人気を受け、『3if』ではユリナスの供物という形でメインヒロインに昇格した[32]。 ディレクターの姫ノ宮レイは、女神ヒロインや天界の荘厳さや神々しさを出すのに苦労したとGame Headlineとのインタビューの中で振り返っている[24]

巨乳ファンタジー3 if -アルテミスの矢・メデューサの願い-[編集]

『巨乳ファンタジー3if』のファンディスクである『巨乳ファンタジー3 if -アルテミスの矢・メデューサの願い-』は、アテナルートの後日談を基にした2つのストーリーが収録されている[33]

このうち「メデューサの願い」は、「もしアテナルートにメデューサが関与していたら」というifストーリーであり、前作『巨乳ファンタジー3 if』で人気の高かったメデューサがメインヒロインに据えられている[33]

ストーリー[編集]

巨乳ファンタジー[編集]

エーデルラント王国の騎士学校を成績最下位で卒業した落ちこぼれのリュート・ヘンデは、国境の田舎町・ボーアンへ左遷同然に飛ばされてしまう。長官を補佐する副官として生活を始めたリュートは、様々な事件や出来事に巻き込まれていく[3]

巨乳魔女[編集]

辺出トモルは両親の過去の因縁から、学校へ行かずに大富豪・天摩家の屋敷で働くことになった。そんなある夜に魔女から契約を持ちかけられたが、その魔女は天摩家の次女・聖詩流だった。やがてトモルは、天摩家にまつわる様々な謎や秘密に関わっていくことになる[8]

巨乳ファンタジー外伝[編集]

リュートはエーデルラント国王となり、6人の巨乳美女たちと平和に暮らしていた。しかし周辺の各国ではリュートの失権を狙って様々な陰謀が企てられ、リュートはヒロインたちとそれらに対抗していく[11]

巨乳ファンタジー2[編集]

人間と魔族が共存するヒルズランド王国。名門の王立修道院で落ちこぼれてしまったルイン・ディミディウムは、辺境の地・ボインバラの守備隊長として事実上左遷させられてしまう。部下の魔族は全く言う事を聞いてくれず、城主からは街を襲う盗賊を捕らえなければクビと脅され、ルインの困難な生活が始まる[15]

巨乳ファンタジー外伝2[編集]

ヒルズランド王国の港町モルグレーに、突然全裸にマスク一つを付けた記憶喪失の男「マスク」が現れた。モルグレー城主に生意気な口をきいたため監獄に収監されたマスクは、魔物退治のためボインバラへ派遣される[18]

巨乳ファンタジー2if[編集]

ヒルズランド王国の王立修道院で「破滅男」と呼ばれたルイン・ディミディウムは、書・詩作・魔術では最下位だが弁論だけはトップの成績で卒業。しかしドブランド州の田舎・ボインバラの守備隊長として左遷させられてしまう。金貸しを襲撃するオークの一味「ドラムス」を退治する命令を城主から受けるものの、部下の魔族は彼を隊長として認めてくれず、仕方なくルインは一人で調査を始める[19]

巨乳ファンタジー3[編集]

冥界に住む「パイズリの神」ユリナスは、奇妙な岩に触れたことにより、人間界のロマニア帝国にある森に飛ばされた上、そこに生えていた一本の木の中に閉じ込められる。脱出するためには人間たちに神像を作らせて信仰を得る必要があるが、悩んでいたところを通りかかった乳族によって悪魔と誤認されて退治されそうになった。なんとか彼らを困らせるメデューサを退治すると約束し、神像を作ってもらい脱出した。

巨乳ファンタジー3 if[編集]

奴隷・パイアがメデューサの聖域に足を踏み入れた結果、頭髪と下半身が蛇になるという呪いを受け、円形闘技場にいた警備兵や剣闘士を石にしてしまうという事件が発生した。

都市の支配者たちの対抗策もむなしく事態は悪化するばかりであり、聖十字教徒たちからは享楽をむさぼった帝国への神罰だという声があがっていた。 困り果てた都市参事会員が占い師のゾーエに占ってもらったところ、メデューサの親友であるユリナスという無名の神を召喚せよというお告げが出たため、街で評判の巨乳娘デストラとエスケルダの協力のもと、ユリナスを召喚した。 ユリナスはパイアが先輩奴隷から聖域侵入を強制されたことを知り、メデューサの呪いに終止符を打った。

ユリナスは褒美としてデストラとエスケルダから生まれて初めてのパイズリを受け、幸せをかみしめるが、冥界への帰還の時が近づいていた。

巨乳ファンタジー外伝2 after -オスタシアの野望-[編集]

エーデルラント国王リュートは、ユーロディア大陸の盟主としても活躍していたが、一部の枢密卿からは目障りに思われていた。 アガタ枢密卿会議議長を含むリュート派の枢密卿が次々と亡くなり、反リュート派は数にものを言わせ多数決で新たな議長を選出した。 新議長はウルスス1世と名乗り、教皇制を復活させた。ウルスス1世は、同じくリュートに恨みを持つオスタシア国王のオルロフ1世と出会い、リュートを陥れるべく行動を開始した。

巨乳ファンタジー3 if -アルテミスの矢・メデューサの願い-[編集]

アルテミスの矢
ユリナシアの民を守るため石になったユリナスは、アテナのパイズリにより復活し、アテナと結ばれる。
さらに、彼の復活を知ったアジュラとも結ばれ、3人で一緒に天界で生活することとなった。
だが、エリュシオンから戻ってきた狩猟と貞潔の女神・アルテミスは3人のみだらな生活を目の当たりにし、ショックを受ける。ユピテルへ抗議したものの受け入れてもらえなかったアルテミスは、自らの持つ弓矢の力を行使するのであった。
メデューサの願い
ユリナスがユリナシアの民を守るため石になったことを知ったメデューサは、毎日のようにユリナスの石像のもとへ足を運んでは悲しみに暮れていた。
ある日、人間の娘たちが石像に抱き着いたとき石像が勃起していることが判明し、アテナら巨乳の女神らによるパイズリ作戦が開始された。
貧乳故力になれず歯がゆく思っていたメデューサは、「巨乳化の種」を飲んだ。

登場人物(1・外伝・外伝2)[編集]

(『1』出典:[3][34][35] / 『外伝』出典:[11][36] / 『外伝2』出典:[18][37]

主人公[編集]

リュート・ヘンデ
『1』『外伝』『外伝2after』の主人公。行動力はあるが気楽な性格でエーデルラント王国の首都・シェーンブルグにある王立騎士学校を全教科最下位の成績で卒業した。どれほど理不尽な仕打ちや苦境に陥っても楽観的に考える楽天家で、また極めて温厚で人が好く、周囲のひどい暴言にも腹を立てない。上記の性格と常にとぼけたような言動により初対面の相手に反感を買いやすいが、一度和解し必要と判断すれば魔族や自身の命を狙った者でも仲間に引き入れる懐の深さと目先の物事に囚われない視野の広さを持ち、彼の人柄を知ることで態度を改める人物は多い。また弁も立ち、視野の広さを活かした理にかなった交渉と皮肉を織り交ぜ、様々な相手を論破する。両親は騎士学校入学前に相次いで亡くなっている。
その正体は神聖魔族の王である父と人間の母親との間に生まれた魔族のハーフ。手に神聖魔族の力があり不思議な能力を持っているが、かつての母親によるむやみに手を使ってはいけないという言いつけを微かに覚えているのみで自身の正体を知らない。その血筋の影響により無尽蔵の精力と悪運を持ち、またあらゆる魔族と対話し服従させる事が可能。
騎士学校卒業後、左遷同然に辺境のボーアンへ飛ばされ、長官・アーボインの補佐役として仕事を始める。長官からサキュバス退治を命令され、シャムシェルと出会う。
『外伝』ではエーデルラントの国王となり、『外伝2after』ではユーロディア大陸の盟主も務めている。
マスク
『外伝2』の主人公。ヒルズランド王国の港町モルグレーに、全裸&記憶喪失の状態で現れた。仮面を被っており、外すことができないため素顔は誰も知らない。本人も自分の名前や素性を一切憶えていないが、のんきでマイペース。
モルグレー州長官のワン・パタンによりゾロ島の監獄へ収監されるが、監獄での密取引を目撃してしまったことから、囚人仲間の人魚族と共にボインバラ城に居座る魔物退治へ派遣される。
その正体は呪いによって記憶を封じられたシリーズ作中のある人物。

ヒロイン(1から登場)[編集]

