岡ノ谷一夫
岡ノ谷 一夫 | |
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生誕 | 1959年??月??日 栃木県足利市 |
国籍 | ![]() |
研究機関 |
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出身校 | メリーランド大学大学院 |
プロジェクト:人物伝 |
岡ノ谷 一夫(おかのや かずお、1959年 - )は、動物行動学者、東京大学教授。
栃木県足利市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、米国メリーランド大学大学院で博士号取得。千葉大学助教授、2004年理化学研究所脳科学総合研究センター生物言語研究チーム・チームリーダー。2008年ERATO情動情報プロジェクト総括を兼任、2010年より東京大学総合文化研究科教授。 小鳥の歌の進化と機構から、人間言語の起源についてのヒントを得る研究で知られている。また、近年では動物とヒトの比較研究から、言語と感情の起源を探っている。
著書[編集]
- 『小鳥の歌からヒトの言葉へ』岩波科学ライブラリー 2003
- 『言葉はなぜ生まれたのか』石森愛彦絵 文藝春秋 2010 ISBN 978-4-16-372640-3
- 『さえずり言語起源論 ― 新版小鳥の歌からヒトの言葉へ』岩波書店、2010 ISBN 978-4-00-029576-5
- 『「つながり」の進化生物学 はじまりは、歌だった』朝日出版社 2013 ISBN 978-4-255-00-6956
共編著[編集]
- 『ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係』吉田重人共著 岩波科学ライブラリー 2008 ISBN 978-4-00-007491-9
- 『言葉の誕生を科学する』小川洋子共著 河出ブックス、2011 のち文庫 ISBN 978-4-309-62430-3
- 『進化言語学の構築 新しい人間科学を目指して』藤田耕司共編 ひつじ書房 2012
翻訳[編集]
- B.H.コールズ『バード・クリニック・プラクティス 鳥の治療と看護 鳥類臨床の新しい指針』桜井富士朗共監訳 メディカルサイエンス社 2002
- アンドリュー・コールマン『心理学辞典』藤永保,仲真紀子監修 黒沢香,泰羅雅登,田中みどり,中釜洋子,服部環,日比野治雄,宮下一博共編 丸善 2004
外部リンク[編集]
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