シャムシェルシャハル
金松由花
身長154cm 体重不明 B100(K)/W55/H80
通称はシャムシェル。ボーアンで騎士たちを襲っていたサキュバス。様々な魔力を使い、通常は人間には姿が見えないが、見せようとすれば見せられる。気まぐれかつ小悪魔な性格で、いつもおどけて人をからかうような物言いをする。
『2』に登場するシャハルの娘で幼少期のリュートと一度会っており、リュートの正体を知る数少ない人物。しかしあえて正体を明かす事をせず、人間として出世していくリュートを側で支える。
『外伝』では規則の改正により魔族ながらも王であるリュートと結婚しエーデルラント王妃となっている。
ロクサーヌ・ド・デジール
声:和葉
T163 BW55 B105(K)/W61/H88
ボーアン長官アーボインの妻である下級貴族の娘。怒りという感情は少女時代に置いてきたと言えるほど朗らかな性格で、子どもはいないが母性にあふれた女性。夫とは絶縁状態で寝室も別で、退屈な日々を送っている。王都から来たリュートに興味を抱き近づいてくる。
夫に浮気相手がいることや重度のロリコンであることも知っているがそれでも貴族としての最後のプライド故に離婚だけは頑として認めなかったためアーボインから命を狙われることになる。
『外伝』ではリュートと結婚している。王妃の順位争いには興味がなく王宮の料理を担当する。
アイシス・ペトロヴナ・エレンスカヤ
声:櫻井ありす
T169 BW59 B99(J)/W61/H95
リュートと同期の女性騎士。騎士学校を次席で卒業し、親衛隊に入った。高飛車でプライドが高く、騎士の才能が無いリュートを嫌悪する。同期のモテールとは許嫁の関係だが、彼の女癖の悪さに辟易している。またモテールとの婚約も亡命貴族の娘という弱い立場を脱するための政略結婚のようなものでありそのことに対しても強いコンプレックスを抱いている。
当初は前述の理由からリュートに対して辛辣な態度を取っていたが、ボーアンでの叛乱計画を暴いた功績に対しては怒り狂うばかりのモテールと対照的に一応は認める態度を取る。その後元帥に推挙され王都に凱旋したリュートの護衛役に任ぜられ、リュートの人柄に触れたことで次第に態度を軟化させてゆく。
『外伝2 after』では、幼少時にオスタシア王国から亡命した過去が原因で、騒動に巻き込まれる。
ルセリア・フォン・ディアマンテ
声:このは
T158 BW52 B110(M)/W58/H82
ハーゲル一世の娘の王女で、王国一の巨乳の持ち主として知られている。性格は清廉で天然。当初リュートの事は全く気にかけていなかったが、彼が昇進してから好意を抱くようになる。
『外伝』ではリュートと結婚している。ロクサーヌと同様に王妃の順位争いには興味がない。
グラディス・フォン・ワッケンハイム
声:咲ゆたか
T166 BW58 B95(I)/W60/H90
名将ワッケンハイムの娘で、有能な指揮官であり騎士。王国一と言われる剣の腕を持つ。豪快な性格で一人称は「オレ」。インラント州のヴンターバルト城を拠点に、騎士官僚制に反対する反乱軍を率いている。実際には反逆心はなく、騎士官僚制に反発を強める者達を一箇所にまとめる事で抑え込み、反乱を起こした者も罪に問わない真の王が現れるのを待っている。
『1』ではサブヒロインだったが、『外伝』でヒロインに昇格した。リュートが王に即位してからは元帥の地位に就き、軍事面でリュートをサポートする傍らで積極的なアプローチを行い、シャムシェルと度々張り合っている。
『外伝2』ではリュートと正式に結婚したため元帥の座を退いており、モテールが後任となっている。
エメラリア
声:ももぞの薫
T160 BW51 B96(H)/W61/H85
ルセリアのお付きの教育係で、国王や大臣たちの連絡係も務めている理知的な女性。ベルンシュタインの実の娘であるが、妾との間にできた子のため表沙汰にはできずベルンシュタインに服従を強いられていた。ベルンシュタインの命令で性魔術を用いてリュートを廃人にしようとするも逆に屈服させられてしまい、以降はリュートに惹かれていくようになる。急激に頭角を現すリュートに危機感を抱いたベルンシュタインの名でリュートに国王暗殺の罪を擦り付け投獄するがその行為に葛藤し、リュートがハーゲル一世暗殺の濡れ衣で処刑される間際に改心し獄からリュートを逃がそうとするも、それを見越していたベルンシュタインによって口封じに処刑されそうになる。最後はベルンシュタインの悪事を公衆の面前で暴露したことでリュートを救い、ボボンたちが処断されるきっかけを作った。その後は投獄されるもリュートの計らいによって特赦された。
『1』ではサブヒロインだったが、『外伝』でヒロインに昇格した。宰相となり王となったリュートを様々な面でサポートする。他のヒロインと違いリュートへ積極的なアプローチはしないものの所々で独占欲が湧いている。

ヒロイン(外伝から登場)[編集]

アフロディア
声:香澄りょう
T168 BW57 B107(L)/W63/H91
フロンス王国の女王。「処女王」と呼ばれる独身女王で、意志が強いしっかり者。様々な人と会うのが好きで、騎士姿に扮してお忍びで様々な場所へ赴く。武芸も嗜むが、戦争はあまり好まない。
ネリス
声:御苑生メイ
T160 BW50 B98(H)/W58/H88
リンゴバルト王国から、リュートへ母乳を与える「乳係」として貢ぎ物にされた女性。実は刺客として送りこまれた魔術師で、リュートの命を狙う。聡明でおとなしく、魔術や占いに精通する。
ともすればうかつな行動をとりがちなアルジャンのブレーキ役兼参謀役となりその行動をサポートする。観察力も高く、初めてエーデルランドを訪問した際は城門でリュートが兵士に扮していたのを看破し、更にリンゴバルト語を理解していたことにも気づいていた。
『外伝2after』では、リンゴバルト王国がエーデルラント王国と併合された結果、エーデルラント王国の書記官に任命されている。

ヒロイン(外伝2から登場)[編集]

セレブリア
声:榊木春乃
B120(N)/W63/H95
イベリア王国の王妃。純血のニンフ(水の精霊のウンディーネ)。優秀な戦士で、水を自由自在に操る自身の力を活かし海軍を率いて戦場へ赴く。高貴かつしっかりした性格で、夫に対してもはっきり物を言う。
かつてエンペラドール2世に命を救われたことをきっかけに結婚し王妃となる。亡き妹の「神聖魔族と結婚すべき」という言葉により神聖魔族を探しており、エンペラドール2世とはそれまでの仮の関係として割り切っているが、彼の事もそれなりに愛しており、イベリアのために艦隊を率いて戦い続けている。
リュート率いる5カ国連合軍との海戦に多数の軍艦と配下の魔物使いを率いて参戦するも、引き連れていたクラーケンを一匹残らずリュートに掌握されて完敗。最後はニンフとしての力を発揮して海を超え単身旗艦へと乗り込みリュートを拉致することに成功するも、神聖魔手の力を使ったリュートと体を重ねたことでリュートが神聖魔族の王であることに気づき、リュートこそ予言された運命の相手だと考えるようになる。
エストリア
声:鈴音華月
B103(K)/W60/H92
ノルドラント王国の王女。病気のため余命数ヶ月と言われる父・ゼンデン1世の後継者。ロザリンとは子どもの頃から仲良し。
「ユーロディア一の美女」を自称するなど傲慢で高飛車な性格に見えるがその本性は押しが弱く気弱で引っ込み思案であり、高圧的な態度はそんな弱さを必死で隠そうとする彼女の心理の表れでもある。
王らしからぬとぼけた言動で周囲を煙に巻くリュートのことも当初は見下しており、エーデルランドへの外遊も拒否するなど全く眼中になかった。
自身に人望がないことも理解している故にいつも寄る辺のない不安感に苛まれており、ゼンデン1世の死去で突如自分に女王としての責務がのしかかってきたことをきっかけに心の弱さが一気に表面化。オスタシアやイベリアからの圧迫やルグランの虚仮威しに揺さぶられ、更にはザイツェンが暗殺されたことで生まれた心の隙をルグランに付け込まれそうになる。
しかし亡国の危機に際して中身の伴わない美辞麗句ではなく行動で自身への支援の意思を示してくれたリュートと彼に従い自身を支えてくれる多くの人々の頼もしい姿を見たことでついに抱えていた心の弱さを克服。一人の女王としてノルドランドを治めてゆく覚悟を決める。
ロザリン
声:蕪木徹子
B97(I)/W59/H91
ヒルズランド王国の王女。実は人魚と人間のハーフで、2に登場するローレリアは彼女の先祖。一人で寛ぐ時は人魚、外では人間と姿を使い分けている。ルイン一世による全盛期を境に衰退する国を憂いており、国のために海賊に扮して出かけるなど行動的。イベリアのエンペラドール2世から求婚されているが、エーデルラントのリュート1世に憧れている。ルイン一世以降、シャハル公を冷遇するようになった頃から、国が傾いたと言う事が彼女の口から語られている。
国王の一人娘という扱いゆえの窮屈な生活に辟易していたところにマスクが現れ、立場や身分に縛られないフリーダムな発言や態度に次第に惹かれてゆく。その矢先にフロンス王国との戦いを目前にして父のルイン1世が急逝し、一転して国を治める者としての責務に押しつぶされそうになるも、マスクや家臣たちの支えによって立ち直り、フロンス王国との開戦を機についにマスクと結ばれる。

ヒロイン(外伝2afterから登場)[編集]

イリーナ・ユリザレンコ
声:渦井ゆきの
B103(K)/W不明/H不明
オスタシア王国の東方教会総主教を務める女性。元娼婦という経歴もあって、聖十字教会上層部からは悪く思われている。

サブキャラクター(1から登場)[編集]

モテール・ド・プラティーヌ
声:竹田彬夫
リュートの騎士学校での同級生。卒業後に親衛隊に入った。富豪のプラティーヌ家の御曹司で、騎士学校も首席で卒業し、劣等生のリュートを会う度に馬鹿にしている。美男子かつ女好きで、常に女性にモテているが、性格は極めて傲慢。
リュートがインラント州に赴任する将軍になってもその才を認めようとせず、王宮では顔を合わせる度に面と向かって突っかかってはアイシスに諌められたりフェルゼンに止められるなど醜態を晒し、リュートが元帥に就任してもその態度は変わらず、周囲から人望を集めるリュートに対して嫉妬にも近い敵意を剥き出しにするようになり、その人間性の浅はかさを許嫁であるアイシスにすら見限られるなど転落の人生を歩む。
その後ベルンシュタインとボボンの専横を目の当たりにしたこと、リュートが処刑の間際にあっても身を持ち崩してゆく自分を気遣う姿勢を崩さなかったことでついに改心。王位を簒奪したベルンシュタインらと対峙することになる。
リュートの戴冠後は親衛隊隊長へと就任。人が変わったように礼儀正しい性格となり、外伝2afterではエメラリアがリュートと結婚して宰相の地位を退いたため代わりに宰相を務めている。フェルゼンやアイシスとの関係も改善している。
外伝の時点でリュートの仲介でフェルゼンの娘と交際していることが語られており、外伝2では結婚して一子をもうけている。
ハーゲル1世
声:滝沢アツヤ
エーデルラント王国の国王。明るく豪放な人物。騎士官僚制を推し進めているが、改革を急いだことで貴族派から反感を抱かれており、特にインラント州周辺地域で活動する反乱勢力の鎮圧に腐心している。
ボボンの叛乱計画を暴いたリュートを王都に呼び寄せたことでリュートが頭角を現すきっかけを作った。
長年鎮圧に腐心してきたインラント州での反乱をあっさりと終結させ、さらには反乱軍の急先鋒だったグラディスすらも心酔させるに至ったリュートの才覚を確信し元帥へと推挙。最終的には次期国王へと指名することを考えていたが、その矢先にベルンシュタインによって暗殺され、志半ばでその命を散らす。
ボボン
声:桜井雅斗
ハーゲル1世の息子の王子で、騎士学校でリュートと同期だった。母親はリンゴバルト王国の王族で、ルセリアとは異母姉弟。甘えん坊でわがままで、リュートに次いで下から2番目の成績で卒業した。王としての素質は皆無であり、周囲からも王位を継いだら三日で国が滅びると陰口を叩かれる一方、王位への執着心は強い。
アーボインの口車に乗せられて叛乱を起こし王位を乗っ取ろうと画策したが、アーボインの死により後ろ盾を失い、リュートに陰謀をすっぱ抜かれたことで失脚。国外追放される。
最期はルートによって異なるが、いずれもリュートたちと敵対し死亡する末路を辿る。
外伝へと続く正史扱いのハーレムルートでは、ベルンシュタインによって密かに国内へと呼び戻されており、神輿として担ぎ出されて王位を簒奪するもベルンシュタインの悪行が暴露されたことで再度失脚。ベルンシュタインによって逃走までの時間を稼ぐ身代わりにされフェルゼンに斬殺された。
ルビーン・フォン・ベルンシュタイン
声:胸肩腎
エーデルラント王国の宰相で、空位の元帥職も兼任する。計算高く裏表のある性格。強い支配欲に取りつかれており、王は自分の傀儡であるべきだと考えている。自らの地位を脅かすものには過剰なまでの敵意を向けており、ハーゲル1世に気に入られていくリュートを危険視している。
エメラリアと通じて様々な策謀を巡らしリュートの失態を目論むがことごとく失敗する。遂にはハーゲル一世を暗殺しその罪をリュートに着せるが、エメラリアが改心し自白した事で今までの悪事を全てバラされ、最後はフェルゼンによって斬られた。
フェルゼン卿
声:越雪光
エーデルラント王国の将軍。ザント、シュラムと肩を並べる三将軍の一角。
騎士学校を首席で卒業している。優れた指揮官であると同時に剣の名手でもあり格闘術にも優れ、ワッケンハイムに次ぐ実力を持つと言われているが、不器用な性格ゆえに歯に衣着せぬ言動を繰り返したことで能力に反して長年地方の軍の司令官という低い地位に甘んじていた。反面国王に対する忠誠心は強く、また才能を認めたものに対しては敬意を払う義理堅い性格でもある。
当初は落ちこぼれのリュートに冷たく当たり、リュートが司令官としてインラント州に赴任した際ベルンシュタインの指示でリュートのもとに派遣された際もリュートにはグラディスを倒せないと完全に見限り、更には同時に派遣された他の三将軍と共謀してリュートに刺客を送りインラント州から追放しようと画策した。
一方でリュートが刺客を送り込んだフェルゼンの意図を見抜いていたこと、それでも置かれている状況を鑑みた上で敢えて処罰せず手元に置く選択をしたことを見てリュートの才覚に気づき、次第に態度を軟化させてゆく。
最終的にリュートが予想を覆してグラディスに打ち勝ってみせたことで態度を改め、以降は誠意を持って接するようになる。
外伝2では娘がモテールと結婚しており、孫も生まれている。
ザント卿
声:蘭丸
ビュステンハルターの長官。騎士学校の出身。頭はいいがひねくれた性格。フェルゼンと同じくリュートを快く思っていなかったが、グラディスをチェスで打ち破った事をきっかけに態度を軟化させた。
リュートが元帥として王都に栄転した後はインラント州に留まり、同様に留まったグラディス、シュラムと共にリンゴバルト王国の侵攻を防ぐ任に就く。
終盤リュートの命に危機が迫った時、グラディス、シュラムらと協力して王都に援軍を差し向けた。
シュラム卿
声:どぶ六郎
初代騎士学校卒業者。かなりの頑固者。近衛軍の副官を務める。ザント、フェルゼン同様リュートのことは落ちこぼれの成り上がり者と軽蔑していたが、リュートがグラディスをチェスで打倒したことでその才覚を認め態度を軟化させる。
外伝2では元リンゴバルド王国へとアルジャンと共に詰めている。
アリステラ
声:榛名れん
モテールのとりまき。王都で有名な巨乳の踊り子。
ドロワット
声:柚木サチ
モテールのとりまき。王都で有名な巨乳の踊り子。
アーボイン
声:どぶ六郎
ボーアンの長官で、周辺の7つの城をまとめるボーアン地方の総督。騎士学校を最下位で卒業して以来、左遷同然にボーアンの長官に就いている。ボーアンの田舎生活から何とか脱出したいと考え、部下のマドワーズと共に策謀を巡らせてリュートを利用し、さらに王子のボボンを利用して叛乱を起こすことで騎士官僚制を崩壊させ王都に戻り実験を握ろうと画策する。
重度のロリータ・コンプレックスであり、財産目当てで結婚した妻のロクサーヌを全く愛しておらず、外に「ブリュンヒルデ」という名の妾を囲っているが、ロクサーヌが頑として離婚を認めないために陰謀によってロクサーヌをリュートと関係を持つように誘導した上で姦通の罪でまとめて処刑しようと企む。
最期はロクサーヌとリュートが関係を持った現場を抑えるべく意気揚々と現場に乗り込むが、そのままその場で持病の悪化により倒れる。その後の去就については詳しく描写されていないが、アイシスの台詞によるとそのまま死亡した様である。
マドワーズ
声:小次狼
ボーアン城の家令。貧相で品の無い男。
アーボインに従って陰謀を手助けするが、アーボインが植物状態に陥ると自身の保身のために陰謀の証拠を処分しようと企図。その現場をリュートに押さえられ脅迫されるとあっさりとアーボインを見捨ててリュートにすり寄るなど品性下劣な卑劣漢。
最期はリュートによって陰謀が暴かれたことで捕らえられ処刑された。
ワン・コアン
声:片岡一郎
反乱軍鎮圧部隊の副官。ビュステンハルター城で家令も務める。東洋系。周囲によく「ワンコイン」と呼ばれて憤慨している。
実はベルンシュタインの指示でインラント州に赴任した将軍のヴンターバルト城攻めが失敗するように工作を繰り返していた張本人であり、リュートが赴任してきた際もグラディスとのチェス対決でリュートが負けるよう食物に下剤を仕込むなどの卑劣な策を弄してリュートを排除しようとした。
最期は三将軍の同席する場でアップルパイに下剤を仕込んだことを暴かれ機密を守るために自害した。

サブキャラクター(外伝から登場)[編集]

キュヴィエ侯爵
声:片岡一郎
フロンス王国の侍従長。聖十字教会本部と太い人脈を持っており、魔術師の資格も持っている。戦争では拡張主義を唱えている。ベルンシュタインとは旧知の仲であり、彼とは逆にリュートを認めながらも警戒している。
自分の手は汚さず工作を用いて内部から分断を図ろうとし、計画が失敗した場合でも取り乱さずにすぐ次の計画に着手する、さらには失敗することすら織り込み済みで十重二十重の計画を立てるなどベルンシュタイン以上に狡猾で頭の回る男。
マティエール・ド・ロッシュ伯爵
声:星一人
フロンス王国の宰相。騎士官僚制の導入を考えている改革派。
当初はリュートのとぼけたような言動に呆れ快く思っていなかったがフロンスとの関係改善後にその人柄を認め、態度を改めた。
ヴィタル
フロンス王国の近衛兵。
バザルト1世
声:滝沢アツヤ
リンゴバルト王国の国王。ボボンの死とエーデルラント国王が不在であること、自身の血統の正当性を理由にエーデルラント王国へ戦争を仕掛けるも、二週間でグラディスに敗北して捕虜となってしまった。以来、エーデルラントに恨みを抱き、リュートに対する私怨を晴らそうとするなど王としての器は小さい人物。些細なことで激昂しネリスに暴力を振るうなど周囲からの人望は無いに等しい。
アルジャンを利用してリュート暗殺を図ったことが露呈したため、先の敗戦の際に結ばされた条約によって国土を併合された挙げ句自身も王位を追われる。
アルジャン・ド・ボン
声:ますおかゆうじ
リンゴバルトの王族。国王の甥にあたり、母は処刑されたボボン王子の母の妹。つまり前作に登場したボボン王子は従兄弟に当たる。王国随一の美男子で、可能性は低いながらも王に即位するための手柄としてエーデルラントへの敵意を燃やす。
おじのバザルト1世に唆され、ヘンデ1世ことリュートを暗殺すべく、表向きは騎士官僚制を学ぶ為の留学と言う名目で部下のネリスと共にエーテルラント王都に赴く。ボボンやバザルト1世など王位のみに執着し、器の小さい暗愚な人物が目立つ一族にあって当初は自分が王座に就くことに執着し周囲を顧みない姿を見せたが、騎士官僚制のもとリュートを慕って一致団結する人々を見るうちにその合理性に感化されてゆき、またリュートの国王としての器の大きさを目の当たりにして己の器の小ささを自覚したことで根底にあった生来の人の良さと真面目さが顔を見せるようになる。
滞在中ネリスと共に様々な策謀でリュートを亡き者にしようとするが、全て失敗し、さらに企みがバレたことでネリス共々投獄されてしまう。リュートとの格の違いと未来が閉ざされた事で失意にくれるが、その際に身を挺して部下ネリスの助命を嘆願する部下思いの一面も見せ、リュートの計らいによって釈放され改心した。
その後、母国リンゴバルドに戻り、総督を務めるシュラムの補佐官を務め、リュートに絶対の忠誠をもって仕える事を喜びとしている。
枢機卿
バカチン教国の聖十字教会本部の重要な構成員たち。全員同様の見た目の色違いとなっている。
魔族であるシャムシェルが王妃となり権力を握ったことに反感を抱くタカ派と穏健派との間で内紛が起こっている。
アガタ枢機卿
バカチン教国の枢機卿の一人。
枢機卿議会最高議長を務めるバカチン教国の宗教指導者であるため、他の枢機卿からは「猊下」の尊称で呼ばれる。
枢機卿団の中では穏健派に位置し、リュートに対しても友好的な態度を取る。
大陸の宗教界に大きな影響力を持つ人物であるため、続編の外伝2でも登場する。
ニゴリーノフ枢機卿
枢機卿団の中でも一際強い敵意をリュートとシャムシェルに向けるタカ派の筆頭。
キュヴィエと手を組んでリュートとシャムシェルを貶め聖十字教団の正当性を主張しようとするが、その策をキュヴィエのリュート暗殺計画に利用されてしまう。
最期はパンドラの匣を開いたときに現れた死神によって魂を連れ去られた。
ファンゴ枢機卿/カノッサ枢機卿
シャムシェルが王妃にふさわしい人格者かを視察するべくインラント州に送り込まれた2人の枢機卿。
ファンゴ枢機卿は穏健派で、カノッサ枢機卿はタカ派に属する。
実際には視察はキュヴィエに唆されたニゴリーノフ枢機卿によって計画されたものであり、真の目的はカノッサ枢機卿に渡した呪物を利用してシャムシェルの偽物を作り出して名誉を傷つけ、あわよくば持たせたパンドラの匣の死神にシャムシェルとリュートを亡き者にすることだった。
しかしシャムシェルの活躍によって計画は失敗。更に呪物によって作り出された魔物もパンドラの匣から出てきた死神によって残らず駆逐されてしまい、そのことを盾にリュートに脅されたことでカノッサ枢機卿はリュートを表立って批判することができなくなり、却ってリュートの名声を高める結果になった。
死神
聖十字教会本部にある「パンドラの匣」を開けると出てくる死神。邪悪な者の魂を連れ去るのが仕事だと言われているが、実際には神聖魔族の王であるリュートの敵対者を排除する役割を担っているらしいことが示唆されている。
作中では2度匣が開かれており、一度目に開かれた時はカノッサ枢機卿が持ち込んだ呪物に封じられていた魔物を引きずり込んで殺し、二度目に開かれた時はキュヴィエと共謀してリュートを亡き者にしようとしたニゴリーノフ枢機卿を匣の中へと引きずり込んで殺した。

サブキャラクター(外伝2から登場)[編集]

ラングストン卿
声:佐藤タカオ
ヒルズランド王国の宰相である若い伊達男。軍備拡張を王に進言し、秘密裏に軍艦を揃えている。これらの行動は国の転覆を考えているわけでなく、フロンスやイベリアからの圧迫に備えてのもの。国王と国に対する忠誠心の高い熱血漢である。
ふてぶてしい態度を取るマスクを見下していたが、マスクが海賊に偽装したフロンス兵を拿捕する功績を挙げたことと自身の軍艦極秘建造計画を掴んでいたこと、またルグランを騎馬戦で打倒したことで図らずも事態が好転したことからマスクの才気に気づき王都へと連れてゆく。
マスクの進言に従わなかったことでルグランの仕掛けた罠に嵌り、更には国王の崩御まで重なったことで自分を見失いかけるも、マスクの強気な舵取りでフロンス王国との関係改善に向かいはじめたことでマスクへの見方を改めるようになり、フロンス海軍を海戦で打倒して以降はマスクの信奉者の一人となる。
ワン・パタン
声:片岡一郎
モルグレー州・ドブランド州の長官。名前を「ワン・パターン」と呼ぶと「伸ばすな!」と怒る。ラングストンと共謀し、裏で軍艦を用意している。
軍船の建造費を捻出するためにワインの密輸を繰り返していたがそれをマスクに目撃されたため囚人を魔物討伐の任に送り出すという名目で収監された人魚族ともども魔物に殺させようとするが失敗。
さらに2度めに送り込んだミノタウルスがワン・パタンの行動を暴露したことでマスクに弱みを握られてしまう。
最終的に軍船の極秘建造とワインの密輸を見逃す代わりにマスクの部下になることを承諾した。
以降はフロンスとの開戦に備えて軍備の増強を急ぐなどマスクの腹心として活動を支える。
『外伝』の時点で名前だけ出ており、ワン・コアンの親戚という設定。
ガウェイン2世
声:松岡武丸
ヒルズランド国王。ロザリンの父。病弱で戦争を好まない。争いを避けたがるあまり、自国にとって不利な条件を飲もうとするきらいがあり、たびたびラングストンやロザリンと対立している。
保身に走ってルグランの策にはまりフロンスと対峙せざるを得なくなり、その心労からもともと良くなかった病状が致命的に悪化。そのまま崩御した。
皮肉にもこの出来事がロザリンに一国の女王としての自覚を促し、独り立ちしてゆくきっかけを与えることとなる。
サコー将軍
声:真木将人
フロンス王国の将軍。禿げ頭のためシャムシェルには「タコ」と呼ばれ怒っている。
エーデルランドに対して良い感情を持っていないタカ派の軍人であり、度々エーデルランドの将軍と衝突している他同様にエーデルランドに敵意を抱いているルグランを影で支援していた。
軍人としては経験豊富で有能だがやや慢心しがちな面もあり、ヒルズランドとの戦いに軍艦数十隻とクラーケン二頭を引き連れ参戦するも、マスクの的確な采配によって大損害を被り、おまけに頼みの綱のクラーケンすらマスクに掌握され自身も座乗艦ごと生け捕りにされる大失態を演じる。
魂呼びの壺の存在を黙っていたことやルグランに与していた事の責を問われ処刑されそうになるもリュートの取りなしで助命され、以後共同統治者としてフロンス国王に就いたリュートに忠誠を誓う。
ルグラン・ド・シャンティーニュ
声:門倉宗一
アフロディアの甥でフロンス王国の王子。美形の優男だがその本性は女たらしで非常に傲慢。
ヒルズランドからの停戦要請の親書に込められた意図を見抜けず的はずれな発言をするなど王や外交官としては全くの無能だが、自身がフロンス国王となって権力を握ることに強い執着を見せる。
ロザリンやエストリアに求婚して取り入り、あわよくばヒルズランド・ノルドランドの国王の座に収まろうと底の浅い行き当たりばったりな小細工を弄するも尽くリュートに先手を打たれて阻止され、更には自分自身の仕掛けた策で己の首を締める結果になり次第にリュートに対し逆恨みに近い憎悪を向けるようになる。
最後はイベリア大使によってもたらされた魂呼びの壺でアフロディアとリュートを亡き者にし王位を簒奪しようとしたが、リュートに通用しなかったことで失敗。捕らえられ処刑された。
ザイツェン
声:広野大地
ノルドラント王国の宰相。病気の国王ゼンデン1世に代わって政務を行う。親エーデルラント派で、これまでリュートの元を何度も訪れている。
物腰穏やかだが聡明な切れ者で、病床のゼンデン一世や王女の重責に苛まれるエストリアを支えながらオスタシアやイベリアからの圧迫を撥ね退け、更にはリュートの才覚にも早くから目をつけ、後にノルドランド女王として即位するであろうエストリアの後ろ盾になってもらえるようエーデルランドとの外交を辛抱強く続けてきた苦労人。
エーデルランドからの支援でオスタシアの侵略を退けることに成功するも、エーデルランドとの友好をエストリアに進言した直後イストリアスが放った刺客によって命を落とした。
エンペラドール2世
声:西松和彦
イベリア国王。49歳。新大陸から得た金銀と軍事力により、ユーロディアの覇権を狙っている。野心家だが魔族部隊を組織し、ユーロディア大陸からスルタン帝国を排除し、一代でイベリア統一を成し遂げた傑物。
非常に頭の切れる老獪な男で、圧倒的不利な状況に追い込まれてもイストリアスの諌言で即座に頭を冷やす冷静さ、魔族も差別せずに平等に扱い人魔問わず部下からも厚い信頼を寄せられているなど清濁併せ呑む度量を兼ね備えたリュートとはまた違った名君。
イストリアスと組んで陰謀を巡らせ、リュートを失脚に追い込みユーロディア大陸の覇権を握ろうとするも尽く作戦が裏目に出て、挙げ句エーデルランド・フロンス・リンゴバルド・ヒルズランド・ノルドランドの5国家連合王国を相手にイベリア一国で全面戦争を挑む羽目になる。
イストリアスの魔術とゾンビ兵の存在で一時優位に立つも神聖魔手の力を自覚したリュートの手で尽く戦線を打ち破られ次第に追い詰められてゆく。
最後は持ち出したメデューサの首を使ってリュートを亡き者にしようとするが失敗。自身もメデューサの首を見てしまい石になって死亡した。
イストリアス
声:仙台誠
イベリア王国の宰相である偉丈夫の男。ユーロディア一の魔術師の異名を持つほど魔術の才能を持ち、巨大な竜巻を起こして敵陣を壊滅に追いやる大規模な魔術や敵を洗脳して操る高度な魔法などその腕前は前作のキュヴィエを遥かに凌ぐほど。宰相としても頭が切れ、魔術師としての能力を利用し様々な裏工作を行う。その慧眼からリュートが神聖魔族の王であることも見抜いた。
剣の腕も立ち、グラディスには負けこそしたもののフェルゼンとは互角以上に切り結ぶほど。
新大陸経由で手に入れたゾンビの軍団を操りフロンスへと侵攻。焦土作戦で近郊の村を壊滅させながら王都へと迫るが、神聖魔手の力を発揮したリュートによってゾンビを灰に還され、さらには送り込んだゴーレムを一つ残らず掌握されてしまい敗走。
最終手段としてバカチン教国から持ち出したメデューサの首を使いリュートとグラディス、シャムシェルを一時は石へと変えるが、それすらも無力化したリュートによって助けられたグラディスに斬られ絶命した。
イケテル・ド・プラティーヌ
声:江戸川大
モテールの父の大商人。息子と同じくイケメンの優男。ブラジャーの開発者でユーロディア中を渡り歩いて商売し、王族たちの情報の橋渡し役も務める。
名前自体は『1』『外伝』でも出てきたが、立ち絵が付いたのは『外伝2』からである。
ミノタウロス
声:小次狼
人の欲望を喰らいい死に至らしめる魔物。極めて屈強な戦闘力を兼ね備えており、グラディスとも討ちあえるほど。また神聖魔族が世界を統治していた頃から行きている古い時代の魔族であるらしく、作中に登場する様々な呪物に関する知識を有し、またリュートが神聖魔族であることも理解していた。
作中では2人登場しており、ボインバラ城に居座っていた最初の個体は、討伐に送り込まれたリュートの欲望を喰らおうとするもマスクの底なしの欲望を食いきれず爆死。
2人目の個体はワン・パタンの策謀でマスクの元に刺客として送り込まれるが最初の個体と同様の経緯で死ぬ寸前まで痛めつけられ、助命される代わりにワン・パタンの指示で送り込まれたことを白状した。
以後はマスクを主人として認めて付き従い、身辺警護役として活動している。

人魚族[編集]

ゾロ監獄に収監されたマスクと同じ部屋になった人魚族の男たち。
赤髪の男ルドンを筆頭にヒルズランド近海を縄張りとしていた海賊たちであり本来は処刑を免れられない身だったが、ヒルズランド王女ロザリンが人魚族であるために迂闊に処刑すれば人魚族、ひいてはロザリンに対する差別的行為と取られかねないため処刑されずに収監されていた。
優れた航海技術と水泳の能力を持った海戦のエキスパートであるため海賊船に偽装したフロンス船を拿捕する任務を与えられたマスクによって監獄から連れ出され、作戦成功の立役者となる。
マスクがロザリンと結婚してヒルズランド国王に就いた後は再編されたヒルズランド海軍の兵士として正式に編入されており、フロンス海軍との海戦などで活躍した。

登場人物(2・2if)[編集]

(『2』出典:[21][38][39] / 『2if』出典:[30][31][40]

主人公[編集]

ルイン・ディミディウム
主人公。ヒルズランド王国の王立修道院へ地方特別枠で推薦入学するも、女性の胸への偏愛と落ちこぼれぶりゆえに周囲から蔑まれ、辺境の地・ボインバラへ事実上左遷させられてしまう。のんびり楽観的な性格をしている。くしゃみをすると強い突風を起こして周囲の物を吹き飛ばしてしまう性質を持つ。なお「ルイン」の名はヒルズランドの言葉で「破滅」、「ディミディウム」はラテン語で「半分」を意味する。
ボインバラで守備隊長となったが、戦闘経験が無くひ弱なため部下の魔族たちに言うことを聞いてもらえず、城主のカンピンには盗賊のドラムス一味を捕らえなければクビだと告げられ、頭を悩ませることとなる。
小説版でも全科目最下位の落ちこぼれであったが、卒業試験で解答項目のズレが無ければ3位になれる程の成績を出している。
『2if』では全科目最下位の落ちこぼれではなく、書・詩作・魔術では最下位だが弁論だけはトップで、ゼミナリオの全科目首席を阻止した設定となっている。

ヒロイン[編集]

ゼビア
声:有賀桃
B96(G)/W60/H95
ボインバラを襲う盗賊・ドラムス一味の用心棒をしているダークエルフの女剣士。彼女が用心棒を務める間は、盗賊たちは女子供を襲わない約束になっている。当初は一匹狼の戦士然とした態度だったが、ルインに付き従うようになってからは本来の性格である照れ屋かつ夢想家の面を出すようになった。
シャハル
声:和葉
B104(I)/W55/H92
辺境を支配する大貴族のサキュバスで、サキュバラ城の城主。ガラハット2世が子どもの頃からの知り合いで、戦争で何度も窮地を救った功績から広い領地や人事権を与えられている。サキュバスらしく妖艶な魅力を持ち、人をからかう話し方が多い。ハイネスやゼミナリオに対抗しうる推薦候を探している。
エリュシア
声:沢代りず
B93(F)/W55/H88
シャハルに仕えるエルフの剣士。エルフ国王家の生まれで気位が高く潔癖。騎士として高い能力を持ち、凜々しく戦う姿は周囲を魅了する。
ナディーヌ
声:御苑生メイ
B111(L)/W63/H95
ヒルズランド王国の王妃。高貴な気品と優しい雰囲気の女性。前の王妃が物語の数年前に亡くなり、1年前に王と再婚した。政治権力は無いが、それとなく国王にお願いするなど影響力を持っている。ガラハットを愛しているがドワーフの呪いによって王が女性に触れることすらできなくなってしまったことで表には出さずとも欲求不満になってしまっている。
小説版と『2if』では王妃ではなく王の妹となっており、次期国王の妻となることがほぼ約束されている。
ローレリア
声:花南
B99(H)/W56/H89
ルインがモルグレーで出会った人魚。人魚族の長・ルサルカの娘。純真無垢で人を疑わない。通常は年頃になると人魚族は脚が生えるが、彼女はまだ生えていない。足が生えた後はナディーヌの侍女として仕える。ロザリンの先祖である。
ソブリナ
声:ももぞの薫
B101(J)/W63/H101
『2if』の追加ヒロイン。ドブランド州の州都・バスティントンの城で、長官のヌロンスキーに仕える女家令。仕事に適当な長官を補って働く優秀な家令だが、規則にうるさく融通が利かない。実は未亡人であり、夫を早くに亡くして子供も死産しているという悲しい過去を持つ。
メッセリア
声:蕪木徹子
B100(K)/W57/H91
『2if』の追加ヒロイン。王都で大人気の踊り子で、莫大な料金が必要なため彼女の踊りは一流の階級の人間しか観ることはできない。明るい性格で気まぐれだが、教養があり人を見る目がある。

サブキャラクター[編集]

ガラハット2世
声:山本兼平(2) / 胸肩腎(2if)
ヒルズランド王国の国王で、首都グランベリーにある王城に住む。王らしく威厳ある性格だが、一旦怒ると周りが見えなくなってしまうほどの激情家でもある。その性格が災いしある事件において無実のドワーフを処刑してしまった過去があり、その際にドワーフにかけられた呪いにより余命は1年ほどしかなく、次の国王候補を選ぼうとしている。
ゼミナリオ
声:竹田彬夫
ルインと修道院の同期。首席で卒業し、将来の国王候補と目されている。卒業後は次期国王候補として推薦候に選ばれ、エルフェンバインの補佐として王宮に仕える。経歴通りの教養深さを持つがプライドが高くルインのことを軽蔑している。またやや小心であり、想定外のことが起きると取り乱してしまう。
ハイネス
声:友野康晴(2) / 島眞閑(2if)
ルインと修道院の同期の青年。ヒルズランド王国の王位継承の第一候補。外見は爽やか王子だが、王位に対して異常なほど執着する野心家であり、自身が王位を継承するために様々な裏工作を行う。しかしそれらの性格は周囲にはほぼ見抜かれており、父親であるガラハットも期待していない。
『2if』では基本的に野心家であることは変わらないが、ルートによってはルインの力を認め自ら身を引くなどやや丸くなっている。
アルヒーフ
声:越雪光
聖十字教会大司教で、王立修道院で学生たちの指導もしている。次の王としてハイネスを推し、人間が魔族を支配することを狙っている。
『2if』ではルインの存在を危険視してボインバラに左遷させた。ハイネスが国王に就任した時の下地作りとして、各所の聖十字教会に自身の立場を利用した無茶な注文をしている。
エルフェンバイン
声:小次狼
ヒルズランド王国の宰相。かつてガラハットと国王の座を争ったが敗れ、宰相となった。ハイネスの野心家としての危険性を理解しており、対抗馬としてゼミナリオを次の国王に推している。あくまでも目的はハイネスを国王にさせないことであるため、ルインが台頭してきてもアルヒーフのような妨害工作は行わない。
『2』でルインをボインバラに左遷させたのは彼である。
ス・カンピン
声:でーさん(2) / 後野祭(2if)
ボインバラ城の城主。品の無い男で息子や盗賊であるドラムスと共謀し、町の金貸しを襲わせその金品を秘密裏に受け取っている。やってきたルインを守備隊長に任命するが、自身の思惑がバレることを警戒しルインを様々な手で遠ざけようとする。周囲によく「スカンピン」(素寒貧)と呼ばれ、「スのあとは区切れ!」と怒っている。
ス・ポンポン
声:永倉仁八
ス・カンピンのどら息子の家令で、ルインに対しては偉ぶっている。周囲からよく「スッポンポン」と呼ばれ、「スのあとは区切れ!」と怒っている。
ドラムス
声:小次狼
ボインバラを襲うオークの盗賊集団の頭。オークとしては頭が良く文字の読み書きができる。一味は10人ほどで、守備隊の裏をかくなどなかなか捕まらずにいる。実はス親子と共謀しており、奪った金や財宝を対価に襲う家の構造や守備隊の情報を流してもらっている。
アーウィン
声:片岡一郎
モルグレー城の家令。州長官としてやって来たルインを迎えるが、その軽薄かつ呑気な態度から快く思っていない。しかし後に様々な問題を解決していくルインの姿にそれまでの態度を改めた。
バガムス
声:どぶ六郎
ドラムスの双子の弟。モルグレーを襲う盗賊。欲望の為に人を襲うドラムスと異なり、高利貸しによって追い詰められた魔族の為に戦う義賊のような精神を持つ。
デブリン
声:江戸川大(2) / 西松和彦(2if)
モルグレーの高利貸し。魔族に対して悪質な金利契約を行なっており、また金貸しに有利な州令を押し通そうとするなど長官に対しても無礼な態度が目立つ。
ルサルカ
声:梶川翔平(2) / 本間かいな(2if)
人魚族の長でローレリアの父。モルグレーの港拡張工事に関して人間たちと対立している。
イシュヴァン1世
声:星一人
エルフ国王。100歳を越える長老。表向きは平和主義だが謀略家であり、ヒルズランドに対して国として優位に立とうと様々な策を労する。
グウェンドリン公
声:大空蒼天(2) / 広野大地(2if)
イシュヴァン1世の弟。使者としてヒルズランドを訪れており、その卓越した外交手腕と弁舌はルインに「外交に徹すれば最強」と評されており。同時にエルフ国の王位を狙う野心家でもあり、「王位を得れば、粛清を繰り返す暴君となり、国が乱れるであろう」と強すぎる野心を警戒されている。
ラルカン
声:ますおかゆうじ
エルフ国の兵士。イシュヴァン1世に忠実に仕える。またエリュシアの幼少からの教育係でもあり、剣術を彼女に教えたのも彼である。
ルフェイ王子
声:門倉宗一
エルフ国の幼い第四王子で、純粋な性格をしている。王位の跡目争いで兄たちがお互いに謀殺し合い、唯一の王子となる。
アスクル
声:藤田恵一
小説版・『2if』の追加キャラクター。ナインバラの城主。城が管理する人魚族の倉庫の金品が強奪される事件が起き、人魚族に弁償を迫られるも、言い逃ればかりで事件を解決しようとしない。
ヌロンスキー
声:咲久間匠
小説版・『2if』の追加キャラクター(小説版では「ドブランド州長官」とだけ表記)。ドブランド州長官で、ルインを王立修道院に推薦した人物でもある。間延びした言動ととぼけたような態度をしているが底の見えない人物。
ツェールギン
声:夏村伊介
小説版・『2if』の追加キャラクター。青白い肌と鋭い目をしたエルフ。エルフ国の大使で、グウェンドリン公の右腕としてヒルズランドに送り込まれている切れ者。
ディエリ
声:柳井猿彦
『2if』の追加キャラクター。聖十字教会の司祭で、王立修道院で学生たちを指導している。落第生の意見は聞き耳を持たないほど頭が固い一方、アルヒーフの命令でルインがボインバラに左遷された時は同情するなど、完全な非情というわけではない。
ザガト
声:仙台誠
ボインバラ城守備隊の狼族のリーダー格。『2』では「魔族兵A」の表記だが、小説版で名前が付けられて『2if』にも導入された。ルインを慕っているほか、無類の大砲好きでもある。
ファン・ボルク
声:松風憲
『2if』の追加キャラクター。バスティントンの司教。敬虔な人物であり、反発やトラブルが続出しているにも関わらず、アルヒーフの指示を守って魔族達に熱心に布教活動をしている。その後、ルインの人柄を認めた後は考えを改めた。
エルバ
声:後野祭
小説版・『2if』の追加キャラクター。モルグレーの司教。デブリンと共謀し、聖十字協会を含めた人間上位の環境を作ろうとしている。

登場人物(魔女)[編集]

(出典:[8][41][42]

主人公(魔女)[編集]

辺出 トモル(へんで トモル)
主人公。聖堂学園1年A組。かつての家族の因縁から、学校へ行かずに天摩家の奉公人として働き始めた。フットマンたちに下っ端としてこき使われているが、今の生活には満足している。物事に動じず、追い込まれた状況でも軽口を叩く余裕がある。
ある夜、悪魔姿の聖詩流に契約を迫られ、無理やりOKさせられる。3日経ったら死ぬはずが生き残り、その後聖詩流と共に聖堂学園へ通うことになる。

ヒロイン(魔女)[編集]

天摩 聖詩流(てんま せしる)
声:青井美海
T168 B92(F)/W60/H88
天摩家の次女。学園1年A組。天摩本家の人間は16年前に事故で死亡しており、彼女は当主・厳一郎の孫娘。母親が離婚して出戻ったため、天摩家に入った。プライドが高くはっきりした物言いをする。実は魔族で、由緒正しいサキュバスの生まれ変わり。期限までに人間の魂を奪わないと人間の姿を保てなくなるため、トモルと契約した。
天摩 優里亜(てんま ゆりあ)
声:長原杏子
T175 B105(K)/W63/H92
天摩家の長女。学園3年。男気あふれる性格で、学ランを着て学園へ通う。周囲からは「男女」(おとこおんな)と言われているが、妹の聖詩流には慕われている。彼女が家督を継ぐと言われていたが、物語開始直後に行方不明になってしまう。
妹同様、優里亜もまた魔族で、女性魔族としては最高位のワルキューレである。
朝霧 豊絵(あさぎり とよえ)
声:花南
T166 B99(H)/W64/H90
聖堂学園の教師、および付属する教会のシスター。トモルや聖詩流が在籍する1年A組の担任を務める。敬虔に神に仕え、エッチなことには免疫が無く過去に胸目当ての痴漢に幾度も遭ったことから男性に対しても拒絶反応を示す。
久我野 静女(くがの しずめ)
声:伊藤瞳子
T164 B102(I)/W60/H89
天摩家に仕える執事だが、厳一郎の趣味で常にメイド姿でいる。使用人のトップとして、天摩家の全てを取り仕切る。部下のフットマンたちに「年増の静女様」と呼ばれてよく怒っている。

サブキャラクター(魔女)[編集]

九条院 ロミオ(くじょういん ロミオ)
声:越田直樹
学園1年A組。イケメンなナルシスト。聖詩流を狙っており、彼女と同居しているトモルをやっかみ罵倒している。
朝霧 祐一(あさぎり ゆういち)
声:竹田彬夫
学園1年A組。ロミオに付き従う親衛隊の一人。豊絵の弟。満点しか取ったことがない秀才で、トモルを蔑んでいる。
天使委員会の一員で、魔族に対しては誰よりも敵意を露わにしており、神聖魔族の疑いがあったトモルを聖詩流ごと暗殺しようとするなど非常に過激的な思考をしている。
小判 鮫男(こばん ざめお)
学園1年A組。ロミオに付き従う親衛隊の一人。ガンマニアで、トモルに「鉛弾をぶち込むぞ」とよく凄む。
天摩 厳一郎(てんま げんいちろう)
声:山本兼平
天摩家の当主で、聖堂学園の理事長も務める。威圧感があり強情で気難しい人物。16年前に事故で息子夫婦を亡くしている。弟・揉二郎とは仲が悪く、遺産は孫娘の優里亜と聖詩流に譲ることにしている。トモルのことをなぜか嫌っている。
天摩 揉二郎(てんま じゅうじろう)
声:越雪光
厳一郎の歳の離れた弟。卑しい性格で、子飼いの紅服(あかふく)たちの他には全く敬われていない。天摩家に同居しており、厳一郎の遺産を狙う。

登場人物(3・if)[編集]

ユリナス
本作の主人公。冥界に住まうパイズリの神であり、卑猥な性質故人々からの信仰が薄く、神々の間での位は低く、冥界にある宮殿の出入りも許されていなかった。
神々は自ら名前を名乗ってはいけないというルールがあるため、一人で下界に飛ばされた時、名前を名乗ることができず、発見者である乳族たちからは悪魔とみなされたままである。
『3if』ではメデューサの親友であり、彼女の聖域に足を踏み入れてしまったパイアをメデューサの呪いから救ったことにより、自らの神殿を得た。
パイア
声:綾音まこ
乳族の娘。妊娠しなくても乳が出るという種族の特性から、度々誘拐されては娼婦にされた。
明るくけなげであり、照れ屋でもある。
『3if』では、奴隷としてカネコネに雇われたその日のうちにメデューサの聖域に入って呪いを受けてしまう。ユリナスの計らいによって呪いが解け、さらには奴隷の身分から解放された後は、ユリナスの神殿の巫女を務めている。
アジュラ
声:琴吹司
属州ゲルニアにある都市ドロニウムの花形剣闘士である角族の女性。花形剣闘士の誇りを持っており、ユリナスに対しては上から目線で接する。男勝りで乱暴な態度が目立つが、料理を得意とする一面を持つ。蛮族出身の為ロマニアの市民権は持っていない。
『3if』では、ミノタウロス族ら魔族が信仰する戦いの女神として登場する。ミノタウロス族の加勢のために地上へ上がるも、ユリナスがミノタウロス族を破ったことから引き上げる。その後、ユリナスに恋心を抱き、冥界まで押しかける。
ゾーエ
声:三角蛍
ロマニア人の占い師兼神官。職業柄ロマニアの神々のことについても詳しい。知性に満ちた人物だが、そそっかしい一面もある。
『3if』では、メデューサの呪いの解決のため逗留先のルグディウムからドロニウムまで呼び寄せられた。また、『3if』では自らの陥没乳首が性感帯であることが明かされた。
コンスタンツィア
声:三十三七
ある貴族の後家である美女。
気高さはあまりなく下々の者に対しても優しく接するが、いざ論戦となると毅然とした態度を見せる。
また性技においても秀でており、パイズリを得意とする。
ファルネリア
声:渦井ゆきの
皇帝・セレブリスの養女である天使族の女性。
気高い性格で、価値のない相手には絶対に会おうとしない。胸のことをからかわれると、気高い性格から一転して子供のように怒るほか、惚れた相手には母性的な態度を見せる。
『3if』では魔族が信仰する氷の女神として登場し、自身の神殿をロマニア人に壊された怒りから人間界に殴り込み、さらには天界にまで進行し、ロマニアの神々を全滅寸前までに追いやった。『3if』でも、惚れた相手に母性的な態度をとる場面がある。
デストラ
声:榛名れん
ドロニウムの一般市民である令嬢。楽しいことが好きで、剣闘試合を見に来ることもある。
『3if』ではユリナス召喚の供物として登場し、ユリナスが問題を解決した後にパイズリをする。
エスケルダ
声:杉原茉莉
ドロニウムの一般市民である令嬢で、デストラとは友人同士。デストラより大人びた雰囲気を漂わせる。
『3if』ではユリナス召喚の供物として登場し、ユリナスが問題を解決した後にパイズリをする。
カネコネ
ドロニウムの市参事会議員である金貸しで、元老院の議員になることを夢見ている。剣闘試合をよく開くこともありドロニウムでは有名人だが、ユリナスからクネクネと名前を間違えて覚えられている。
セレブリス
ロマニア帝国皇帝。
エクセリオン
声:佐藤タカ
セレブリスの実子にしてロマニア帝国執政官の一人である、金髪の美男子。セレブリスから護民官職権を与えられており、次期皇帝に目されている。ダルキア討伐に軍団司令官として赴いている。
『3if』では弟インフェリウスによる皇位簒奪を恐れており、謀反しようものなら処刑したいと考えている。
インフェリウス
声:武田彬夫
セレブリスの実子にしてロマニア帝国執政官の一人で、エクセリオンの弟である銀髪の美男子。無能な弟のレッテル貼りに苦しんでいることもあり、精神的に不安定になっているが、人間的なところもある。ゾーエのことは信頼している。
『3if』では属州ゲルニアの軍団総督として侵略者であるミノタウロス族との戦いに明け暮れている。
ゾンバル
元老院の中でも高い地位と実力を持っている議員で、雄弁を武器とする。国防の面からエクセリオンに賛同している。
ホルテンシオ
声:風見トーリ
ロマニア帝国護民官の一人。過去の歴史を分析したところ、若く未熟な人物や軍団経験のない人物が皇帝となって災いを引き起こしたことを知り、「軍団経験があり、30歳以上の者のみが皇帝になれる資格を持つ」という皇帝資格法の制定を準備している。
ダルメキス
声:排☆球
属州の都市のトップである二人委員の一人。賢さと包容力のある人物。

オリュンポス十二神[編集]

ウェヌス
声:御苑生メイ
『3if』にて登場。オリュンポス十二神の一柱である美と快楽の女神。高貴さと妖艶さを併せ持ち、性にはおおらかな性格である。
アテナ
声:ももぞの薫
『3if』にて登場。オリュンポス十二神の一柱である知恵と武芸の女神。高潔で凛とした性格。本当に尊敬に値する者に身を任せたいと考えており、物語開始時点では処女だった。
ユピテル
『3if』にて登場。神々のトップで、父と慕われる存在。妻にユノーとアルテミスがいるが、二人とも天界とは別の場所にある楽園に住んでいる。
アポロン
『3if』にて登場。オリュンポス十二神の一柱で、神と人は交わるべきではないという考えを持っている。
マルス
『3if』にて登場。
オリュンポス十二神の一柱である戦いの神であり、自らも戦いを趣味とするほど好戦的な性格をしている。
ヘルメス
『3if』より登場。オリュンポス十二神の中でも最高の速度を誇る神。楽しいことが好きで、よくいたずらをしたり、ニンフとともに冥界へ遊びに来る。
アルテミス
声:篠原ゆみ
アポロンの双子のきょうだいである女神で、狩猟と貞潔をつかさどる。
かなりの潔癖症であり、隠遁先のエリュシオンから帰った際、アテナらからパイズリを受けるユリナスに激怒し、武力行使に出る。

冥界[編集]

メデューサ
声:姫川あいり
大地の豊穣の女神。
『3if』ではユリナスの親友であり、自らの美しさを自慢したことでアテナの怒りを買い髪を蛇にされた挙句冥界へと突き落とされた後、ユリナスが励まして以来親しくなったという経緯を持つ。また、少しわがままで子供っぽく拗ねることが多いが、困ったちゃんとは異なる人物として設定されている。
『3ifFD』に収録されている「メデューサの願い」では、親友を救うべく「巨乳化の種」を飲み込む。
ペルセポネー
声:和葉
『3if』より登場。ハデスの妻である穀物の女神。心優しくてかわいらしいが、毅然とした態度をとることもある。
ハデス
声:越雪光
『3if』より登場。ユピテルの兄にして、冥界の主。愛妻家で、ペルセポネーの尻に敷かれている。
フェラリウス
声:小次狼
『3if』より登場。フェラチオの神。冥界の宮殿への出入りを許されているという立場から、格下のユリナスを見下すことが多い。
酒造りが好きで、よくニンフらを招いた合コンをする。たまに、ユリナスを人数合わせとして呼ぶも、女性からの評判の悪さを目の当たりにしてはユリナスを怒鳴りつけることが多い。

スタッフ[編集]

  • 企画・シナリオ:鏡裕之
  • キャラクターデザイン・原画
    • 『1』:Q-Gaku
    • 『魔女』:Q-Gaku(担当:聖詩流、優里亜)[23] / 只野あきら(豊絵、静女)[23]
    • 『外伝』:Q-Gaku / 深泥正 / 只野あきら
    • 『2』:Q-Gaku / 深泥正
    • 『外伝2』:Q-Gaku / 深泥正 / 只野あきら
    • 『2if』:Q-Gaku / 深泥正 / 只野あきら
    • 『3』:Q-Gaku / 深泥正 [20]
  • 背景原画
    • 『1』:只野あきら / 市緒
    • 『魔女』:さくやついたち
    • 『外伝』:只野あきら
    • 『2』『2if』:貴誌泰臣
    • 『外伝2』:フジセ
  • 音楽
    • 『1』『魔女』『外伝』『外伝2』:Corey & Carter
    • 『2』:MadPepper
    • 『2if』:Phantom Brain
  • ディレクター
    • 『外伝』『外伝2』:姫ノ宮レイ
    • 『2』:姫ノ宮レイ、風鈴海老丸
    • 『2if』:姫ノ宮レイ
  • プロデューサー:ウシ太郎

反響・批評[編集]

1[編集]

フリーライターの宮本直毅は、『1』に関して「題名の愛嬌に油断していると、そのドラマ展開の小気味良さと味わい深さにがっつりやられる」と、シナリオ面での肯定的評価を与えている[2]

ゲームライター・前田尋之の公式ウェブサイト「電脳世界のひみつ基地」に寄稿している松田は、『1』について、「大きなおっぱいが大好きな主人公が、読んでいる側も気分よくなるほど成り上がっていくサクセスストーリーです。シリーズを通して成り上がりながらハーレムを築く流れですが、飽きない楽しさがあります。」と評価している[25]

アダルトゲームを取り扱っているニュースサイト・Game-Styleで公開されたのユーザーレビューのうち、19%が「期待を遥かに上回る作品だった」、42.9%が「期待を上回る作品だった」、23.8%が「期待通りの作品で満足できた」という評価だった[43]。 ユーザーからは「皆が幸せになれるストーリーを楽しめた」「恥ずかしいタイトルとは裏腹にシナリオが良かった」といった評価がWaffleに寄せられた一方、「主人公のキャラクターを掘り下げてほしかった」「個別エンディングがないヒロインがいて残念だった」という意見も寄せられた[43]

魔女[編集]

Game-Style上のユーザーレビューのうち、4.5%が「期待を遥かに上回る作品だった」と答え、「期待を上回る作品だった」と「期待通りの作品で満足できた」と「期待通りだったが物足りなさを感じた」と答えたユーザーの割合は同率で27.3%だった[44]。 ユーザーからは「前作と同じ世界観のまま現代を舞台としているが、ファンタジー要素とうまくかみ合っていたため、違和感なく楽しめた」といった評価がWaffleに寄せられた一方、シナリオの物足りなさを指摘する声もあった[44]

2if[編集]

Game-Style上のユーザーレビューのうち、5.9%が「期待を遥かに上回る作品だった」、23.5%が「期待を上回る作品だった」、52.9%が「期待通りの作品で満足できた」という評価だった[45]。 ユーザーからは「シナリオのボリュームが大きく、リメイク元である『2』における不満点が解消されていた」といった評価がWaffleに寄せられた一方、「メーカーから配布された修正パッチを適用してもまだシナリオ上に不整合点が残る」という評価も寄せられた[46]

デジタルノベライズ版[編集]

Game-Style上のユーザーレビューのうち、18.2%が「期待を上回る作品だった」、27.3%が「期待通りの作品で満足できた」、36.4%が「期待通りだったが物足りなさを感じた」という評価だった[47]。 ユーザーからは「PC版とは異なる展開だったこともあり、PC版をプレイ済みでも楽しめた」といった評価がWaffleに寄せられた一方、ボリューム不足であるという指摘もあった[47]

3[編集]

Game-Style上のユーザーレビューのうち、30.8%が「期待を上回る作品だった」と答え、38.5%が「期待通りの作品で満足できた」と答えた一方、15.4%が「期待通りだったが物足りなさを感じた」と答え、「少し期待はずれな作品だった」と「完全に期待はずれだった」が同率で7.7%だった[48]。 ユーザーからは「世界観の刷新ときいて、期待と不安があったが、楽しく遊ぶことができた」といった評価がWaffleに寄せられた一方、「巨乳とエロを楽しめたけど、グラフィックが少し雑だったのが気になった」「ヒロインの扱いに落差がある」といった指摘も寄せられた[48]

関連商品[編集]

画集[編集]

巨乳シリーズアートワークス
2011年7月30日発売 / 発行:コアマガジン / ISBN 978-4864360937
『1』『外伝』『魔女』の3作品のイラストを収録。

コミカライズ[編集]

巨乳魔女
製作:Waffle / 絵:Q-Gaku / ラフ:いづみみなみ
コミックメガストア2011年1月号に掲載[49]

ノベライズ[編集]

巨乳ファンタジー
著:鏡裕之 / 原作:Waffle / 挿絵:Q-Gaku / 発行:PARADIGM NOVELS
巨乳魔女
著:鏡裕之 / 原作:Waffle / 挿絵:Q-Gaku、只野あきら(上巻のみ) / 発行:PARADIGM NOVELS
巨乳ファンタジー外伝
著:鏡裕之 / 原作:Waffle / 挿絵:Q-Gaku、深泥正、只野あきら(下巻のみ) / 発行:PARADIGM NOVELS
巨乳ファンタジー2
著:鏡裕之 / 原作:Waffle / 挿絵:Q-Gaku、深泥正 / 発行:PARADIGM NOVELS
  • 魔乳辺境篇(パラダイムノベルス 528) 2012年8月10日発売 / ISBN 9784894902282
  • 貴乳争乱篇(パラダイムノベルス 529) 2012年9月28日発売 / ISBN 9784894902299
『巨乳ファンタジー デジタルノベライズ版』
1・外伝・外伝2の小説版をデジタルノベル化した作品 [50]
  • 2015年6月26日発売 [50]

アダルトアニメ[編集]

巨乳ファンタジー
発売:魔人
『1』を原作としたアダルトアニメ(DVD-VIDEO)[51]
  • シャムシェル×ロクサーヌ 爆乳のススメ編
2012年5月25日発売。JAN 4562215332469
  • アイシス×グラディス 爆乳宣言!編
2012年7月27日発売。JAN 4562215332575

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 例えば、攻略対象ヒロインが2人の作品の場合、文章の量は約300KBだとされている[27]

出典[編集]

(18歳未満閲覧禁止のサイトを含む)

  1. ^ 巨乳シリーズアートワークス”. Waffle. 2013年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月1日閲覧。
  2. ^ a b 宮本 2013, p. 231.
  3. ^ a b c d PUSH!!(2009年9月号) pp.28-29.
  4. ^ 巨乳ファンタジー”. アイチェリー. 2013年12月2日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年11月17日閲覧。
  5. ^ 巨乳ファンタジー 〜あそBD〜”. あそべる!BD-GAME. 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月17日閲覧。
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参考文献[編集]

書籍[編集]

  • 宮本直毅、「おっぱいフェチ必携『巨乳ファンタジー』」 『エロゲー文化研究概論』 総合科学出版、2013年。ISBN 978-4-88181-829-9 

外部リンク[編集]